Departed
2006年/アメリカ (監)マーチン・スコセッシ
(演)レオナルド・ディカプリオ マット・ディモン ジャック・ニコルソン マーク・ウォルバーグ マーチン・シーン アレク・ボールドウィン
☆☆☆★★
え〜!!何でこれがアカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞なワケ〜!?と思わずにはいられない作品でした。
基本的な設定は、「インファーナル・アフェア」と同じ。成績優秀ながら家族の大半が犯罪者だったレオ様は、アイルランド系マフィアに潜入させられる。同じく、子供の頃から頭の良かったマットは、ニコルソン・ボスに資金援助を受けて警察のエリートとなり彼の情報屋となる。
「インファーナル」の中でも、見所となった様なシーンはそのまんま使用。それはまあ良いんだけど、オリジナル作品よりも秀逸なシーンがまったくないのはさびしい。強いて言えば、オリジナルよりニコルソン・ボスの方がいかれた奴だし、凄みもあったと思いました。
とにかくレオ様の苦悩が今ひとつ観客に伝わってこないし、二人が同じセラピストの彼女を愛してしまうっていう設定もご都合主義で甘い。オリジナルを見ていなかったら、それなりの作品に思えたのかも知れないけど、何ともガッカリな作品ではありました・・・。
大体、先日のデ・パルマと同じく、スコセッシ監督の作品も初期の「ミーン・ストリート」「タクシー・ドライバー」がピークで、私は「レイジング・ブル」以降の彼の作品は軒並み今ひとつなんですよね・・。それでもこの作品でアカデミー受賞は気の毒な気がする。(受賞式では本人は大喜びしてたけど)せめて「ギャング・イン・ニューヨーク」でとらせてあげたかった。それとスコセッシもレオ様とのコンビは解消した方が良いかもね。彼はデ・ニーロにはなれないよ。演技は上手いけど・・。

0