那覇の琉球居酒屋で働くようになり七年目。千葉県から移住してきました。日々の思いや風景を綴ります。ひとりごとにも、おつきあいください。1234567のユーザー名は、ご愛嬌。勝矢ひとえと申します。






沖縄を舞台とした小説集だ。同年代の作家として二十代の頃から読んでいるが、小説家としての力量をあらためて認識した。表題作の『なんくるない』だ。といっても、本人は、あとがきで「思ったように書けず失敗作」とまで言っているので、作品としての出来はよくわからない。でも、離婚をして沖縄にやって来て、恋に落ちるという(まあひと言で言ってしまえばずいぶんと単純なストーリーだ)女の気持ちを何でここまで濃やかに表現できるのだ。1泊の取材で書いたというから、やっぱりプロだ。
