2018/7/27

ゴミ箱と化すゆうちょ銀行...投資信託の大量保有  時事/金融危機
 

先日、電車の中でスマホで書いた記事を、大幅に加筆しました。


■ 日銀統計の家計保有分とされていた投資信託33兆円が、ゆうちょ銀行保有だった ■

日銀の統計で家計が保有しているとされていた投資信託33兆円が、実は「ゆうちょ銀行」保有だったと発表されています。家計保有分の投資信託は、実は減少していた。

「ゆうちょ銀行」は最近、投資信託の保有額を急増させていたのです。

■ 世界最大で最低の投資銀行であるゆうちょ銀行 ■

ゆうちょ銀行は法律で一般的な融資や住宅ローンの貸し出しを禁じられている為、ゼロ金利下で利益を上げる為には、多少リスクの有る投資も仕方無いのですが、ゴールドマンサックスの元日本支社長が運用部門を率いるなど、金融マフィアの「お財布」にされている可能性が高い。

それでもリスクの低い米国債投資ならいざ知らず、危機が発生すると価値が大きく毀損する投資信託を大量保有しているのだから、かなりリスクテイクな運用だと言えます。

日銀は郵貯銀行の投資信託33兆円をゆうちょ銀行保有の外債としてカウントしていたので、資産がその他金融機関のゆうちょ銀行と家計とでダブルカウントもされていた事になります。家計保有の投資信託の算出は、投資信託全体の保有額から金融機関保有分を差し引いて算出していたからです。

■ 巨大な機関投資家としてのゆうちょ銀行 ■

銀行とは名ばかりで、実体は投資銀行というよりも、「巨大機関投資家」と言える「ゆうちょ銀行」。

元々、国相手に財政投融資としてお金を貸すか、国債を買うだけの運用しかした事の無い組織でしたから、運用ノウハウや投資ノウハウを持つ社員は皆無でした。外部からヘッドハントして運用を任している訳ですが、彼らが「獅子身中の虫」や「トロイの木馬」で無い事を祈るばかり。

巨大な資金を運用する一方で、運用利益率が他のメガバンクに見劣りするのは、国債保有額が未だに巨大な事に起因していると思いますが、一方でかなりリスクも取っている様です。オルタナティブファンドにも手を付けています。

一方で「ゆうちょ銀行」独自の優位性も有ります。

1) 自己資本比率が22%と非常に高い事
2) 長期的な預金(貯金)が多いく、他己資金が一般の銀行より安定している
3) 預金者の多くは、「ゆうちょの貯金は国が保証してくれる」と思い込んでいる

これらの特殊性により「ゆうちょ銀行」は多少投資に失敗しても債務超過になる危険性が少ない。ただ、これは言い換えれば、ストレステストの基準が甘くなる事と同義かと。

「自己資本比率が高い=リスク許容度が高い=リスクの高い資産を大量に保有」


ここら辺に「ゆうちょ銀行の見えないリスク」が隠れていると、私は妄想します。


■ 個人の資金が直接リスクに晒される時代 ■

日銀統計が故意かミスかは藪の中ですが、預金から投資への掛け声とは裏腹に、家計は投資信託の保有額を減らしていた事には驚きました。リスクの実体が素人には分かり難く、金融庁も警鐘を鳴らしていた投資信託ですが、少し勉強された方ならば手数料が高くて儲からない事に気づくでしょう。

一方で「積立nisaやってる」という様な会話が当たり前になりつつある昨今。「銀行に預けても利息が付かない」時代、国民の資産はジリジリと元金が保証されないリスク運用に追い込まれています。

様々な会社が社員向けの投資講座を開くなど、資産運用は本格手にに「預金から投資」の時代に変わりつつあります。これは銀行を介した間接金融から、個人が直接投資銘柄や商品を選ぶ時代なった事を意味します。

ジャンク債などプロならばリスクを意識しがちな投資でも、「ハイイールド債投資信託」などに加工して個人相手に売れば、儲かります。こうして、リスクの認識の甘い個人がカモになっているのが現在の世界の実体。これは日本に限った事ではありません。

個人は金利に目が行きがちですから、国内投資よりも海外投資が増えますが、為替リスクなどを正確に理解されている方は少ないでしょう。さらに、投資される金融商品の中身を把握されている方は一握りに過ぎません。

世界的金融危機が間近に迫っているとするならば、今こそリスク性の投資を手仕舞いして、預金に資金を移すべきだと私は考えています。最悪の事態を考慮して、多少の現金も手元に置く事もお勧めします。

ただ・・・資金の置き場として「ゆうちょ銀行」を選ぶかどうかは・・・。
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2018/7/26

安倍三選を阻止出来ない本当の理由  時事/金融危機
 


トランプ  それで北朝鮮はどうだい。

ポンペオ  シナリオ通りに進行しています。

ボルトン  うまくやってくれ、急ぎ過ぎると日本に武器が売れなくなる。

ポンペオ  CIAの実績を信じていただいて良いかと。


トランプ  ところで、シンゾーの三選がほぼ決定だそうじゃないか。

ボルトン  順当だ。

ポンペオ  彼は便利ですからね。

トランプ  呼べば、すぐ来てくれるよ。

ボルトン  それで戦後補償の件は何と・・・

トランプ  ちょっと高くふっかけ過ぎたかな・・帰って検討すると言っていた

ポンペオ  あまり渋る様ならば、日本のマスコミにモリカケ情報を流します。

トランプ  ああ、頼む。ただ、退陣はさせるなよ。

ポンペオ  そこらへんは今まで通りで。




トランプ  しかし、自民党内にシンゾーの敵になるヤツは居ないのか?

ポンペオ  セイコはアサヒを使って潰しておきました

ボルトン  あの女はヤバイからな・・・どんな手を使うか分からん。



ボルトン  イシバってヤツは党員に人気らしいじゃないか

ポンペオ  アソーがアベを支持しないヤツはカビたパンを喰わすと脅してましたからね・・・

ボルトン  おいおい、マフィアかよ。俺たち以上に露骨だな。

トランプ  いずれにしても、シンゾーに逆らうという事は、アメリカに逆らうという事だ。




こんな夢を見た・・。
  
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2018/7/24

オリンピックの暑さ対策・・・究極の選択  時事/金融危機
 

緊急提言!!


■ 8月の東京は「温暖でアスリートに最適」 ■

「特定非営利活動法人東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会及び東京都」が提出した東京五輪立候補ファイルには、次の様に書かれている。

「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリート が最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。」


これを真に受けるIOC委員は皆無であろう。のうのうと嘘を書き、嘘と知りながらも東京での8月開催を決定する。オリンピックはあくまでも欧州貴族のビジネスなのですから。

■ 何故8月でなければイケナイのか ■

1964年の東京大会は10月開催でした。ところが、最近の夏のオリンピックは7月末から8月に開催される事が恒例化しています。

1) サッカーワールドカップ           6月中旬  〜 7月中旬
2) オリンピック                7月下旬  〜 8月上旬
2) アメリカンフットボール レギュラーシーズン 9月第一週 〜 12月第4週
3) メジャーリーグ ワールドシリーズ      10月下旬 〜 11月初旬 

オリンピックをビジネスとして捉えた場合、売り上げの多くを占めるのは「放送権料」です。そして、最も多額の放送権料を払うのがアメリカです。

そこで、アメリカの国民的スポーツであるアメリカンフットボールのレギュラーシーズンやメジャーリーグ・ベースボールのレギュラーシーズンや、ベースボールのワールドシリーズと時期が重なると視聴率が低下します。当然、放送権料も高く取れません。


一方、6月から7月はサッカーのワールドカップと重なるので、ヨーロッパや南米で視聴率の奪い合いになります。

結果的に、スポーツイベントが「夏枯れ」となる7月下旬から8月下旬までが、オリンピックの放送権料が高く売れる時期となります。

■ 夏のオリンピックのメイン種目をマラソンと考えているのは日本人位だろう ■

冒頭の「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリート が最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。」という記述は、あまりにミエミエな嘘である事は、日本人なら全員理解出来ます。

ある程度、暑さに慣れた日本の高校野球予選でも、最近の暑さで熱中症搬送が続出しています。「高温多湿」の日本の夏に、長距離系の屋外種目でベストなパフォーマンスなで期待できません。

ただ、高温多湿で極端にパフォーマンスが落ちるのは、マラソンなどの陸上の長距離種目と、自転車のロードレース位でしょう。

世界的に人気の有る陸上のトラック種目は、アメリカのゴールデンタイムに合わせて夜間競技となるでしょうし、室内競技や水泳などは、気温の影響は少ない。

■ サバイバルを強いられるのは観客 ■

競技者は日本の気候に合わせて、ある程度「暑さ順応」した状態を作って来るでしょう。むしろ、控室と会場の温度差を少なくするなど、大会運営者の配慮が必用になります。

一方で、暑さとの戦いを迫られるのは観客です。チケット待ちの列に長時間並んだり、酷暑の沿道でマラソンを応援するのはツライ。特に、欧米の観客には地獄でしょう。


ただ、マラソンやロードレースでの沿道の観戦はチケットが無いので、IOCにとっては「どーでも良い事」です。JOCと東京都で適当に対策してね・・・って感じでしょう。

東京都はマラソンコースとなる路面は熱反射塗装を施す予定としていますが、沿道は無策です。当然です。競技は3時間半で終わりますから・・・。

そこで、東京都の打ち出した暑さ対策が「打ち水」「浴衣」・・・。


■ いっその事、「水掛けイベント=水掛け祭り」にしたらどうか? ■

東京都の打ち出した「日本の伝統的な暑さ対策」の「打ち水」や「浴衣」ですが、私はこんなのは生温いと思います。

日本の夏の伝統と言えば「水掛祭り」。深川の夏祭りを始めとして、盛夏に開催される日本の祭りは神輿にジャンジャン水を掛けます。熱中症予防の知恵です。

最近ではディズニーやユニバーサルスタジオでも、夏場は水掛イベントが大盛況です。

ならば、オリンピックのマラソンやロードレースの沿道でを水掛イベント化するのはどうでしょうか。水掛けエリアと、水が掛からないエリアを区分すれば問題は無いハズ。後、選手が近づく30分前には、水掛を中止して、コースをドライに保ちます。

■ どうせなら、下町の神輿を繰り出して、パッピを外国人観光客に売り込め!! ■

ここから先は多少不謹慎かも知れませんが・・・東京の下町地区をマラソンコースが通っているのだから、競技の時間に合わせて神輿を繰り出したらどうだろう。宮神輿を出すと、警備だとはヤ〇ザとかが面倒だから、町内神輿を外国人観光客向けに出すのは良いアイデアでは無いか。

ついでに、「濡れても大丈夫」といううたい文句でハッピを販売するのも良いかも。いや、これはJOCか都が「公式ハッピ」を販売すれば一儲けできる。「公式ハッピを着ていれば神輿に肩入れOK」という特典付きで如何でしょう。

■ 「ぬれティー」と「ハッピにサラシ」で迷う所だが・・・ ■

ここまで書いてきて、一つの煩悶が私の中に生じている・・・。

はたして「濡れたTシャツ=ぬれティー」と「サラシにハッピ」では、どちらがエロいだろうか。

できればオフィシャルTシャツは、フロントは白無地に小さなワンポイントで願いしたい・・・。
「ぬれティー」にはきっと女性需要もあるハズ。ハリウッド系のガチムキ限定で・・・。


この、バカな記事を読まれた健全な男性諸氏よ・・・あなたなら、どちらを選ぶ!!

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いや、この際だから、「どっちもOK」という方向で森喜朗・大会組織委員会会長には熟考を願いたい!!




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2018/7/11

アメリカは再び住宅バブル?・・・リーマンショック前の水準に  時事/金融危機
 
■ 「妖精物語」定点観測 ■


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ゴールドマンサックス 毎月分配型債権ファンド「妖精物語」2018.05.31レポートより


債権市場で何が起きているかなんて、素人は知る由も無いのですが、私はゴールドマンサックスの舞毎月分配型債権ファンド「妖精物語」の月次レポートを眺めながら、妄想を膨らめています。元々はリーマンショック時に母が保有して「売ろうか?どうしよう?」と相談を受けたのが切っ掛けでした。

国債やモゲージ債や社債をバランス良く組み合わせていて、上位の債権の銘柄などを眺めていると、素人ながらにトレンドが薄っすらと見えて来る気がします。

最近気になるのは、ジニーメイやフレディーマックなどの住宅関連債権が上位に居る事。ジニーメイは政府機関で、邦住宅局保険や退役軍人協会の保証が付いた証券について支払保証を行うことを業務としています。政府保証が付いた証券を扱うので健全性が高く、リーマンショックの際にも赤字になる事はありませんでした。

一方、フレディーマックはファニーメイと同様に市場から住宅債権を買い取る半公的な金融機関で、リーマンショックの際に多額の損失を出し、政府が資本注入をして国有化されています。

それらの住宅関連機関の債権がチャートの上位に居ると言う事は、アメリカで住宅バブルが再び発生している可能性が高い。

ちなみに政府関連機関債も増えていますが、 「カナダ・ハウジング・トラスト No.1」などは明らかに住宅債権を扱う政府機関です。

■ サブプライムショック時の水準を回復した米住宅価格 ■


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S&P/ケース・シラー住宅価格指数

上のグラフは全米20都市の住宅再版価格を元に造られる「ケースシラー住宅価格指数」ですが、現在はサブプライムショック直前の価格を越えています。これをして「アメリカは住宅バブルだ」と断言は出来ませんが、アメリカ住宅市場が過熱気味である事は注意が必要です。

アメリカで住宅バブルが発生する時の特徴として、郊外の大型住宅(マック・マンション)の建設ラッシュが起きるそうです。2016年頃からマック・マンションの建設が増えている様で、低金利を背景に、アメリカで住宅市場が過熱気味な事が分かります。

■ FRBが住宅市場を支えている? ■



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FRBのMBSの保有残高

リーマンショック直後、一時的に紙屑同然になった住宅担保証券(MBS)をFRBは大量に市場から買い取り、市場が崩壊する事を防ぎました。その後、FRBは買い取ったMBSを市場に売却するというニュースが流れていました。

上のグラフを見るとFRBは2012年からMBSを買い増している様に見えますが、これは保有するMBSの価格が回復した為に残高の時価総額が増えたのでしょう。ただ、FRBは償還時期を迎えたMBSと同額を市場から購入しており、MBSの市場でFRBの存在感は小さくはありません。

2017年秋からFRBはMBSの再投資を縮小する予定でしたが、その後の長期金利の上昇を踏まえ、MBSの再投資を継続している様です。本来はMBSの再投資を停止してバランスシートの縮小を図る時期なのですが、FRBは今年6月のFOMCで再投資継続を議論している様です。

■ バブル化と金利上昇に挟み撃ちに在る住宅市場 ■

ケースシラー住宅価格指数や、郊外の大型住宅の建造ラッシュからは、アメリカの住宅市場がバブル化している可能性が伺え、一方で金利上昇の影響をFRBがMBSの再投資によって抑制している事がお分かりになったかと思います。

日本やヨーロッパや他の国々も似たり寄ったりで、リーマンショック後に中央銀行が超緩和的金融政策を継続した為に住宅市場や不動産市場はバブル化しています。日本の首都圏のマンションは一般のサラリーマンの年収では手が届かない価格になっています。

冒頭で紹介したゴールドマンサックスの債権ファンドに限らず、多くの金融商品が様々な債権を元に作られ流通しています。その総額はリーマンショック前の水準を軽々と越えています。

MBSが、BBB格の社債が、新興国や南欧諸国の国債が・・・微妙なバランスの上で高値を維持している事に自覚的な人達がどれだけ居るでしょうか?株式市場も同様です。


昨今の株価の動きを観ているとい、明らかに売り抜けている連中が居ます。しかし、日銀や年金資金がその穴を埋め、さらにはゼロ金利から逃げ出した個人の資金が様々なルートから流入して、相場の下落を覆い隠しています。


賢い奴らは逃げ足が速く、最後は庶民のお金が溶けて終わる。何度も繰り返されて来た事が再び起こる日が近い。そんな妄想が膨らむ米住宅市場の近況です。
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2018/7/3

今そこにある危機・・・BBB格債権という爆弾  時事/金融危機
 

■ 不気味な日経平均の大幅下落 ■

昨日の日経平均株価の急落は明確な切っ掛けも無いだけに不気味ですが、イロイロな理由が後付けされ、市場はそれに納得して値を戻すでしょう。多分、日銀短観の悪化が材料視されるのかな?


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東証ホームページ データより作成

上のグラフは2006年のサブプライムショック直前からの東証の一部上場株式の売買高をグラフ化したものです。

このグラフを見ると、2012年の安倍政権発足後に株式市場は顕著に取引が増えた後、その後はダラダラと売買高が下がり続けている事が分かります。株価が上昇している事を考慮に入れれば、今の日本株市場はリーマンショック後よりも、取引としては落ち込んでいるのかも知れません。「株価は維持しているが市場は冷えている」というのが現在の日本株市場なのかもしれません。

トランプラリーで米株に吊られて上げた後は、何度か下げの局面はありましたが、するすると値を戻す事を繰り返しています。ただ、相場的には株価上昇のエンジンが見つからず、徐々に値を下げている。

昨日の様な下落が在ると原因を捜して安心しようとするのが投資家心理でしょうが、単純に考えれば「誰かが売ったから下がった」だけ。陰謀脳的には、外国人投資家がそろそろ利確を始めたのかな・・なんて短絡的に妄想してしまいます。


■ BBB格債権=準ジャンク債 ■

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このブログは「世界的な超金融緩和バブルは崩壊寸前」と何度も書いて来たので、又かよと思われる方が多いでしょう。しかし、本日もバブル崩壊の兆しを妄想してみます。

上のグラフは債権市場のBBB格の債権の全体に占める割合の推移です。BBB格というのは投資適格ではありますが、格下げされればジャンク債に仲間になる債権です。

私は日頃よりジャンク債市場の危険性を指摘していますが、実はジャンク債予備群のBBB格の債権の比率が世界的に50%に迫っています。

世界的な低金利は社債発行金利を引き下げました。企業は社債市場で低コストのマネーを調達し、その資金で自社株買いをして配当コストの削減と、株価上昇による利益や資産総額の拡大に
勤しんでいます。その結果がジャンク債予備群の大量発生となった訳です。

問題は社債の残存年数が伸びている事です。企業は低金利の長期債を大量に発行して業績をお化粧しているのです。アメリカでも消費はそれ程拡大していませんが、企業業績が良い理由はここにあります。好調な米株や米企業の決算から見えて来ない問題点が債権市場から見えて来ます。

■ 社債のディレーションの長期化は金利リスクを拡大する ■

低利で残存年数の長い債券は、金利上昇に弱い。全世界で低金利や超緩和政策で醜く肥大化した債権市場は、金利の上昇リスクを内包しています。

もし仮に、何かを切っ掛けに金利上昇傾向が加速すると、ジャンク債だけで無く、BBB格の社債市場もかなり危険です。売りが始まると、格下げされてジャンク債の仲間入りになるでしょう。

その途端に、それらの債権を多く抱え込んだ金融商品も暴落します。

そんな将来を見据えながら、少しずつ各市場から資金が逃避している・・・それが日経平均株価の下落の原因では無いか。短期的な下落の要因よりも、中期的な材料を市場は重視し始めたのかも知れません。
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