第19回 社会福祉援助技術
19回27
問題27 高齢者虐待への対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 主治医との連携、ショートステイの利用などの緊急対応体制をあらかじめ整えておく。
B 高齢者は、虐待されていても、そのことを、あきらめたり我慢していることがある。
C 被害高齢者の利益を守るために、加害者である家族への支援を控える。
D 高齢者虐待の有無に関連があるものとして、家族介護者と高齢者との人間関係が挙げられる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○○
4 ×○×○
5 ××○×
解答 2
A:○市町村が虐待をうけている高齢者の一時保護を確保する責務が義務づけられました。当然関係する主治医との連携、そればかりではなくその他の医療関係者、福祉関係者との連携も大事になってきます。
B:○その通りで、介護してもらってる養護者への遠慮などから、高齢者が我慢しているケースも多々あります。
C:×この法律の清拭名称は「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」なんですよ〜。普通は省略して「高齢者虐待防止法」なんて言ってますけどね。ちょっと以外でしょ。
D:○そうですね。高齢者の介護・・そして養護者にはその負担からくるストレスがありますから、虐待に結びつくケースが多いですよね。
19回28
問題28 直接相談の原則に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 利用者が沈黙した場合は、すぐに話題を転換する。
B 閉じた質問を行うと、利用者は、自らの考えや気持を具体的に述べることができる。
C 利用者の発言内容のほかに、声の調子、表情、視線、身体の動き等を観察する。
D 面接者は、自分の価値観や倫理観を押しつけないようにする。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○××
3 ○××○
4 ×○○○
5 ××○○
解答 5
A:×相談者の態度としては、沈黙のときもそれを待つという姿勢が大切です。だって、沈黙の時間でも自分の考えをまとめている作業をしているってことがありますからね
B:×閉じた質問というのは「はい」とか「いいえ」とかしか答えられないような質問のことをいいます。相談者が自由に意見を述べられるようにするには、開かれた質問…いわゆる自由に意見が言えるような質問の工夫が必要ですよね。
C:○その通りです。相談担当者は、言葉だけじゃなく相手の顔の表情や、声の調子、目の動き、服装などからも相手から出されているサインを見落とさないようにすることが大切です
D:○バイステックのケースワークの7原則の一つにもあるように、相談者の行動や態度にワーカー自身の持つ価値観や倫理的価値観で相手を批判したり評価してはいけないというのがありますが、まさに面接担当者の態度としては大切なことです。
19回29
問題29 グループワークの実施に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 援助者は、性別、年齢、疾病、障害、日常生活動作(ADL)、人間関係等の参加者の特性を考慮する。
B 援助者は、参加者の人数、開催時間、回数、期間等について計画を立てる。
C 援助者は、あらかじめ参加者の役割を決めて提示する。
D 援助者は、参加者個人とグループ全体を対象に、観察と支援を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○×
4 ×○×○
5 ×××○
解答 2
A:○グループワークの基本的な役割は、グループのみを見るのではなく、グループの活動を通して個々人が成長し、社会活動に参加できるように援助することにあります。ですから個々人の性別や、年齢、持ってる疾病、日常生活動作などの参加者の特性を把握しておくことは大切なことです。
B:○グループワークの実践においては、援助目標を達成するために、どのようなメンバーを対象に、どの程度の人数で開催するか、その頻度や期間について計画を立てることが求められるので正解!
C:×グループワークでは、あらかじめ役割を決めるのではなく、参加者の意見を聞き入れたり話し合いを持つことが重要である。
D:○グループワークでは参加者個々人とグループ全体の観察、支援が大切です・・この通りですね。
19回30
問題30 ケースカンファレンスに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 援助目標や方針を共有する。
B 援助活動を追体験し、共感的な理解を深める。
C 援助技術を向上させるための方策を導き出す。
D アセスメントは援助活動が終結してから行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○×
4 ×○×○
5 ××○○
解答 1
A:○下記の解説を参考としてください
B:○同上
C:○同上
D:×アセスメントは援助途中でもおこないますから間違いですね
ケースカンファレンスとは事例検討会のことです。ケアプランを作成した後に、利用者が介護サービス等を受けている過程の中での状態の変化や、新し課題や問題点がないか、適切な介護サービスが提供されているかどうかについて、実際にあった事例を用いてサービスに係わっている人たちが集まり検討する会議のことをいいます。この中では必要があればケアプランなどの再意見等も行います。
問題31 ボランティアコーディネーターの役割に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A ボランティア希望者には、登録をする前に、利用者と直接接触しニーズを把握してもらう。
B ボランティアの受け入れについて、事前に利用者に説明し了解を得る。
C ボランティアには、守秘義務について理解してもらう。
D ボランティアには、活動中の事故に備え、ボランティア保険に加入することをすすめる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○×○
2 ○×○×
3 ○××○
4 ×○○○
5 ×○××
解答 4
A:×少なくとも登録前に、すなわちボランティアとしての心構え等をコーディネーターからの説明もなく利用者との接触はありえません。
B:○利用者の了解を得ることは当然の行為です。
C:○ボランティアだから守秘義務は関係ない・・なんてことはありません。
D:○ボランティアの内容によっては、それを行う過程で事故等の危険性がないとは限りません。場合によっては保険加入は必要です。