2017/1/21

店内に広がったマー油の香りが美味しさを引き立てる、吉祥寺「ぶぶか」  ラーメン

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吉祥寺北口店 吉祥寺本町1−7−1
2017/01/13

この日は、吉祥寺近くで野暮用。その前の腹拵えは、当然のラーメン。最初はこの店のラーメンにしようと考えていたが、この店に初めて入って「油そば」を食べないのも何だなと思い直し、「黒丸肉食系油そば」 900 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、モヤシ、キャベツ、ナルト、ノリ×1枚、チャーシュー×5枚。野菜は辛めに味付けされている。チャーシューは厚いバラ肉。(厚みは、写真である程度伝わるな)美味しいけど量が多過ぎた。写真の通りチャーシューは麺を囲むように配置されている。チャーシューを麺と混ぜた方が、熱がチャーシューの脂身に伝わって美味しかっただろうなと後悔した。

麺は、断面が長方形でかなり太い麺。三河屋製麺のもの。午後2時前だったが、店内はほぼ満席だったので、ちょっと待った。茹で時間が長いので混んでいる時は注意が必要。

スープは、こってり濃厚。(受け売り)他店の油そばに比べて、スープが多い。「油そば」で最後まで飽きない味付けはかなり評価が高い。胡麻油の香りのも好きだな。それに加えマー油の香りが店内に充満。これだけで美味しさを味わえて幸せだった。
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2017/1/15

ファンの予想は本当だったかBen Reilly登場、Clone Conspiracy 3ヶ月目のSPIDER-MAN   アメコミ

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今月は通常通りSPIDER-MANから。The Clone Conspiracy (“CC”)3号と Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 22号をレビュー。

前号に引き続き、筋書きDan SlottとChristos Gage、CCの画はJim Cheung、ASM 22号の画はGiuseppe Camuncoliがそれぞれ担当。添付画像はまたまた、ASM 22号のもの。久し振りにAlex Rossの画がカッチョ良い。CCに登場する人物達が

一方、CC 3のVariant Coverは前号までと違ってAlexander Lozanoのものを買っていたようだ。Dr. Octopusの画なのだがもう一歩。

粗筋から。New U Technologiesからどうにか逃げ出せたSPIDER-MAN (=Peter Parker)とSPIDER-GWEM。しかし、Horizon研究所で軟禁中のクローンのGwen Stacey を敵Jackalに奪われる。Jackalの元へ向かうが、彼が死んだはずの(それもPeterの腕の中で)Ben Reillyであることがわかる。そして蘇り現在に至った経緯がASM 22号で語られる。

今月も、気に入ったシーン、台詞等を書いていく。お気に入りのポッドキャストSPIDER-MAN CrawlspaceでJackalの正体がBen Reillyであると予想されていたので、今回全然驚きがなかった。ポッドキャストの予想はある意味ネタバレなのだが、厳密には違うか。

警察に通報したが、警察官もクローンでJackalに通じしていたというのも面白い。また、それを読者に見せるため、薬を飲むシーンは言葉を使わず上手い表現。

クローン技術を使って蘇らせた悪人達は楽しいな。Jackalが首根っこを掴んでいるので意のままに操られているという設定は、悪人達が言うことを聞く説得力ある説明。

JJ JamesonにJackalが言った台詞にちょっと笑った。二番目の妻Marlaを蘇らせ、父親も蘇らせてほしいと望んでいるJameson。その強欲さに対し、Marlaも同席しているのに、”Want your first wife too?”と皮肉っている。クローンはPeterの下手な冗談のセンスを引き継いでいるのか。

ASM 22号でJackalの行ったクローンによる死んだ人間の復活に対し倫理的に許せないPeterの台詞、”You’re not the Ben Reilly I knew.”これは、この号の中で一番Peterらしい台詞で好き。

しかしだ、物語の最後にPeterの落ち度から死んでしまったBen伯父さんを蘇らせる提案に乗った(と見せかけたのか、それとも本当に乗ってしまったのかはこの時点でわからない。)Peterの台詞、”Tell me more.”。Peterよ、どういうつもりなんだ。

謎と言えば、このクローン技術とゾンビ化するCarrion Virusとがどうも結びつかない。薬を飲まなかったらゾンビになるのか、それともこれまでのクローンのように溶けてなくなってしまうのか。

CC 3号で、PeterとJackalのBenが互角に戦うのはおかしい。能力は同じかもしれないが、経験値が全然違うんだよ。
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2017/1/14

鰹の薫が最後まで持続するスープ、「赤坂麺道 いってつ」  ラーメン

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港区赤坂3−20−2 第三福富ビル
2017/1/6

正月3日に久し振りに不味いラーメンを食べ、この日は復讐戦。過去印象の悪くないこの店を選択。「鰹つけ麺 」750 yenを注文した。

具は、シナチク、白葱、ノリ×1枚、チャーシュー×5枚。チャーシューは肩ロースで薄く小さい。ただし、淡麗なスープの味によく合った味付けで好みのタイプだ。

麺は、大盛で300 g。普通のつけ麺と麺が違うらしい。細めで断面が正方形。ラーメン用のものを使っているのだろう。結構多く感じたのは、正月で胃が膨らんでいないからと考えるとほっとした。

スープは、食べた途端鰹薫るスープ。そして食べた後も香りはずっと持続する。魚粉も使っているね。酸っぱくないのが非常に嬉しい。昔の感想を読むと普通のつけ麺はちょっと酸っぱかったみたいだ。もし味が変わっていないのだとしたら、鰹つけ麺の方が良い。正直昨年末に行った「なな蓮」のスープより酸っぱくない点では好き。(「なな蓮」さん御免なさい。)

価格設定が赤坂見附でこれなら良心的だな。味玉追加すれば良かった。
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2017/1/8

若くてもリーダーはリーダーなCYCLOPS、All New X-MEN  アメコミ

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ここ2、3ヶ月のAll New X-MEN (“ANX”) は面白いな。毎月楽しみだ。今回は、先々月届いた14号と先月届いた15号についてレビュー。

筋書きと画は、いつものコンビ、Dennis HopelessとMark Bagley。添付画像のANX14号の表紙もBagleyによるもの。実は15号の表紙の方がある意味面白いのだが、デザインで14号に決定。

いつものように、粗筋を。14号の主人公は、若きCYCLOPS。Toadに徹底的に痛めつけられた体は癒えていない。研究室に引きこもり気味のBEASTが、一瞬部屋から出てきたが、彼が何かを隠していることを察し、CYCLOPSは彼を調べることにした。15号でBEASTが魔術を科学的に操り魔界の扉を開いてしまったことが判明。その扉は閉じられたはずであったが、魔界から到着した魔物の数はBEASTが把握していた以上だった。

今回も気に入ったシーンや台詞を順不同で書いていく。まずは、前回のANXのレビューでも書いたCYCLOPSのしっかりさん振り。上記の通りいつもと違うBEASTの素振りを見逃さない。そんな彼の一言、”Mysteries are made to be solved.”。但し、BEASTの防御にはかなわない。そして、その結果負けを素直に認めるところも良いかな。

今回はテレビゲームっぽい話の進め方が凝っているかな。レベルいくつで、エネルギーがどれくらい残っているかが物語の進行の度に表示されている。

“But these are days of future past. Privacy is dead.” このCYCLOPSの台詞も面白い。まずは、X-MENの名作の題名を使っている。そして、SNSがあまりにも普及し、(アメリカであればなおさら)尊重されるべきはずのプライバシーすら薄っぺらい現代を皮肉っている。若きCYCLOPSは過去から来たからこそ、効果的でもある。作者Hopeless憎いね。

前述の15号の表紙で好きだったのが、2015年のミニシリーズInfernoで登場したGoblin Queenの再登場。表紙で出さずに、サプライズ感を演出して欲しかったな。古い記録を見てみたら、ANXの筋書担当Hopelessがこのシリーズの筋書も担当していたことがわかった。Hopelessはこのキャラが気に入っていたんだね。

過去から来たANGELが魔物を指して言った台詞が面白い。”Other than violence they’re totally kinda cute.” 魔物軍団を大した脅威と思っていないことが伺える。ただし、彼はこの魔物軍団を甘く見ていたね。X23が倒したはずの一つ目の化け物は、再生能力があって再び登場した。

15号でもCYCLOPSの指導力は健在。BEASTと共に蛸足魔物と対戦中、良いタイミングでBEASTに指示を与えている。BEASTのCYCLOPSに対する台詞”Good call.”(的確な指示だ)それに対するCYCLOPSの台詞”It’s what I do.”そう彼はリーダー中のリーダーなんだよね。過去から来た若い彼だとしても。

何か次のシリーズでは、Marvel Girlがリーダーシップを執るみたいなんだけど、なんか違う。このシリーズみたいに、いかにCYCLOPSがリーダーに相応しいかって描いてるのに。

最近聞いたボッドキャストでX-MENの売上が芳しくないとの話があったので、今日Comichronなるサイトを覗いてみた。(下記にリンクあり。)全然ダメだね、Uncannyなんて嘗てのMarvelの稼ぎ頭だったのに、全然ダメだ。本当のCYCLOPSを殺した罰だね。Marvelの制作者よ、悔い改めるべし。
http://www.comichron.com/monthlycomicssales/2016/2016-10.html

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2017/1/7

バーベキューの肉のような芳ばしいチャーシュー、「日本橋製麺庵 なな蓮 」  ラーメン

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中央区日本橋室町1−8−7
2016/12/29

この日は、人形町で買い物。その前の腹ごしらえは当然のラーメン。前から恋い焦がれていた日本橋三越近くにあるこの店を漸く訪問することができた。「濃い出汁つけそば」850 yenを注文した。

具は、シナチク、青葱、玉葱、ノリ×1枚、チャーシュー×4片。玉葱が濃厚なスープには合うな。そしてこの店の具は、バーベキューの肉のような芳ばしい香りの肩ロース。スープの味にマッチした塩加減は完璧。しかも4片も。(枚というより固まり感あって「片」を使った。)

麺は、断面が長方形の太いストレート麺。麺の中に麦の粒も確認できる。麺だけでちょっと食べてみることをお奨めする。ほのかに甘くこれが美味しいんだ。

スープは、比内地鶏に豚、魚等を使用しているとのこと。見た目よりドロドロ感少なく、味はアッサリしている。好みよりちょっと酸っぱめ。だけど、食べていてそれ程気にならないかな。

11時過ぎに到着したのに2人並んでいた。どんだけ人気店なんだ。まぁそれ程待たずに入店できたんだけどね。店内で流れている音楽は、ラーメン店には珍しいクラシック。スピーカーが無茶苦茶良いな。チェロのソロが重低音で流れていて大変心地が良かった。
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2017/1/3

Hobgoblinの誕生篇、SPIDER-MAN  アメコミ タイムマシーン

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Hobgoblin祭りの締め括り、Hobgoblin初登場号(1983年)を漸く買うことができたので、早速レビュー。今回はAmazing SPIDER-MAN (“ASM”) 238号、239号。このASM 238号無茶苦茶高い。円高ってことで御免なさい。(購入した時には円高だった)筋書きをStern、画をJohn Romita Jr.、238号のインクをJohn Romita Sr.、239号のインクをFrank Giacoiaが担当。添付表紙はASM 238号のもの。これもRomita親子による共作。

警察が追跡中の犯罪者の乗った車を止めたSPIDER-MAN。二名の犯罪者の内、SPIDER-MANが取り逃がしたGeorgieは、偶然Green Goblinの秘密基地を発見。その情報を謎の人物(Rodrick Kingsley)に教える。その謎の人物はGreen Goblinが残した日記、武器、コスチュームを利用し、Hobgoblinとなる。彼は、日記に書かれた情報を元に次々と秘密基地を発見し中にあった武器を集め始めるそこで、SPIDER-MANに遭遇。

さて、気に入ったシーン、台詞等を紹介する。まずは、前述のRomita親子による共演。素晴らしい。インクの力の方が強くて、Sr.の画のような出来になっているコマが多数みられる。特にフロリダにいるMay伯母さんの親友Annaやその従妹Mary Janeなんて完全にSr.節。光文社版のSPIDER-MAN を初めて読んだ1970年代後半にタイムスリップしてしまったようだ。

たまにPeter Parkerに幸運が訪れる時もあって、今回がそう。新聞社のケチ編集長JJJが早退し、Robbieに権限移譲されている。Robbieはいつも以上の金額をPeterの写真に払っている。Peterファンのオイラはちょっと嬉しい。

証拠隠滅を試みることを示すため、HobgoblinにGeorgieは以下のように語る。”There won’t be a clue left.”。十分予期できたが、HobgoblinはGeorgieを車ごと爆破してしまう。その直前の一言が、”I’ m sure there won’t be, Georgie.”残酷だね、最初から。

自信家RodrickはNorman Osborne(=Green Goblin)を見下していることがわかる台詞。”Undoubtedly lack of control is the cause of downfall of Osborne.” 何を抑制するのかって言うと、Normanの社会的規範からの逸脱への衝動と言っている。SternのNormanへの理解がそのままRodrickの台詞となっているね。

さんざん、Osborn Manufacturing (“OM”)社の工場にあるGreen Goblinの基地から泥棒した後のHobgoblinの台詞。”I should buy a few more shares of OM. As a sort of repayment.”損害を与えたんだったら、株なんか買わずにそのお金を現場に置いてけと突っ込みたくなる。

239号には、ASMを賑わす脇役陣が多数登場。Black Cat、Madam Web、Jean Dewolfe。そして、この当時のお騒がせキャラAmy Powellが登場。Peterをデートに誘うがけんもほろろに断られて、激怒するシーンは楽しい。

これら2号で、Hobgoblinとの対戦はそれ程長くない。Hobgoblinはまだ犯罪者としてのキャリアが始まったばかりで、上手くSPIDER-MANと戦えない。この辺の描写は好きだな。現実的で。そうどんな素晴らしい力を手に入れても、百戦錬磨のSPIDER-MANと戦うには、時間が必要だよね。Roger Sternやる。
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2017/1/1

2016年コミコン的なものの振り返り  アメコミ


あけまして、あめでとうございます。

昨年の話をして恐縮ながら、2016年のコミコン的なものが、日本で結構あったな。そんなものの振り返り。(実は、5月には米国出張に合わせてコミコンに行く予定だったのだが、直前に出張が中止。コミコンも夢となってしまったな。)

まずは、5月14日にあったSteven Cummingsのサイン会。Jim Zubも来てたけど、彼の作品を持っていた記憶がないので、諦め。下記はCummingsの描いたEmma Frost。彼はその昔EXCALIBURを描いてたことあったんだよね。その頃から比べると格段に画が進化している。
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海外漫画フェスタ不参加。もう何のために行くのかわからなくなって、気分的に全然盛り上がらなかった。残念なのは現在のUncanny X-MENの画家であるKen Lashleyにサインをしてもらえなかったことかな。だけど、そのためだけに、くそ遠い国際展示場まで行くのもな。

そして、次は、東京コミコンの直前の11月23日にあった秋葉原のイベント。Adi Granov、Mark Brooksのサイン会。抽選でスケッチをお願いできる権利が当たる。兎に角当たってGranovのTHORのスケッチ(下記)をお願いできた。二人にはしっかりしたCommissionをお願いしたくて、ホームページ経由で依頼したけど、なしの礫。ま、こんなこと日常茶飯事なので、サラッと流す。残念ではあるけどね。
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そして、12月の第一週は、東京コミコン。東京ですらない。あの東京ですらないディズニーランドより、さらに遠い幕張メッセだ。遠いは、結局何にもお金使わないはで不完全燃焼。

その復讐は、到着したBob LaytonによるMagnetoのCommission。気持ちがすっきりした。素晴らしい出来。彼みたいなベテランの画は落ち着くな。光文社版でアメコミを知ったオイラにとってはこの時代の人が一番しっくりくる。
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まだまだ、好きな画家の人たちは沢山いる。2017年はどんな素晴らしい出会いがあるかな。
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2016/12/31

この店のスープを飲んだら風邪が治った、「屯ちん新宿店」  ラーメン

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新宿区歌舞伎町1−11−10
2016/12/19

この日は会社を休んで朝から野暮用。終わったらもうお昼時。その後新宿で映画を見たかったので、歌舞伎町にあるこの店を訪問した。実は歌舞伎町で何件か行きたい店があって迷った挙句この店を選択した。行ったことがない店を潰したかったんだよね。「魚豚ラーメン」 710 yenを注文。

具は、シナチク、白葱、ワカメ、ノリ×2枚、チャーシュー×1枚、味玉×1/2個。シナチクは自然な味付けが好印象。チャーシューはバラ肉をそのままの形で煮たもの。結構大きくて良いな。ノリの配置が家系っぽいな。

麺は、断面が長方形の中太縮れ麺。つけ麺と共通で使用しているものと推察される。弾力があり最近のオイラの好み。量もちょうど良い。

スープは、白濁とした豚骨に鰹節の香が豊かなスープを混ぜたもの。ニンニクの風味が嬉しいマー油ものって食欲が加速する。この日実は風邪っぽかったんだけど、このスープ飲んだら元気になって治っちゃった。ラーメンに風邪を治す力があるとは思わなかった。

この店、赤坂見附にもあったんだけど、行く前に撤退しちゃったんじゃなかったけな。価格に比し一つ一つの材料がショボくなく、嬉しい店だな。

この店の近くにあるしじみラーメンの店が休みなのは残念だったな。
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2016/12/29

その後の展開と全然辻褄が合わない、X-MEN、DEATH OF X  アメコミ

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DEATH OF X (“DoX”) 3号〜4号が到着していたので、年賀状が落ち着いたところで、読了、そしてレビュー。筋書をJeff Lemire、Charles Soule、画をAaron Kuder、インクはJay Leisten他がそれぞれ担当。

Inhuman族は、人類の中に潜むInhuman族の覚醒を促す化学物質Terrigen Mistを拡散した。しかしその霧はミュータントの一部にとって致命的な影響を及ぼしていた。それを知ったX-MENのリーダーCYCLOPSは元凶である霧を無力化しようと企む。そして、Inhuman族はそれを阻止しようとする。話の展開にダラダラ感はなく、最後に書くこと以外は、話としてはそんなに悪くない。

気に入ったシーンや台詞等を紹介。まずは、今回も表紙から。添付画像はDoX 3号の表紙。DoXに関しては全てVariant coverを手に入れることができた。今回は1982年のMarvel Graphic Novel 4号。New Mutantsの誕生秘話の表紙へのHomage。かつ描いているのは、当時も本編および表紙を担当したBob Mcleod。DoX 4号の表紙はUncanny X-MEN 94号の表紙へのHomage。面白さでは断然3号のものの勝ち。

日本人のInhuman、「だいすけ」に仲間がコードネームを自分で付けることを促し奨めているシーンは楽しいな。仲間に無理やりつけられた別のInhumanがその名前を嫌っているってのも良い。

その「だいすけ」、MAGIKに忘却界に連れ去られてしまう。一連の戦いが終結後の忘却界での「だいすけ」とMAGIKの会話は良いな。だいすけ”I feel like I was lied to.” MAGIK “前略 Sometimes I feel the same way.” この台詞が非常に重要。

最終シーンでの裏切られ感は好きだった。上記のliedは、CYCLOPSの病死をEmmaが隠していたと解釈するのが、普通だろう。まるで、武田信玄が死んだ後も、それを隠して武田軍が戦い続けた史実のよう。しかし、それだけなのかな。

さてその納得のできないことを書きたい。過去1年のX-MEN各紙では、CYCLOPSの取った行動が、ますますミュータントへの差別(嫌悪)を煽ったかのように語られてきた。しかし、彼(の意志を引き継いだEmma?)が行ったことは、ALCHEMY の力を使ってterrigen mistを無力化したことだけに過ぎない。それとも彼の取った行動とは、それまでのテロ行為を指しているのか?

SUNFIREに至ってはALCHEMYをmistの上まで運んだだけだ。しかし、その後の話では完全に裏切り者扱い。え?

最終シーン。Blackboltの声で吹っ飛んだかに見えたCYCLOPS。死体はない。そしてその死に疑いを持つ彼の弟HAVOK。Emmaは彼にCYCLOPSの病死した死体を見せる。それでHAVOKは納得したのか?Blackboltでさえ完全に騙したEmmaだよ。前述のMAGIKの台詞は、これさえも嘘なのだと示唆していないか。

最初の壮絶なCYCLOPSの死、そしてその前に病気で死んでしまったこと。読者を二度死に目に合わせるってことは、CYCLOPSは、死んでないね。Superior SPIDER-MANでDan Slottが使った二段階でのPeterの死と語り口がそっくりだ。

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2016/12/25

意外な登場人物は楽しめるClone Conspiracy 2ヶ月目、SPIDER-MAN   アメコミ

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一番最初からSPIDER-MANの続きを読みたかったけど、我慢して、Uncanny X-MENを先に読んだ。そして、The Clone Conspiracy (“CC”) 2号と Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 21号を読み終えた。早速レビュー。

前号に引き続き、筋書きDan SlottとChristos Gage、CCの画はJim Cheung、ASM 21号の画はGiuseppe Camuncoliがそれぞれ担当。添付画像はまたまた、BagleyによるCC 2号のVariant Cover。

粗筋を紹介。New U Technologiesに潜入したSPIDER-MAN (=Peter Parker)。そこで、遭遇したDr. Octopusと対決したが、Jackalがそれを制止する。Jackalは何を思ったか、SPIDER-MANを連れ、施設内を案内する。そして、SPIDER-MANはそこで出会ったSPIDER-Gwenと共に脱出する。

いつものように、気に入ったシーン、台詞等を書いていく。Kaineが再登場。彼はPeterのクローンだから、今回のタイトルから考えれば当然の帰結だが。そして、彼の握っている情報が面白いな。他の世界では、Peterが世界滅亡の引き金みたいに言っているね。その滅亡というのが、クローン技術と関連のある感染症で住人が次々とゾンビとなるというもの。ミラなんたら主演の映画のシノプスを読んでるみたいだ。

New Uの施設で出会った他のクローンにはSpider Sense (SPIDER-MANの防衛本能に基づく第六感)が働くのに、クローンであるはずのGwenには働かないって話の展開は面白い。まさか、SPIDER-GWENとは思わなかった。そういう意味では、Kaineと会話している相手の一人がGwenなのだが、それも最後までわからず楽しめた。彼女が”I’m not clone.”って言った時も、事情がわからず、クローンであるGwenの思い込みかって思ったぐらい。CC 2号の次に出たASM 21号で種明かしをしてくれるわけだが、この順番で読まないと駄目だね。

Jackalの嫌味な台詞が好きかな。Gwenが悪人のクローンの沢山いる部屋に入るのをしり込みしている時にJackalが以下のように諭す。He (=SPIDER-MAN) `ll keep you (=Gwen) safe. He’s good at that, right?”この世界のGwenの死を救えなかったのはSPIDER-MANであり、その真相を知っているJackalならではの嫌味。

Spiderverseに続いて、蜘蛛の力をもった人々を食べて生きてく気持ち悪い一族の生き残り、Karnの登場は以外だった。盛んにKaineが会話していた相手はこいつだったんだね。

ASM 21号でのSPIDER-GWENはより積極的にKaineと共闘していて、好感度高し。クローンの方のファッションセンスに駄目出しする辺りは楽しいな。

気に喰わないのは、SPIDER-MAN関連の他の雑誌を読まないと話の続きがよくわからないところ。1990年代後半のクロスオーバーに次ぐクロスオーバーを彷彿とさせる。正直ASMとCC以外は買いたくないので、我慢するけど。

ASM 21号は、前回の20号と同じように種明かし号。まあ、そこそこ面白いから我慢するけど、CCとは別の話を進めても良いんじゃないかな。ASMって言えばSPIDER-MAN関連の母艦タイトルだよね。

末筆ながら、Cheungの画が今回も良いので、書き記しておく。絶対昔よりキャラクターを描き分ける力がついている。彼の描くGwenが良いな。
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