2017/3/5

X-MEN史上最も怖い話、Uncanny X-MEN  アメコミ

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INHUMANS vs X-MEN (“IvX”)と話が繋がっているUncanny X-MEN (“UX”) 16号、17号をレビュー。筋書をCullen Bunn、16号の画をEdgar Salazar、17号の画をKen Lashleyが担当。添付画像は16号の表紙を採用。迷宮に閉じ込められたInhuman族のKarnak。

いつものように、粗筋をさらっと舐める。Inhuman族に宣戦布告したX-MEN。Inhuman族の中でも一番危険なKarnakを精神的に拘束中のJean GreyとStepford Cuckoo姉妹。その拘束にPHANTOMEXも参加したが、彼は彼で別の目的を持っていた。一方17号は、忘却界に閉じ込められた一部のInhuman族達。Iuhuman属を保護する役割を果たしているSabretooth、Rachael Summers、そしてMonet。Iuhuman属を待っていたのは、忘却界の悪魔だけではなく、別にもいた。

今回も気に入ったシーンや台詞等を紹介。まず、そのPHANTOMEXの台詞から。どうやら、JeanがKarnakを閉じ込めているのは、謎の企業Someday Corporationのシステムの中。彼は、Kanakと精神的に繋がることで、Karnakの能力を使いシステムの脆弱な部分を見つけた。その後の彼の言葉。”Everybody wants to rule the world.”あ、これ1980年代に流行したTears for Fearsのヒット曲のタイトルだ。Bunnはこれを引用したんじゃないかな。

効果的な台詞が沢山あるな。変だと気付きながらもなかなか拘束から脱出できない。その彼の台詞。”This is not New Attilan, is it?”そして、UX 16号の後半で遂に脱出の糸口を見つけた彼の台詞。”There it is. The breaking point.”彼の対戦相手の弱点を見つける能力は、肉対戦だけではなく、精神戦でも有効らしいな。

この話の後にIvX 3号を読んだ方が、実は面白かった。Karnakが脱出できたと思ったのは誤りだったんだよね。

Salazarの画は、流石X-MENの主要タイトルUncannyで描くに値する程のレベル。上手い。

一方UX 17号。面白かったんだけど、標題の通りでもっとも怖い話だな。例えばVampirellaとかを出していたWarren Publishingの恐怖漫画のようだ。Vampirellaと言えば、Monetには吸血ミュータントの兄だか弟が憑依しているので、吸血鬼状態。

最後のオチが凄い。SabretoothはInhuman族の一人を救うのだが、その目的はMonetに与えるため。そして、最後のSabretoothのモノローグも良いな。”I’ll tell the truth. The Inhuman didn’t survive the wilds of limbo. The demons got him.”この場合の複数形のdemonsとはSabretoothとMonetに他ならない。

Sabretoothの心の葛藤や殺し合いを楽しむ心情の描写は良かったな。”The blood…the adrenaline..the pain. God..help me..I’m enjoing this!” Bunnの台詞一つ一つが今回の話を盛り上げている。

MonetのRachelに対する当て擦りも好き。”Little miss always the hound never the phoenix is with you too?” その昔(別の未来)ミュータントを探す猟犬だったRachelが今回も行方不明のInhuman族を探していることからこの言葉を使っている。
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