韓国タイトルの『カラ』とは“カラー”という花のハングル読み。この花には
“清純”といった意味の花言葉が込められているらしい。韓国女性が憧れるという“美人顔”のひとりキム・ヒソンと当時映画初出演の“モムチャン”俳優ソン・スンホンが共演したちょっと辛口のファンタジック・ラブストーリー。
美人なんだろうけど
口紅べったりメイクがNGなキム・ヒソンからは清純というイメージを感じないんだけどなぁ。このキム・ヒソンが演じる
香水キツそうな花屋の店員チヒに一方的に恋心を抱くデザイナーの青年ソヌをソン・スンホンが演じるのだが、妄想街道一直線な
行き過ぎた恋心場面は感情移入できずにちょっとイラつく。あと、
ぺタっとした髪型も頂けない(笑)。物語の中盤、薬中の犯罪者ミヌク(チェ・チョロ)にチヒを殺されショックを受けるソヌ。3年の月日が流れたある日、エレベーターの事故でソヌが過去にタイムスリップしたあたりから話は俄然面白くなってくる。チヒを死なせないためにと奔走するソヌ。チヒの後輩スジン(キム・ヒョンジュ)もソヌを陰ながら応援するが、結局のところ、ソヌはチヒを
救えないという実に韓国映画らしい悲しい結末が待っていた。ちょっとドキドキする後半のストーリー展開は正直思いつかなかったのだが、ここで重要となるのがチヒとは対照的なスジンの存在。
魅力に乏しくてまったくのノーマークだったのが却って功を奏したようだ。
ほのぼのとした恋愛ものを連想させる日本版のDVDジャケのデザインに釣られて観ると損をしそうなのでご注意を。

デザイナーのソヌ。頭がペタ(笑)。

花屋の店員チヒ。時折寂しげな表情をするのは何故?

哀れチヒは薬中ミヌクに殺されてしまう!

タイムスリップしたソヌはスジンと出会う。

ミヌクとチヒの関係は…?

現実に戻ったソヌに思わぬ出来事が…。