これも田んぼの雑草です。ミゾカクシとも呼びます。溝の近くや田の畦などにはびこって生育するので、畦(あぜ)筵(むしろ)、溝(みぞ)隠(かく)し等と名前が付いたものでしょう。
稲刈り後の田んぼの周辺部にも多いので、簡単に見つけることができます。花は横幅が1cmくらいの小さなものです。
「サワギキョウ」と同じ属(キキョウ科ミゾカクシ属)です。そういえば、サワギキョウとよく似た形の花ですね。鳥の頭、あるいは蛇の鎌首みたいに見える部分は、サワギキョウと同じく、筒形になった雄しべです。昆虫が、その先端にある毛の束に触れると、花粉がサラサラとこぼれて、昆虫の背中に付く仕組みになっています。この仕組みは非常に興味深いものですが、ここで述べるにはスペースがたりませんので、石川の植物のサワギキョウのFILEを参考にご覧下さい。仕組みは全く同じです。拙著「知るほどに楽しい植物観察図鑑」でも詳しく解説してあります。


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