選挙が終わってすぐに議会が始まると言うスケジュールで、書き込みが遅れてしまいました。
御存知の通り、小泉マジックの圧勝という結果に終わりました。
小泉政権の「改革」「自由化」「規制緩和」により、経済指標ではなく生活実態の上での「景気」感は、むしろ悪化しています。
本来小泉政権によってもたらされた不況や閉塞感が、逆に強権的な小泉政権への「期待」となってあらわれてしまっている、と思います。「(郵政)公務員の既得権」への大衆的な「反発」などに見られるとおりです。高級官僚の既得権は守られたまま。
マスコミも、うすっぺらな「刺客騒動」報道に終始し、本質的な問題提起を放棄してしまっています。財界がスポンサーの報道機関には無理からぬ事か・・。
この選挙に先立ち、私たち自身の全国的政治勢力の形成がまだできていない現状では、僕らは「自分たち自身の政治的空間を確保するためにも『野党』への投票」を呼びかけました。そもそも社民や民主や共産と我々には政治的にも乖離はありますが、この小泉政権に対抗するための空間をできるだけ広げなければならない、という問題意識です。
ところが、全国的には、少なくない「緑派」や「市民派」が、「民主はこういうところがだめ」「社民はもうだめ」といった議論に終始していました。私たち自身のためにどうするか、という思考ではなく、これは結局政治を誰かに預けてしまう論理です。
現実の選挙には斜に構え、選挙にも積極的に関わらず、しかしその結果には意気消沈している・・・のが少なくない「市民派」の実情では。
もともと既成政党とは距離があるのだから、それぞれの選挙区やブロックで、できるだけ現実可能性があり、かつ費用対効果の高い、そして我々自身のためになる選択をするべきだった、と思います。
そのように考え、新潟で我々は「野党共闘」を側面から支援し、新潟1区では西村候補を応援し、比例では「野党のもう1議席を」ということで社民を応援しました。野党勢力ともいろいろな面で相互の協力関係を重ね発展させてきました。
残念ながら社民の1議席はなりませんでしたが、新潟県では5人の「非与党」議員の当選が実現したことは、不幸中の幸いだったと思います。
今回の場合、圧倒的な「小泉人気」もあり、体勢は大きくは変わらなかったでしょうけれど、全国各地で共産党も含む「野党」や「市民派」が、お互い自身のためにも相互の協力がなし得なかったのか、「野党共闘」の成立した新潟で一定の「成功」が納められた事実も踏まえながら、考えるべきではないだろうかと思います。