2008/1/30
今日も引き続き治具のお話
昨日の記事で「センターピン(φ4)にぴったりはまる穴をあけて加工する〜」というくだりがありましたが、今日はこの部分についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
僕は治具作りの材料にベニヤやMDF、木の丸棒など色々なものを使いますが、パーツ的に強い強度が必要だったり、使っていくうちに磨耗していってしまうようなパーツには金属や塩ビ板などを使う場合があります。
この治具に使う金属パーツ、特に、僕が良く使うのが「金属ピン」という商品で長さは20〜40oくらい、太さはφ4、φ6などが一般的で、ホームセンターなんかで手軽に入手できます。
コレを用途に合わせて金ノコなんかで切って、サンダーで端を整えて使っています。
今回、φ4の金属ピンを使ってセンターピンにしたんですが、当工房にある直径4oのドリルビットであけた穴ですと、結構「きつめ」になるんです。
高い精度を求める加工での基準にするなら、この「きつめ」というのはいい事なんですが、いちいち加工材をセットするたびに
「ふんぬー!」
って、
気合い入れながら作業するのはしんどい事です。
なにより、セッティングに時間がかかり、加工の手離れが悪くなるんです。
そこでどうするか?
直径4oより、ほんのちょっとだけ径の大きいドリルビットを用意する
もしくは、金属ピンを削ってほんのちょっと直径4oより細くする
という対応をするんです。
今回は金属ピンの方を細くする事にしました。
写真上のピンは加工する前
写真下側のピンはコンマ1oちょっと細く加工してあります。
(太さが変わる部分から微妙に光り具合が異なってます)
この加工は、横向きに固定したハンドドリルに金属ピンをくわえさせ
回転させながら、ダイヤモンド砥石で削り出しました。
今回は、微妙な切削量を正確に出したかったので水に濡らしながらダイヤモンド砥石で削り出しましたが、別にサンドペーパーを使ったりしてもいいかもしれません。
今回はだいたい3.85oに切削したところで、ガタも無くスルッと入る太さになりました。
ちなみに、ドリルビットの方を調節したい場合
その時は、同じようにハンドドリルに取り付けた状態でダイヤモンド砥石で均一に研ぎ出す事でコンマ5ミリ程度くらいの微調整をする事が可能です。
このドリルビットの径の調整ですが、以前までベルトサンダーを使ってやっていたのですが、なかなかドリルエッジの直線をまっすぐに保つのが難しく苦労しました。
そんなワケで、これからやってみよう〜という人にはダイヤモンド砥石でゆっくり調整する方をおススメします(今は僕はもっぱらこの方法)。
木工をしていると、微妙なはめあいが欲しい時、
0.8とか0.1〜0.3の微妙なサイズのドリルビットが欲しい時が多々あります。
普通に流通している木工用のビットはコンマ5o単位でしかありませんが
そんな時、自分でドリル径を調節できるようになると便利です♪
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