コンサートに行って来ました。 ご存知でしょうか、イリーナ・メジューエワさんのピアノです。 私は知らなかったのですが、行ってきました。お仲間と一緒ですから。
コンサートは2階の小ホールです。会場内撮影禁止。
開演30分前が開場です。 早く入って隣に座ったAさんと話していました。これもコンサートの楽しみの一つです。
「私、後期高齢者になったのよ」
「そうですか」
”とても、そうは見えませんが”と、声が出そうになったのですが、慌てて押し留めました。
これには、深い訳があります。 私は人様を褒めることを禁じられているのです。誰にかは言えません。いろいろ差し障りがありまして…。
実際、Aさんは顔の艶がいいし、声も話も若々しいので、コーキには見えません。 毎朝5時半に起きて1時間もウォーキングをするそうです。 そのせいかもしれません。
いよいよピアノリサイタルの開演。 しばらくすると私がコックリ、コックリを始めました。 ショパンの「ポロネーズ」「ノクターン」辺りまではいいのですが、「バラード第3番 変イ長調 作品47」くらいになるともうダメです。
その代わり後半の「展覧会の絵」ではバッチリ目を覚ましていましたよ。 Aさんはどうかなと思って、見るとコックリやってました。 若く見えても、やはりコーキですね。
Aさんはコックリのときは丸くなるのです。 ピアノ(弱)がフォルテ(強)に変わり
ジャーンとなるとピンとなります。 ピアノで丸くなりフォルテでピンを繰り返していました。
「展覧会の絵」は強弱の激しい曲と思いました。 プロムナードはおなじみですが、10枚の絵の部分が激しいです。 それでAさんが丸くなったりピンとなったりするのです。
メジューエワさんは終始、無言でピアノを弾いていましたが、アンコールのときに4語だけ発しました。
「ラフマニノフ」「夫の絵」「ラフマニノフ」「ライラック」これだけです。とてもきれいな声でした。
帰りがけに掲示板をみると「本日のアンコール、ラフマニノフ
音の絵、リラの花」と書いてありました。