「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」8/13 第一部 & 第二部
8月13日(日)
15:00 屋内集会 第一部:日本教育会館)
韓国、台湾の遺族による証言
高橋哲哉さん講演
17:30 屋内集会 第二部:日本教育会館コンサート
(1)台湾: 「飛魚雲豹音楽工団」
(2)韓国: 韓国の子供たちによる歌
(3)在日: 朴保
19:30 キャンドルデモ出発: 教育会館から−−錦華公園
この日は今回の連続行動の中でのメインイベント、前半の集会、後半のコンサート、そして最後のデモと大変盛りだくさんである。
第一部
内田雅敏(弁護士、キャンドル行動事務局長)
会場はあっという間に一杯になった。
李ソクテ(キャンドル行動共同代表)
金希宣(韓国国会議員)
高橋哲哉(東大教授)
A級戦犯分祀論の危険性
高橋哲哉氏は8.13、8.15の両日の講演において「A級戦犯分祀論の危険性」を明瞭に話された。
国立追悼施設の危険性については自分なりに感じとっていたのだが、其の訳を明瞭にしてもらって大変勉強になった。
以下は、あくまでも私なりの租借のうえでのまとめである。
「現在のA級戦犯が合祀され、日本軍として徴用されて戦死した中国・韓国人を無断で合祀している靖国神社に憲法に違反して首相が参拝し、アジア諸国の怒りと失望をかっている現状をなんとかしたい、という事は重々承知の上で、現在多数意見になりつつある「A級戦犯分祀論」は中長期的に見ると今より危険な事態を招くと考えている。
いま分祀論は「昭和天皇の靖国参拝中止はA級戦犯の合祀によるもの」という富田メモのスクープから、さらに勢いを得ている。
・ではA級戦犯を分祀すれば、それでいいのか?
--A級戦犯はせいぜい1928年以降の満州侵略から敗戦までの戦争犯罪を扱っている。 ところが靖国が東京招魂社として設立されたのは明治10年、それから軍所管の神社として日本のおこなった侵略戦争による戦死者を祀ってある。 そして、台湾の原住民殺戮。台湾併合、韓国の植民地化等、明治10年から満州侵略に至るまでのアジア侵略戦争の戦争犯罪はまったく裁かれていない。 A級戦犯をはずしたところで靖国神社の果たしてきた歴史的役割を問わなければいけない。 そして何よりも、最大の戦争責任者である天皇の戦争責任が問われないまま済まされることがあってはならない。
--A級戦犯分祀では台湾28000人、韓国23000人の無断合祀の問題はなんら解決しない。合祀取り下げの道は開かれない。
--かりにA級戦犯分祀がなったとして、それで中・韓との外交問題が解決するとしても、首相・天皇が公然と靖国参拝するようになったらどうだろうか? 本来、憲法の政教分離原則から許されない(裁判所判決でも違憲)はずの靖国参拝に道を開いてしまう可能性が高い。
外交的障害がなくなれば、富田メモの趣旨にのっとた形に変われば、強行してくる恐れは非常におおきい。
A級戦犯に全ての罪をおしつけて、天皇の戦争責任を消して、天皇の参拝に道を開く というのは 靖国支持派にとってはありがたいこと。
かって靖国神社は軍所管の神社、すなわち大元帥=天皇の軍隊の神社であったわけで天皇参拝が一番大事なことである。
戦死者の悲しみ、遺族の悲しみを 天皇が参拝することによって ”名誉、遺族の喜び”に転換させてしまう”感情の錬金術”のためにもぜひとも天皇参拝は実現させるべきと考えていることは明らか。
イラク派遣の自衛隊が2もし戦死者がでたら合祀できないか”と調査していたことが明らかになった。 首相の参拝より、天皇が頭を下げるほうがよほど効果があるのだ。
そして、メモを受けるようにだされた麻生外相の分祀論はかつて廃案になった国家護持法案の焼き直しにすぎない。
靖国が自主解散して特殊法人として国営化されれば、それこそ国家の好き勝手に死者を英霊として組み込むことができ、しかも非宗教法人ということで政教分離原則に抵触しないという理屈で、大手を振って戦死者を祀り、愛国心を称揚、強制する装置になることは目に見えている。
そういう靖国神社が憲法九条改悪とならんで出来ていき、教育基本法が改悪されて愛国心が教育の目標になった暁に、21世紀の日本はどういうことになるのか、あらたな戦争国家をささえる仕組みが見事すべて揃ってしまう。
この流れをぜひ皆さんとともに食い止めたい。」
李金珠(光州遺族会会長)
金城実(沖縄靖国違憲訴訟原告団長)
チワス・アリ(高金素梅)(台湾立法院議員)
心なしか映画の時より痩せているように思えた。癌の再発でなければいいのだが・・。
イ・ヒジャ(合祀取消訴訟韓国人代表)
ヒジャさんはどの日も元気一杯だった。「あんにょん・サヨナラ」の加藤監督は連日参加されていた。
今村嗣夫(弁護士、キャンドル行動共同代表)
第二部
「飛魚雲豹音楽工団」
素晴らしいハーモニー、薄っぺらな歌手なんぞ問題にならない。
鼻で笛を吹くのも大変に自然。
韓国の子供たちによる歌、会場がひとつになった
朴保、最初緊張気味だったが、イ・ヨンス ハルモニがステージに上がりアリランを歌い、これで会場全体が一挙に盛り上がった。
最後のペンノレの頃は、皆ステージに上がって踊りまくる。
台湾勢のパワーすごい。
第三部のデモの様子は つづきで