ウォーキングがブームらしい。
ブームというより、もう定着している感がありますね。沖縄は暑いので、ウォーキングの時間や時期が限られる。休日くらいしか、ロクに歩かなくなってしまった。
千葉に住んでいたときは「野道探歩歩(たんぽぽ)会」というサークルに入って月に一度歩いていた。国土地理院の地図をクリアケースに入れ首から下げて(ダサイ)、20キロほどを歩いた。当番に当たった人が首都圏近郊からフィールドを探し、コースを作る。10時集合、16時解散。時速4キロで無理なく歩けた。お昼は公園など適当なところでお弁当。こんな地味な遊びにハマる自分が不思議だった。仲間は私より10歳以上年長か小学生。だが、ウォーキングは人間の根源的な喜びで、歩いているときの脳波は喜んでいるときと同じというから、今になってうなずける。
八王子とか川越とか江東区とか、なんの変哲もない住宅街や野道や里をただ歩く。なのに、初めての参加のあと、また来たいな、という爽快感を覚えた。ここから、歴史に興味を持つ人、地図そのものにハマっていく人、歩く距離やスピードにこだわる勝ち歩き派などに別れていくのも面白い。私は、ただのんびりと休日の空気を感じながら歩くのが楽しかった。