2006/7/3
またもやハンディールーターネタですみません…。しかもそれほどマイナー機種ではありません。トリトンのルーター「TRJ001」通称高性能ルーターの知られざる(?)高性能っぷりを紹介しようと思います。
(木工ネタですので、一般の方はあまり面白くありません。いつもながらスミマセン<(_ _)>)
ルーターリフターというモノをご存知でしょうか?これは、ルーターテーブルのルーター取り付け部分に、ハンドルなどを介して、ルーター本体を上下に移動(リフト)させる機構のコトです。この機構によって、刃物の高さを容易に微調整する事ができます。
ポーターケーブルのルーターの一部の機種には取り付けベースの機能としてこのリフター機構が標準装備されていますね。しかし、こういう機種は稀で、基本的には後付けで、ルーターテーブルの既製品と共に購入〜というのが普通のようです。しかし、ルーターとあわせてこれらを購入するとなると、ルーターテーブルの台などは自作するとしても、7〜10万円くらいの出費になってしまう感じですね…
そこで、ルーターテーブルでのルーター使用がメイン。そして、リフターの導入を考えている方にまえのがおススメと思うルーターの機種がTRJ001なんです!
(楽天より。クリックで詳細ページが見れます)
このルーターですと、本当にシンプルなルーターテーブルで、リフター付きのメーカー品のルーターテーブルとほぼ同等の使い勝手の使用ができます。ここで言うシンプルなルーターテーブルとは、ある程度の強度を確保できる厚みの合板を用意します。これにビットが顔を出す為の穴をあけます。それと、ルーターを固定するネジをとめる為の穴を開けまして、これで合板にルーターが固定できますね?以上!完成!簡単でしょ?
TRJ001の機構の面白さは、「プランジ機構をハンドルの回転で作動させる事ができる〜」という点です。それに加えて、ビット高の微調整機構が別に付いています。これらを活用することで、リフター機構付きのルーターテーブル同等の機能として使えます。
ビット高を大きく上下移動させる時は、ロックを解除して、ハンドルを使ってビット高を調節します。ちょちょっとハンドルをひねれば、一瞬でビットを固定するコレット部分までが、テーブル上に顔を出すほど、このルーターの可動範囲は広いんですね〜。
なんとTRJ001はコレットを1番高いところまで移動させた時にロックがかかるようになっていますから、ルーターテーブル上で、スパナ1本でビット交換が可能!なんて便利!あとづけのルーターリフターではビット交換のたびにルーターをテーブルから外さないといけないモデルが多いですから、TRJ001のこの機能は得点高いですね!
ビットの交換をして、ビットの高さを加工位置にセットするときは、まず大まかにハンドルを使って、最終セット位置より若干高いかな〜と言うポジションにまで高さ調節をします。あとは微調整ダイヤルで徐々に設定位置に高さを合わせていきます。あら簡単♪ルーター本体をいちいちベースから付け替えたり外したりする手間がないから、セッティングが早いね!しかも微調整ダイヤルがあるから、ゼロコンマ単位の微調整もできちゃうよ〜 わお〜 ←会場の感嘆の声(笑)
ま、これはちょっとお遊びの過ぎた表現が混じっていますが、僕の工房でのルーターテーブルを使った時の作業風景です。一般のプランジルーターは、上下動のロックを解除し、ルーターを押し込むことで上下動します。しかし、TRJ001はグリップハンドルを回転させてルーターを上下動させる事が可能です。これがルーターテーブルでの使用時の使い勝手を群を抜いて良いものにしています。
しかも、トリトンのこのルーターは元からルーターテーブル上でのビット交換が可能な機構もあわせもっていますから、下手なルーターリフターを使った場合よりもセッティングが早く、便利ではないでしょうか?使用ビットもo軸もインチ軸にも対応したコレットが純正部品に含まれてます。
トリトンというメーカーがDIYメーカーと言う印象が強いせいか、このルーターも、どちらかと言うと「キワモノ」扱いされていて、あまり話題に上りません。ルーターの話題と言えば、他の一般的な国産メーカー品やポーターケーブルなどの米国機械の話題ばかりが目立ちますが、どうです?このトリトンという選択肢?
販売店も国内に整備されていますし、そういった点では米国機械なんかよりよほど安心ですよ(修理対応などの面で)♪
僕は、値段、機能、保障などのトータルバランスですごい良いルーターだと思うんですけどね〜。木工を話題にするサイトはけっこうあるのですが、どうもTRJ001はその良さの割りに話題が乏しい。なんか評価が不遇だ!と感じ、ここで一人遠吠えをかましてみました(笑)。
ま、自分が使っている機械があんまし話題に上ることがないのでそのやっかみだったりするんですんがね〜(爆)あ、公平を期する為に記述しますが、トリトンルーターの微調整はあくまで上→下の方向にしか良い動きはしてくれません。下→上の微調整は、ルーターを調整するネジが、ルーター本体の重みに負けてしまい、うまく動いてくれません。ここはリフターの方が専門機械として勝っている点でしょうね。
でも、そんな欠点も含めてみても、ルーターテーブル使用のハンディールーターはトリトンTRJ001 高性能ルーターをまえのはプッシュします!
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