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    <title>あり茶房にて</title>
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    <description>あり茶房にて</description>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/12.html">
    <title>君山銀針</title>
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    <description>「ここよ。とても美味しいお茶があるの。一度一緒に来てみたかったんだ…」
そういったのは、同期のかおる。
もう10年同じ会社で働いているが、仕事以外で普段一緒に行動するなんてほとんどなかった。
「いらっしゃいませ。…君山銀針届いてますよ」
店員のそんな言葉にうなずくと、かおるは慣れた風にカウンターへ向かった。


目の前に置かれたのは、すっとのびたラインのキレイなシャンパングラスが二つ。
確かここは、中国茶の店だと聞いた気がするのだけど…。
かおると私は同期で同じ会社に入ったが、部署が同じだったの最初の2...</description>
    <dc:date>2006-03-31T22:19:30+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/11.html">
    <title>杉林渓</title>
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    <description>彼女を見送った帰り。
そのまま自宅で一人になりたくなくて、目に付いた茶房の扉を開けた。
テーブルが二つと、沢山の茶缶の並んだこの店。
自然に足が向いていたが、そういえば、以前彼女と来た事があったのかも知れない…。
喪服のままの私を、店員は「いらっしゃいませ」と微笑みながら一番奥の席へ案内してくれた。

「お茶に詳しくないので、お任せします…」
「…はい。入ったばかりの杉林渓がありますので、そちらをお煎れしますね」
「すみません。じゃあ、二人分煎れていただけますか…」
なぜ、そんなことをポツリと言ってし...</description>
    <dc:date>2006-03-04T22:52:05+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/10.html">
    <title>九曲紅梅</title>
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    <description>「いらっしゃいませ。あけましておめでとうございます」
小雪の舞う中を初詣に出かけ、友達とわかれた帰り道、ふと目に留まった「茶房」の文字にふらりと入ってしまったその店は、中国茶の店だった。
「ここの中でお茶はいただけますか？」
「はい。試飲の準備中ですのでよろしければご一緒にどうぞ」

勧められて座ったのはかわった形のテーブルの前だった。
先にその席についてた女性は、そっと脇の方へ椅子をずらして、私の分の椅子のスペースをあけてくれた。
「紅茶をいれて貰うところだったの。「九曲紅梅」名前が新年っぽいでし...</description>
    <dc:date>2004-12-10T21:43:16+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/9.html">
    <title>東方美人</title>
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    <description>「あの…、シャンピンというお茶を探しているんですが、こちらにありますか？」
「どういう風な字を書くかご存知ですか？」
「いいえ…。もしかすると、シャンピンという名前でも無いかも知れないんです…」
「よろしければ、詳しくお話を聞かせていただけますか？」

意を決して尋ねた小さな中国茶の店でそんな会話を交わした後、勧められるまま席についた。
お盆に乗せたお茶を運んできた店員は、お茶を勧めて、そのまま私の正面に座った。
頑張らなくちゃ…と、茶杯の中のジャスミン茶を飲んで、息をついた。
「シャンピンというの...</description>
    <dc:date>2004-12-09T20:54:47+09:00</dc:date>
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    <title>梨山</title>
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    <description>「わぁ。いい香がしますね」
「よろしければ、ご一緒にどうですか？」
偶然入った中国茶の店で、そう声をかけてきたのは女性の店員だった。
「え？でも…」
躊躇したのは、テーブルでお茶を飲んでいる二人は、どう見てもその店の客だったからだ。

「和香ちゃん、お客様もご一緒でいいかしら？」
「ええ、構いませんよ。ね？秀さん」
テーブルの二人は、にっこりと笑って椅子の上にあったバッグを動かし、秀さんと呼ばれた男性の方は、私を手招きしている。
その様子が、もうすでに私は友達、というような感じだったので、なんとなくこ...</description>
    <dc:date>2004-12-08T20:54:11+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/7.html">
    <title>錦上添花</title>
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    <description>「これも…、飲めるんですか？」
「ええ。よろしければお飲みになってみられますか？」
「あ、あの…、でも、あまり持ち合わせが…」
「試飲はお代は頂きませんので、どうぞおかけ下さい」
笑顔で進められ、ちょっと安心して、窓辺の椅子に腰掛けた。

友達の誕生日プレゼントを探しにいこうと自転車をこいでいると、窓辺の棚に可愛いグラスの置かれた店が目に入った。
通行の邪魔にならないよう自転車を止め、そっと店内に入ると、そこは中国茶の店だった。
壁に並んだ缶の中にはお茶が入っているらしいが、缶に書かれた文字はほとん...</description>
    <dc:date>2004-12-07T20:53:33+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/6.html">
    <title>雲南小沱茶</title>
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    <description>「これって、どうやって飲んだらいいんですか？」
「お飲みになってみられますか？」
手にとった小さな包みについて尋ねると、そう答えがあり、勧められるまま、窓辺の席に腰掛けた。

「こちらは、雲南の小沱茶と言って、固めたプーアル茶です。こんな風に割ってから急須に入れます。くせのあるお茶ですから、何度か洗うような感じで煎れた後に飲まれるといいですよ。今までプーアル茶を飲まれたことはありますか？」
店員は手際よくお茶の包みを開き、二つに割ると急須に入れながらそう尋ねてきた。
急須の底にあたったお茶が、カチ...</description>
    <dc:date>2004-12-06T20:52:18+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/5.html">
    <title>てん紅</title>
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    <description>「あぁ、暖かい！」
「いらっしゃいませ、寒かったでしょう。こちらへどうぞ、今お茶を煎れますから…」
そう勧められたので、窓辺の席へコートを脱ぎ座った。
夕べから降り始めていた雪はほんの少し道の脇に積もっただけなのに、駅についてみると列車が運休していた。
仕方が無く会社に休みの連絡をいれ、歩いて自宅へ引き返す途中見つけた「あり茶房　お茶でもいかがですか」の看板に引き寄せられるようにこのお店へ入ってしまった。

店内は壁一面に銀色の茶缶が並んでいる。
暖かさに包まれながら茶缶を眺めていると、先ほどの女性...</description>
    <dc:date>2004-12-05T20:51:04+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/4.html">
    <title>凍頂烏龍</title>
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    <description>「あの…、花粉症に効くお茶ってありますか？」
「…何か飲まれてみられますか？」
質問の答えに少し困ったように言った店員は、窓辺の椅子を勧めた。

ここは自宅のすぐ近くにある中国茶の店。
前々からお店があることだけは知っていたが、一度も立ち寄ったことはなかった。
春先の埃っぽい風を感じながら、今年も花粉症の時期がやってくるなと憂鬱になっていたところに、同じように花粉症に悩んでいる同僚から「中国茶が効く」という話を聞いて、この店へやってきた。
「お飲みになるのはご本人さまですか？」
目の前のテーブルにい...</description>
    <dc:date>2004-12-04T20:50:27+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://green.ap.teacup.com/alichabo/3.html">
    <title>桂花</title>
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    <description>「これもお茶なんですか？」
「お飲みになってみられますか？」
ここは住宅街の小さな中国茶のお店。
沢山の缶が壁一面に並び、可愛らしい小さな茶器が並んでいる。
茶器の横には白いお皿があり、いくつかの乾燥した花が盛られている。
白い花、黄色い花、小さな紅いつぼみが並んでいる中に、黄色の小さな粟粒のようなものがのった皿があった。
目の悪い私にはよく見えなかったので、そっとお皿を持ち上げて眺めた後にそう聞いてみた。
「今お持ちなのは桂花です。ギンモクセイの花を乾燥させたものです。緑茶と烏龍茶にブレンドしたお...</description>
    <dc:date>2004-12-03T20:49:40+09:00</dc:date>
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