2008年から始まる農業政策「品目横断的経営安定対策」は、国の支援を「意欲と能力のある担い手」に対象を限定し、「その経営の安定を図る施策に転換」することとしたものです。
要するに、一定規模以下の農業者は補助金などの対象から切りはずし、大規模経営や将来的には企業の参入へと道を開くものと指摘されており、特に本市では基準の規模以下でも一生懸命農業を営んでいる人が多く、問題が残る政策となっています。
先日、この問題で農協が文経常任委員会に対し、国に意見書をあげてくれるよう請願を上げました。ところが、農協さんには悪いけど、問題が大きいのにもかかわらず内容はきわめて不十分で、米価下落の際の積立金問題のみ。
共産党は「政府の政策を前提にしており、反対」。僕もこのままじゃあ賛同できない、意見書を成文化する際には内容を精査して整えることを前提に、事態の緊急性と重要性にかんがみやむなく賛成しました。
もともと農協が出してきたものなのでほとんど無条件に賛成した各会派も、僕の指摘に「確かにその通りだ」と納得。そこまでは良いが、文句をつけた言いだしっぺということで僕が文案を作ることになってしまいました。いやあまいった。
農業問題は素人ですが、でも本市にとって重要課題であるため今までもいろいろと勉強してきました。
所管課からも本市にとっての課題をいろいろと教えていただき、また農業新聞等からも情報収集。複数の関係議員からも意見をもらいながら、苦労の末、よい案文ができ、委員長にも報告、各会派との調整も図りました。請願には反対した共産党の皆さんも、「これなら賛成できる」と、いうことになり、昨日の本会議で全会一致で採択されることになりました。請願には反対した会派がそれに基づく意見書には賛成するというのは、比較的珍しいらしいけど、こういうことがあってもいい。
ナカヤマ、よくやったぞ。えらいぞ。
「いやあなかなかいい意見書になったのお。最初の農協のはひどかったなあ」と農業関係議員も言ってくれていました。