涼しくなるのを待っていたが、待ちきれずに、とにかく出かけた。11月、本島南東部の佐敷町、玉城村、知念村にまたがったエリアで尚巴志ハーフマラソンが行われる。世界遺産のグスク(城)や斎場御獄が含まれているし、海の眺望も期待できる。夏の盛りの頃から、ここを歩いてみたいと、ずっと思っていた。
コースは、21.0975キロ、10キロ、3キロが設定されている。だが、役場に問い合わせてもマップさえ作っていないという。仕方なく、パソコンから印刷した写りの悪い地図を持って出た。
今日は手始め。バスが着いた親ケ原から歩き始める。まもなく行くと「新里ビラ」だ。高低差150メートルを1.2キロでつなぐ急坂で、マラソンでは難所となりそうなポイント。私は下りを選んだので、海を眺望しながらの快適ウォークとなった。ちなみに坂のてっぺんには日帰り入浴のできる眺望風呂があるので、ひと風呂浴びるのも楽しみのひとつになりそう。
平地に入ると暑さがじわりと身を包み、汗でシャツが貼りついてくる。だが道中、トックリキワタやプルメリア、また野鳥や蝶などが目を楽しませてくれた。家々に飾られているシーサーも那覇よりずいぶん個性的だったし、野菜の直売所があったりして、歩くからこその楽しみをいろいろ見つけられる。
馬天港に立ち寄り、しばし休息。靴擦れが痛む。思えば、私がウォーキングに熱心だったのは、二十年近くも前のこと。毎月20キロを苦しいとも思わずに歩いていた。結局、7キロ移動した辺りで(歩行距離は8キロ)、リタイア。今日のゴールは佐敷町のシュガーホールにした。時間にして二時間余り。まだ気温は高いものの、吹く風には秋のそれが感じられた。なんとかウォーキングの季節にたどりついたようだ。これからは月に一度でも通いたいと思っている。
今度は、国土地理院の地図と磁石、絆創膏や着替えも用意してみよう。
