2006/12/22  18:03

ニヤゾフ大統領死去  政治

 トルクメニスタンのニヤゾフ大統領の急死の記事が出ていました。トルクメニスタンがどのあたりにあるかくらいは分かるけれど,この国のことは全くノーマーク。ということで,こういう機会にネットで少し調べてみました。

 まずは,外務省の基本データで,トルクメニスタンの情報をチェック。ニヤゾフ大統領は,1990年10月27日に大統領に就任して,その後ずっと権力者の地位にあり,1999年には終身の大統領になります。権力を集中して独自外交をすることでしか,国民を守れないという判断のもと独裁制を敷いていたようですね。

 「トルクメニスタン共和国へようこそ!!」というサイトでは,その独裁ぶりがまとめられています。独裁者のすることは,素朴に,面白いですね。

 米国東西研究所研究員松長昭氏の「トルクメニスタンの権威主義政治」という論考では,一面的な独裁という側面でのみ評価すべきではないという論調の記事になっています。
 これは,この地域の資源(同国は,豊富な天然ガスで有名で,今回クローズアップされているのも,この豊富な天然ガスの供給が止まるなどして世界のエネルギー情勢に影響を及ぼしたりしないかという観点からです。)に着目した大国の資源外交が本格化している情勢を加味したものですね。
 例えば,以前に紹介したキルギスの状況なんかを見ると,確かに独立性を維持した独自外交のためには,民主化政策に警戒を払うという方向性は一定の合理性を有していたでしょう。
 トルクメニスタンは,「他国による内政干渉を警戒し、「永世中立」を宣言して対外関係の拡大にも慎重だった」(22日読売新聞)というのは,この独裁制の一つの成果でしょう。

 しかし,自分の支配を確立するために,対立候補・拮抗する政治権力を消したために人材がいないという不幸を見ると,やはり独裁制の弊害を意識せざるを得ません。権力者の交代によって,一人の権力者に頼った権力構造は思わぬ方向に向かいかねません。 そういう意味では,権力の抑制,均衡の仕組みが整っていない訳ですから。
 
 前記の論考の文明の衝突的な分析は置いておいて,今後大統領代行がどれだけ,独裁制的な色彩を緩めていけるかが重要になってくるでしょう。
 しかし,大統領制でも,専制的な体制を敷く(しかも共和国です)というパターン,結構世界にはあるんですね。





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2008/2/18  19:02

 

 ニュースに出ていた記事。[http://www.parade.com/dictators/2008/ 「世界最大の10大独裁者」]

 米パレード誌に、デヴィッド・ワルチンスキー氏というフリージャーナリストが毎年出しているそうです。米・フリーダムハウスや国境なき記者団、アムネスティ・インター 

2006/12/22  21:46

 

21日に亡くなったトルクメニスタンの大統領ニヤゾフ氏は、以前バナナ・ニュースのインタビューに応えてこう言っていた。

――終身大統領という制度はマズイんじゃないですか。

日本では自由民主党が終身与党じゃないか  



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