2012/8/31

燕麦の粥  徒然

 毎日暑いですね。あまりに暑いので寒い国の本を読みました。

『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン 著 木村浩 訳

ラーゲリに収容されているイワン・デニーソヴィチの一日を淡々と綴った小説です。季節は冬。寒いです。なぜか、「悪い脂と燕麦の粥(カーチャ)」がものすごく美味しそうに思えてきます。なんだかね、励まされる本です。

家にあるのは古い文庫なので、上のリンクとは表紙のデザインが違います。昭和63年の第47刷です。定価280円、もちろん消費税はなし。そういえばこの年、私は初めて歌舞伎を観たのでした。
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2012/8/29

芭蕉通夜舟  徒然

 ひさしぶりに観劇しました。こまつ座『芭蕉通夜舟』紀伊国屋サザンシアター
坂東三津五郎のほぼひとり芝居です。もとは小沢昭一に当て書きされたそうです。なーるほど、小沢昭一的かもしれないです(笑)。俳聖松尾芭蕉の生涯をほぼひとり(というのは朗誦役として黒子が4人出演するから)で、歌仙にちなんで三十六景で綴られます。蕉風の確立、「詩人」芭蕉の芸術的葛藤が井上ひさしらしい諧謔と理屈で描かれます。最後の通夜舟の景をどうとらえるか、私は、苦笑いをしながらそれも許容しているのではないかと思ったのですが、どうなのでしょう?

 しかし、劇場の平均年齢は高かった。私は若いうちにはいるわね。もっと若い学生さんとかにも観てほしいのですけどねえ。

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2012/8/27

帝国主義恐るべし  徒然

 『からのゆりかご』読了。徹夜はしなかったけど、ほぼ一昼夜で読んでしまった。いやはや。凄いですよ。

 この本で取り上げている「児童移民」がどうして英国最大のスキャンダルかというと、やはり、英連邦の白人社会の中だけで完結している人権問題だからということもあると思いましたね。

 この本が書かれた時点では、オーストラリアがどう関わったのかはかなり分かったようなのですが、一方の送り出したイギリス側についてが全然解明されていないようです。なぜ、親のいる子供までもが親の承諾を得ないまま送り出されたのか?という最大の謎が残っているようですが、今はどうなのでしょう?解明されたのでしょうか。

 なんというか、20世紀って野蛮な時代だったのですね。その前にソルジェニツィンを読んでいたせいもあるけど、ニンゲンってねえ。ダメな動物だわねえ。またもめそうな日韓日中関係を思い、シリア情勢を思い、過去の愚行を思う残暑かな。




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2012/8/26

からのゆりかご  徒然

 『からのゆりかご』マーガレット・ハンフリーズ 著 


ジム・ローチの映画の原作です。(映画は観ていないのですがね。)
姉から借りた本です。非常に重い内容ですが、一気に読んでしまいそうです。徹夜で読まないように気をつけます。


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先日来紡いでいる木綿の単糸で編んでみました。糸が切れそうでひやひやしたけれども、なんとか編めました。双糸にしたほうが安定しますね。
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2012/8/25

綿紡ぎ  徒然

暑いですね。

あまりに暑いのでウールを触る気にもなれず・・・・もっぱら麻を編むか、木綿を紡いでいます。


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こんな小さなスピンドル(タクリ)をぶんぶん回して紡ぎます。
これでもかと回さないとすぐ糸が切れます。

木綿を紡ぐのは羊毛を紡ぐのと少し勝手が違って、また、面白いのです。
そしてなによりも、涼しい!
(別に木綿を紡ぐと涼風が吹くわけではありません。羊毛と比較して涼しいというだけです。)

『ガン病棟』は読み終えてしまいました。
面白かったですよ。おすすめです。



次はこれかなあ・・・・。

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