2011/10/5

フルコンタクト合気道 覇天会 合気道を実践で使えるようにするための各種組手について  分類なし


覇天会ではどうすれば合気道を実践で使えるかを真剣に考え、伝統的な合気道技法を大切にしつつも、合気道技をより一層現代的な実践技法として使えるように各種の組手や試合を行っております。

覇天会で行っている組手の種類をご紹介したいと思います。

1、基本的な合気道技を高める「合気道乱取り」

これは合気道技に限定して行う組手です。打撃がない分相手の意識をそらす術がないので、技を決めるための難易度は高いですが、純粋に合気道技を高める事が出来ます。

一教〜四教、小手返し、四方投げ、正面入り身投げ、側面入り身投げ、小手返し、回転投げ、呼吸投げ、腕絡み、腰投げ、肘締め、肘極め、後ろ倒し、肘当て呼吸投げ、入り身突き、合気落としなどほぼ全ての合気道技が使用可能です。

極一部安全性に関わる技(首を折るなど)だけは使用できませんが、その様な技は合気道の稽古ではめったに行わない荒技のため、一般的に稽古している合気道技はほぼ使用可能です。

よく合気道技は危険な為試合や組手は出来ないなどと言われる事がありますが、当会では過去に13回以上の試合(フルコンタクト合気道選手権大会&支部内交流大会)を行っておりますが、他の格闘技と比べて特にけが人が多いという事はありません。


なぜならば、必ず技を受けなければいけない型稽古と違い、組手や試合は技を防御する事が出来ますし、反撃する事も出来るので、そう簡単には技が掛からないからです。

また完全に技が掛かった場合もギブアップの意思表示をすれば相手は技を解くので、危険な状態にはそう簡単にならないからです。また危なければ審判が制止すると言う事もあります。

つまり、合気道技が危険すぎて試合が出来ないと言う事は大きな間違いであり、合気道も試合や自由組手が可能なのです。




上の動画は伝統的な合気道技を一通り行った上で戦っている動画です。
演武のように華麗にはいかないので、否定したくなる方もいるかもしれませんが、実践とは相手が抵抗もすれば反撃もしてくるので、上記の動画のように泥臭くなるものです。

演部の様に華麗に決まらない事にこそリアリティーがあると言う事です。

2、合気道技+当て身(打撃)「合気道組手」


古来より合気道技に入る前に当て身を入れて相手を崩してから合気道技に入るようにと言われてきました。それを実際に具現化したのが合気道組手です。

初心者から中級者までが安全に稽古できる、(顔面への手技攻撃のみを除いた)直接打撃制を採用した「フルコンタクト合気道」ルールと顔面攻撃を認めた上級者用の「実践武術合気道」ルールの二つを行っております。


顔面への攻撃への対処は実践を考える上では避けては通れないものです。
そこで覇天会では防具着用の上安全性を確保し、顔面への攻撃への対処を含めた合気道試合を実施致しました。それが「実践武術合気道試合」です。

顔面攻撃を認めた実際の試合

顔面攻撃有りの試合に至るまでの初期のテストマッチ


「実践武術合気道」ルールは確かに合気道技に顔面攻撃まで認めると言う実践性の高い合気道試合を実現しました。しかし、実践を追求する事は武道としては大変に意義がある事ではありますが、現実的には我々は社会生活を営んでおり合気道だけを行っていると言う訳にはいきません。

その為顔面に防具をつけていたとしても、実際に顔面を殴り合う「実践武術合気道」ルールを行うのは難しいという方も多いかと思われます。

その様な方の為に覇天会では「安全性と実践性のバランスの取れた試合」ルールである「フルコンタクト合気道ルール」を中心に行っております。


このルールは顔面への手技の攻撃こそ無いものの、合気道技とボディーへの直接打撃を認めた(蹴り技は顔面もあり)、比較的安全でありつつも一定の実践性も確保できているバランスの良い優秀な試合ルールです。






3、武器の攻撃(短棒)を捌く試合である「武器取り護身組手」

これは相手が短い棒状の武器で面と胴を攻撃してくるのを合気道技にて捌き制圧する形式の試合です。

当会に所属している現役の海上自衛隊員の会員の方が非常に実践的だと気に入り試合にも良く参加されています。また、総合格闘技の有名団体の有段者である方からも武器を素手で捌くのは珍しい試合形式であり実践的であると積極的に試合にご参加頂きました。

通常我々の日常生活において合気道が活用される場合を考えると、街中で絡まれた場合などを考える方が多いでしょう。その場合は相手に殴られるかもと考える事はあっても、武器で攻撃されるかもしれないとまでは、中々現実感を持って考えられないかもしれません。

ですが、現役の海上自衛隊員のNさんにとっては、近年増えてきている不審船等への対処を現実的に考える必要があります。その際に相手が武器を持っていると言う想定は十分に起こり得る事であり、身近にリアリティーを持って感じられるようです。

このように比較的玄人受けが良い試合ルールではありますが、通り魔事件などがしばしば報じられる現代にあっては我々一般人も武器の対処法を身につけておくに越した事は無いでしょう。

また、合気道は元来、剣術の術理から発生した武道であり、対武器の体の使い方を覚える事は合気道の本来の術理を身につける上でも役に立つでしょう。

武器取り試合









4、相手が打撃で自由に攻撃してくるのを捌く試合形式「打撃自由技試合」(打撃捌き試合)

相手は打撃の連打やヒットアンドアウェイで攻撃してきます。それに対して合気道技にて捌き制圧する試合形式です。対打撃に特化した試合形式です。



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