■改善策説明
今日も臨時の委員会が開催され、官製談合問題に関して新潟市から公正取引委員会へ報告する改善策・是正策などの説明がありました。
少し総花的で、文面もこなれておらず、他の委員から言わせると「そもそも官製談合問題がなぜ起こったかという本質的で最も重要な問題に対する認識が甘いゆえに、芯が通っていない何か曖昧模糊としたものになっている」との厳しい指摘も。
確かにその通り。
しかし委員会での議論や意見も随所に取り入れてあり、僕らの意見もそれなりに尊重されているところは評価できます。調査委員会や入札監視委員会では触れられなかった問題で僕が提案した項目も、きちんと入っていました。
■公正取引委員会資料問題でプチ紛糾
また、僕は、今回の案件に関連して、公正取引委員会で現在進行している審判の資料を新潟市当局が入手しているか、問いただしました。
当初当局は「なにぶん全て資料は非公開なもので・・」とお茶を濁すような答弁でしたが、ナカヤマヒトシを甘く見ちゃあいけねえ、すでにこっちで下調べはついている。
以前も報告しましたが、談合を繰り返したとされる企業に対する審判では、一般人は資料を見ることすらできません。当事者の企業以外は「利害関係人」しか見ることができないのです。
新潟市はこの事件で「被害者」なのでこの「利害関係人」に相当し、審判当日以降であれば資料開示の請求ができるのです。
しかし、すでに3回(今日で4回)行なわれているにも関わらず、入手しているのは第1回のみ。2回目以降は開示申請もおこなっていないということが判明。
「被害者」である新潟市は、どういうわけか、被害の実態を克明に記したはずの資料を入手しようともしません。「膨大な資料で大変なので何回かの審判が終わってからまとめて申請しようと思っている・・」というのが理由だそうです。
でもたとえ膨大で見るのが大変だとしても、「被害者」としては被害の全容資料を入手しておくことは必須だと思います。
僕の指摘によりこの問題が発覚し、複数の委員から「おいおいいったいどうなってんだ」「真相解明する気があるのか」などの声があがり、プチ紛糾。
新潟市が公正取引委員会から入手できた資料も、公正取引委員会からは「非公開にしておいてくれ」と言われているそうなので、これを我々が見ることができるかどうかについては不明ですが、しかしそもそも真の被害者は「機関としての新潟市」ではなく「納税者・主権者たる新潟市民」なのです。
そう考えれば、本来市民へ公開されるべきだし、仮にそれが無理だとしても、真の被害者である市民の付託を受けた新潟市は、積極的に資料の入手にあたるべきだと言えます。
結局、担当課も積極的に対応することを約束し、議論を終えました。