「さあボツボツはじめべえ〜〜」
「そうだのう〜〜」「やるって・・」
”炎の点火”
正月の七日におてんまで、集まり下準備で川原清掃と組み付け。
14日に毎年恒例の【どんどん焼き】に”火”の祭り。
部落中が集まり、初めての人と新年の挨拶を交わす。
”灯とぼし祭り”は全国でも有名になり、日本文化遺産に登録されたふるさと祭りで、カメラマンにとっては凄い炎の祭典ですが、田舎ではお正月の『どんどん焼き』も欠かせない行事です。
一年の御用納めした”だるま”や”貼り紙”、”お札”や子供たちの書初めの失敗作など…いらない大事なものを、無病息災の「願」をかけて燃やします。
燃えてる最中に、周りで御歳取りの人(厄年や年男年女)が、厄払いのため、みかんやお菓子、あらゆるものを投げるのです。それをまた拾うのが面白いのです。子供たちが面白くて飛び回っています。
みかんをふんずけてグシャっと。「あっこっちこっち」
「OOさ〜ん・・こっち投げて」「おいよ」「ホレ〜」
ひとしきり、われを忘れて賑やかに取りっこ!餅投げのような光景です。暗いので懐中電灯照らしてもう大笑いしながら…
「ああ…おもしれ〜〜」って。
残り火でまゆ玉に真似て作る”オマイダマ”を焼き、酒を酌み交わしながら、それを食べます。今では…ちくわ、イカ、ウィンナ−などなんでもあり…お蚕で盛んだった農家が多い為、昔からの古い風習です。5時に点火して8時頃まで火の回りで人間火あぶり・・そんな時、地元の区長さんや班長さんが廻り番で接待です。毎年4月〜翌年3月までの役員さんなので我が家が班長。今年は私が”おしるこ”を作って持って行き賑やかになりました。昔ながらの風習、伝統…子供たちに伝えたいですね。いい子に育つように。
「今年も一年いいことありますように〜〜」