左下に 検索窓 があります。関連記事をまとめて読めます。 □このブログを検索 〆して下さい。

2004/10/21

廃食油とバイオディーゼル BDF  廃食用油回収データー
廃食油の回収に関してのデーター

手持ち資料から抜粋してみます。

広島県 大朝町 
人口  3782名(平12 国勢調査)
町内回収量 3300リットル (H16予測)

京都市
人口  146万4300名  645万世帯
年間 12万リットル回収

滋賀県 竜王町
人口  1万3370人 4029世帯
年間 6000リットル回収
約 1.58リットル/年/世帯

皆さんの手持ちデーターを集積してみませんか?

結論を誘導するつもりはありませんけれど・・・・

私の周りでは 『やっぱり流しから 流しているのかな?』

という感想がでています。


スーパーの油処理剤の棚の様子からは売れていると思えない

とする感想も聞かれます。


機械設計の河童


2004/10/20

京都市BDF 見学報告 (3) 最終回  地球温暖化防止・京都議定書
バイオディーゼルの排気

印象に残った事項:要旨
『天婦羅の匂いは本来してはいけない』:滋賀県立大学山根教授談
排気系の触媒装置が適切なら匂いはしないはずとの趣旨でした。
古い車種なら匂いする。今後の車で匂いがするはずがない。
酸化触媒があれば天婦羅の匂いはしない。無臭でないといけない。

静岡の報告 
バージンオイルから作っているから¥400代になっている。

京都  
薬品代だけを見れば¥20〜¥30かかる。運賃や検査代を含む
と¥85−前後になっている。(設備や人件費は除く)
副産物や洗浄水は隣接する大規模焼却炉で処理できる。
原料の受け入れ基準はヨウソ価120以下としているが、概ね100〜110
検査は幾つかの項目に絞って(内容は説明なし)10日ごとに検査
原料タンクは5万リットルで均質化するようだ。前薬品処理しない。
反応は5000kgを行う。
添加剤を使用するそうですけれど現在の季節でも投入かは聞き逃した。
空からの騒音が偶然あって、何の説明なのかわからない部分もありました。

三菱商事からの報告
ドイツ 
原料不足で周辺国からも輸入 100万キロリットルを越える見込み
75パーセントはトラック運送会社に販売
25パーセントは1800の給油スタンドで販売
軽油価格 128円/L 税金含む
BDF価格 112円/L 税は全額免除
2004年1月 B5導入を法制化 今後倍増の需要見込み
生産拠点 23 110万キロリットルの能力有り

+++++++私の感想+++++++++++++++
ドイツの場合、バイオディーゼルが消費者としての個人には近いけれど、
自作派や環境題材として製造技を競うのはできないように思えました。

生産設備が大規模になるほどに手がけられる商社や企業は限られてくるかと思います。
小規模な生産や自作を優遇する工夫をしないと回収率向上(廃食油の場合)
しないだろうと思いませんか?

大手がバアーーーンと大規模プラントを作って はい解決!
これだけでいいのかな?

個人的な関心を中心に投稿しています。
説明不足な点は御容赦を。

書き散らしただけのような報告でスンマセン!

河童の京都市BDF見学 (完)



機械設計の河童

URL 変更

http://newfuel1.com/biofuel/bdf.htm

2004/10/19

見学報告 (2)  地球温暖化防止・京都議定書
京都市の現状概要

ごみ収集車 220台 B100  市バス80台 B20 で使用。
6月から 5000リットルを毎日製造

回収油に機械油が混入する事態を心配したが無かった。
(個人解説:居住地域での対面回収の肯定的結果かと推定)

反応前に前処理としてフィルターを通過させる。
減圧加熱で水分除去(5000L で8L〜10Lの水分を除去)
余剰メタノールは回収して再投入
温水洗浄
最終フィルターは1ミクロン

(個人質問 そんなに細かいとすぐに詰まるのでは?
 回答   今まで交換していない。ここまで来ない。)

窒素ガスで酸化防止保存(窒素発生機があるそうです)

**************************

以下に印象に残った話
静岡県 浜名湖花博 シャトルバス5台にBDF使用
     休耕補助 ¥5万/反 菜種¥2万/反 加算補助金支給

広島県大朝町 スクールバス 夏10:2 (16.7パーセント混合)
                  冬10:1(9.1パーセント混合)
 かなり寒冷な地域なので冬場はB10で運行しているとの事。
 1月2月は軽油に戻したそうです。
 B20 B10の燃費 約5キロはあまり差がないとの事。
 当初は精製不充分で出張中の車が停まったのが幾度かあった
 そうです。燃料フィルターの目詰まり。

 その他の情報は一般的にインターネット検索で入手できる範囲
 でした。

個人解説:
 京都の現場説明者様も含めて、
 今回はBDF比率表現が異なっていました。

 私が理解する世界標準は 軽油100 BDF20 の場合B20です。
 特に増減で結果が異なるわけでないので特段、気にしなくても良いと思います。 
 10+2=12  2割る12=16.7パーセント 
 ちょい計算が必要ですね。
 
 USAの国家機関の表現は世界標準の表現だったと記憶しています。


+++++++河童の感想++++++++++++++++

京都の例のように行政が進んでいる場合は民間から環境意識
としてのバイオディーゼルが出て来れないのかも? と思いました。

行政が問題解決しちゃっているんだもの・・・・・・

ある人がこんな事を言っていました。
回収油の1割程度が民間で、ほとんどが業界ならば本来は税金
で建てるのはおかしいのでは?

頭がガーーーーンとなる意見でした。
8億以上が投入されています。私は回収先比率を聞き逃しました。
行政判断で業界保護も選択肢としてあっても良いとも思います。
要するに情報公開と透明性が確保されていて納得できるかどうか
が肝要かと思います。
京都は公開が進んでいる部類かと思いました。

小耳に入ったおもしろい話は
ある地域では、プラント見学に大勢くるので、宿泊費など年間1億以上を落として
くれる・・・・・ これまた ガーーーンでした。
視察者が多いと地域も潤うのかと・・・・・

参加者は自分でバイオディーゼル情報を検索エンジンで調べたり
した事がないような方々が多かったように思います。
京都のプラントの大きさに感動するのは当然でしょうけれど、
廃食油の脂肪酸メチルエステルへの作り方に感動した人はあまりいなかったようです。
バス2台で、2組交代の見学だったので私のいた組しかわかりません。
上空をヘリコプターが飛来して、
外での説明はほとんど聞き取れませんでした。

過去にはシリカゲルで吸着などしていた時期もあったようです。
温水洗浄に改良したとの事。

大量のアルカリの溶解時の対策として、冷却しているそうです。
万一循環水が無くても40度以上上昇させない容器にしているそうです。

アルコール回収や窒素発生機の設置などは小さい自治体では
無理かと思います。極端に小さい規模だと可能でしょうね。
窒素は私も使用しています。

私の個人的な範囲を中心に報告させてもらっています。

次回で京都報告を終わります。



機械設計の河童

URL 変更

http://newfuel1.com/biofuel/bdf.htm

2004/10/16

京都のバイオディーゼル見学報告(1)  
バイオディーゼル燃料利活用推進自治体フォーラムの参加報告
主催 バイオディーゼル燃料利活用研究会
事務局 (社)日本有機資源協会
後援 京都市
京都国際交流会館イベントホール 2004-10-15 見学会は翌日

以下の順で行われました。
**************************

あいさつ 藤本潔氏 農林水産省大臣官房資源循環室長
      (解説:バイオマスニッポンの旗振り役と発言されていました。)
      高橋修氏 京都市環境局長
基調講演 池上詢氏 バイオディーゼル燃料利活用研究会委員長
       京都大学名誉教授、福井工業大学教授
国内外状況説明
      農林水産省
      資源エネルギー庁
      国土交通省
      環境省
海外での取り組み動向
      三菱商事
パネルディスカッション
      モデレーター 山根浩二氏 滋賀県立大学工学部教授
      パネラー    静岡県 京都市 大朝町 愛東町

+++++++++個人的感想++++++++++
横断的に東京からエライさんを多く集めたのに素朴に感動しました。
又、全国から130自治体関係者が集まったとの司会よりの話も驚き
ました。受け付け名簿に鹿児島からの参加者もおられたと同行の
水口町BDF研究会のメンバーが言っていました。
会場の椅子の数から定員制の会議であったようです。
ほとんどの席は埋まっていました。230名募集であったようです。

いかなる方法で会議の開催通知が周知されたのか知りませんけれど
大変な事務作業であったかと驚きました。

いろんな感想を持ちましたけれど、大きく感じたのは。
『何故標準的なBDF製造方法の策定をせずに評価方法ばかり論議する?』
でした。

記憶ではイギリスのスコッチやドイツのビールなどは厳格に製造法が
定められており、同時に製法によって品質が担保されている。
私を含めて、ベクトルが異なるのかもしれないなと漠然と思いました。

山根教授の発言において情報の共有化に関して、
他の場所で克服した課題を別の現場が苦しむ愚をさけたい趣旨の発言
がありました。
この発言は日本のBDFにとって大きな課題となると思います。
自作BDF作家の皆様ならこの発言の深さと意義が理解できるかと思います。

第2日目は現地見学でした。
私の質問に対して『あなたは誰?』とやや瞬間湯沸かし系の対応があり、
お互いに少々驚きあいました。小さなハプニングでした。
同行者によれば、私の廃液処理に関する質問が素人でないので悪質な
商業ジャーナリストと間違われたんだろうと笑われました。
京都市の方、ごめんなさいね。悪気は全くなかったのです。
最近あるBDFプラントの見学において、PAC ポリ塩化アルミニウム
を使用していると知ったので京都ではどうなのか? 単純な疑問でした。
この文章を読まれた方で京都市関係の方に御話する機会がある場合、
真意をお伝え下されば幸です。

京都市の皆様は大変に御親切で、
丁寧に説明していただき感謝しています。
BDF作家中級程度の方なら見学されたら大変参考になるかと思います。
私も製造時間短縮や、私の方法と同じなど多くの満足と示唆をいただきました。
順次、自分の釜での実証実験を経てから公開する予定です。

16日には静岡ナンバーのBDF100乗用車が試乗用においてあり、構内
を走行していました。

日本のバイオディーゼルのステージが進んだようです。
今回はここまで  続く予定です。


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ