雨だ。
先週は風邪で歩くのを断念したから、
今日という日を心待ちにしていたのに。
歩くということは、身も心も開放されてスッキリする。
昨年9月から始めた習慣だが、
2週休むと、なんだか鬱々してくる。
沖縄の人は優しいというのは、本当の話だ。
でも、おとなしい、ともいうかも。
思うところがあっても、それを滅多に口にしないで、
お互いをいたわりあいながら、解りあう。
内地の人が転勤で来て、沖縄の人たちの上に立つと、
言ってくれればいいのに……と、とまどうらしい。わかる。
私の場合は、沖縄の人たちに囲まれて仕事をしているので、
まずは沖縄に馴染めるように努めた。
でも、お役人がいい加減な仕事をしたり、
約束の時間に平気で遅れてくるウチナンチュを見ると、
やっぱり腹が立つ。せっかちなのだ。
でも、私も周りの人たちに許されていることを
身を持って思い知ったから、
ちっちゃいことで目くじらをたてるのはよそう……
と自分をおさえ込む。
(ホントなら怒りたいことは、けっこうあるのだ。)
大きな出来事にぶつかったとき、
沖縄の人たちのやり方は、なんと賢いんだろうと
目からウロコが落ちる思いがした。
怒ることは簡単だ、相手もわかっている、
だからあえて言わない。
自分のなかにいつまでも怒りを
継続させることも賢いとはいえない。
(ただし基地問題などでは、沖縄の人たちも怒らなくては!
というムーブメントが起きている。ココでは
あくまで、個人レベルの人間関係のハナシですね)
だから、いつか東京に帰ったら、と考えるとき、
ちょっと不安にもなる。
沖縄の人が東京をあまり好きじゃない理由も
わかる気がする。
東京を嫌い(東京という街だけは、「嫌い」と
言ってはばからない、あの感じはなんでしょう?
たぶん、東京の一部を指して言ってるんでしょうね)
と言われると、悲しい気持ちになるワタシだが、
東京では自分を主張した方がいいことが多い。
引っ込み思案な私は、いつもそのように周囲から励まされ、
そのように努力もした。
だから沖縄に来た当初は、とまどった。
あ〜あ、
胸のモヤモヤを書いたら、少しだけスッキリした。
国内ひとつとっても
いろんな処世術があるのを覚えておくのもいいか!
ということにしておこう。
……やっぱり外はどんよりザーザー雨。
少しは散歩に行かないと、つまんないな。
長靴はいて、傘さして、カメラ持って、どっか行くか。