2007/4/27
頼まれた物を作りつつ、平行して、新しいクラフト(小物)の試作をしています。
新しくモノを作る時は、頭の中で考えたプランどおりに加工が進むか?イメージしたような形に仕上がるか?思い通りの形になったとして、その製品に求められる機能をしっかりと満たしているか?うまいこと使い物になるか?
検討ポイントは山のよう。頭の中のイメージだけでよっしゃ!作るぞ!!の見込み発車は危険です。特に初めて作るモノに関しては。イメージどおり進まなかった時は、作ったものはただのダメ作品です。ゴミになってしまいます。
加工手順を頭で組み立てつつ、機能的な部分を簡易的な模型(モックアップ)で使い勝手、動きや収まりを確認します。そこで当初の図面から修正が必要な箇所を拾い上げ、再度モックアップで仕様を検討。これが、良い結果が出るまでやり続けます(モノによってはこの段階でボツになるモノも(泣))。
原寸模型での検討が済んだら、その図面にそって試作をします。頭の中では数を作る事を想定して、無駄の無い作業方法、それでいてきれいに製品を仕上げられる加工方法を考えて行きます(この作業はある意味終わりがありませんね)。
そうして出来上がった試作品。さあ、どんな物だろう?
自分でいろいろ考えるのも大切ですが、自分ひとりの視点では考えが偏ります。変に「こりゃ良くできた!」と有頂天になってしまったり、「う〜ん…こんなの欲しい人おるんやろか…?」なんてネガティブ思考に捕らわれたり。
なにより、1番の問題は、作り手は自分の都合で「これで良し」と妥協してしまう点があること(特に機能的なポイントですね)。これは作り手視点の妥協で、実際の使い手の視点と「ズレ」が生じてしまうことが1番多い部分です。
作り手視点では「木で作ったものだからここはしょうがない…」という部分が、使い手視点では「ここが使いづらかったらダメでしょ」だったりします。これもバランスが難しい所なのですが、中途半端に妥協するよりも、より良いモノを作る方が良いに決まっています。
でも、それは1人で考えていては気付かぬ物。そこで試作品はおうちにお持ち帰り。身近な客観評価者である家人に使ってもらい、自分も使い、そこで意見を集めます。そして、実際に生活の中で使ってみての問題点を漁ります。なんて大変で楽しいんだモノ作り…♪
今週末から連休です。外に出ている人も帰ってきますし、いろんな意見が聞けそうです。
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