劇場公開されてだいぶ日にちがたち、銀座の映画館での上映が終わりました。
モントリオールの映画祭でグランプリと中国金鶏百花映画祭を受賞した「おくりびと」を見に行こうと 思います。文芸映画が好きで時々名画座に行きます。ヨーロッパのマニアックな映画が多いですが、ここ数年見た中で印象的だった映画はイタリア映画「家の鍵」とイギリス映画「イリーナの手」です。こじんまりした単館でゆっくり見るのが好きです。今回はユナイテッド・シネマ豊島園に行こうと思います。
子どもの頃、近所に住む知人の方がこの「おくりびと」の仕事に従事していた時がありました。その方は主に病院から亡くなった方を搬送して、お風呂へ入れて体を洗う仕事を毎晩していました。帰宅すると、いつものように人々の顔を思い出すのだそうです。それで何故かはわからないけど涙がとめどなく出てくると言っていました。
映画のキャッチコピーにもなっている「みんながおくりびとであり、おくられびとである」と言う言葉を頭に入れて鑑賞したいです。先に急死した市川監督の「病院で死ぬということ」も公開された時は注目されました。いつだって、ターミナルの死(死せる存在である人)を考えさせられるテーマはとてもシリアスです。