あっというまに単行本全巻揃えてしまったBLEACHの劇場版第2弾。
この漫画を知るまでは死神の漫画といえばデスノートだったのですが、自分の頭の中ではすっかり逆転しました。
デスノートがジャンプに掲載されたなかでは異色の秀作であったのに対して、BLEACHはまさにジャンプの王道系の作品です。
それでも女性ファンが結構いるあたりは、キャラクターの豊富さとその画像にもよるところがあるのでしょう。
さて映画そのものはこの漫画の人気キャラクター(人気投票で主人公とほぼ変わらないところまで行ったらしい)を中心に展開します。というかコイツが主役です。
劇場版第一弾の前半のかったるさを省き、全編の多くを戦闘シーンに当てています。すなわち思ったより話としては薄いものを感じました。
捨てられぬ過去、宿命、因縁、掟、決意とか書けばかっこいいのかも知れませんが、それらを深く掘り下げずに戦闘優先の画像の羅列にも思えました。
過去に対するこちらの思い入れが浅いままに話が進んで行ってしまうというあたりです。
人気者を中心にすえても、ストーリーは骨太やないとあきません。
そういう意味で言うと第一弾の前半のかったるさは、いわゆる後半への思い入れを作る為に、主人公とともに過去を共有するシーンであったわけです。
第一弾は劇場版だけ登場するキャラクターの救出戦なのですが、コイツを助けたいと観客にも思わせるだけの経験を、前半で観客にもさせてくれていたわけです。
第三弾の副題をみる限り、また主要キャラクターをいじろうという意図が見えるので、ちょっと不安になってきました。