2018/6/11

一生に一度はイタリアンバイクに乗りたい・・・BASSO ASTRA  自転車/マラソン
 

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ロードバイクに乗る男たる者、一生に一度はイタリアン・バイクに乗りたい。



これは、自動車が趣味の男性が、「一生に一度はフェラーリに乗りたい」というのと同じドリームでです。

金銭的な問題で、なかなかフェラーリの夢は実現しませんが、イタリアン・バイクの夢は比較的容易に叶います。例えば、夜中に酔っ払ってヤフオクで遊んでいて、翌朝になって「おめでとうございます。あなたが最高落札者です」なんてメッセージが入る形で実現したりするのです。

察しの良い方はもうお分かりでしょう。・・・そう「ヤッチマッタ」のです。

だって、BASSOの2014年型のASTRAで、フルカンパ、それもフル・コーラスで、さらにホイールがカンパのMEGA 3G のユーラス、シートポストがチネリ、ステムがデダチャイ、ハンドルがFSAのカーボンエアロ、サドルがフィジークって・・・全身イタリアンじゃないですか!!さらにフレームカラーが赤・白・緑のイタリアン・トリコロールだよ。もう、「どんだけイタリアンなんだよ!!」って自転車が出品されていたら、男ならポチットナするでしょう!!

さらに超美品で、多分、床の間バイクだった・・・。

え、全然分からないって・・・そうですよね、自転車オタクしか分からないですよね。

■ メイドイン・イタリーのフレーム ■

自転車大国イタリアには、憧れの自転車メーカーが沢山在ります。


PINARELLO(ピナレロ) COLNAGO(コルナゴ) DEROSA(デローザ) BIANCHI(ビアンキ) GIOS(ジオス) Wilier (ウィリエール)KUOTA クオータ CARRERA(カレラ)辺りが有名所でしょうか。

この他に Tommasini(トマジーニ) CASATI(カザーティ)dedacciai strada(デダチャイ・ストラーダ)PENNAROLA(ペンナローラ)CIPOLLINI(チッポリーニ)BOTTECCHIA(ボッテッチア)FONDRIEST(フォンドリエスト) Daccordi(ダッコルディ)・・・等々、挙げ始めたらキリが無い。

かつての名選手が引退後に工房を構えて自転車制作を始めるケースが多いので、メーカー名は選手の名前をメーカ名にしている会社が多いのも特徴です。

BASSOも自転車レースで活躍したBASSO兄弟が始めた会社ですが、1979年創業の、イタリアの自転車メーカーとしては比較的新しい会社です。BASSOはプロチームにマシンを供給していないので日本では知名度は低いのですが、製品の質が高いのでドイツでは人気のブランドです。

一番の特徴は、上位モデルがメイドイン・イタリーに拘っている所。現在、世界の多くの自転車メーカーは台湾か中国で生産を行っています。高い溶接技術を要する金属フレームと違い、カーボンの自転車は機械で切り出されたカーボンシートを指定の手順で型枠に貼り込むだけで作れてしまいますから、熟練の技を必要としません。それぞれのメーカーに製造技術のノウハウは有るにせよ、言い方は悪いですが、「誰にでも作れる」のがカーボンフレーム。

では、カーボンフレームが何故高価なのかと言えば、素材のカーボン自体が高価である事と、製造設備にお金が掛かるから。だから人件費の安い台湾、そして中国へと生産拠点は移って行きました。

そんな中、BASSOの上位モデルはイタリア生産に拘って作られています。BASSOの製造工程のプロモーション映像が、彼らのモノ作りへの拘りを示しています。



BASSOのイタリア生産のフレームの特徴は「オートクレイプ製法」で製造されている事です。これはF1マシンのボディーでも使われる方法で、加圧した窯の中でカーボンフレームを加熱して、空隙の少ない高密度なカーボン製品を作る事が出来ます。

カーボンの中に空隙(すき間)があると設計した強度が得られません。トレックのOCLVカーボンはかつて高性能の代名詞でしたが、OCLVの基準はカーボン繊維の質では無く、規定の空隙率を満たしている事でした。かつてはアメリカ国内生産のフレームしかOCLVの基準を満たしていませんでしたが、今では台湾生産のフレームもOCLVの基準を満たす様になりました。


BASSOの上位フレームは、イタリア国内で手間暇掛けて製造され、性能も精度も高いのに、実は安価です。それはレースにフレーム供給していないので、無駄なコストが発生しないからだと言われています。だから質に拘るドイツで人気が出た。

■ どうして私が新しい自転車を欲しいと思ったのか ■

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どうして私が新しい自転車を欲しいと思ったのか)?・・(まあ、毎日思いますが・・・)。しれは「ヤビツ峠に惨敗した」から。


まともな自転車でヤビツアタックした事の無い私ですが、ギアー比3のピストで51分ならば、カーボンバイクのギア付きならば、少なくとも45分は切れるだろう・・・そうナメて掛かっていました。確かに蓑毛の10%越えを時速12km以上で凌いでいたので、300W程度は出ていたと思います。しかし・・・いつもの事ながら蓑毛を登り切って脚も終わってしまいました。

結局49分台という初心者の様なタイムに愕然としました。体重が人生最高の70kgでも、少なくとも45分は切れると思っていましたから。

私の現在使用しているカーボンバイクのNEILPRYDEのZEPYRというフレームは、ロングライドに特化しています。クロモリの様にフレームの変形や歪みを利用して衝撃を吸収します。フレームの後側を積極的にたわませます。これは、快適性は高いのですが、ペダリングのピークの力がフレームの変形に使わる為、反応性が鈍くなります。

ZEPYRの凄い所は、芯がしっかりしていて、最後は全ての力を推進力に換えてしまう所ですが、それでもヒルクライムの様に高いパワーで高いケイデンスを維持する様な乗り方だと、ペダリングのスピードにフレームの変形が追随出来なくなります。変形の回復力とペダリングの力が打ち消し合ってしまって登らないのです。ただ、ダンシングの様に低いケイデンスだと力強く登り始めます。短い登りならば「ダンシングーーー一、一発!!」でクリアー出来ますが、ヒルクライムではゴールする前に脚が終わります。


まあ、そんなこんなで、自分を慰めながら、裏ヤビツに下り、宮ケ瀬で昼ごはんを食べた後、裏ヤビツを楽しく1時間切りのペースで登ったりしていたので、ZEPYRは脚に優しいフレームではあるのですが・・・。

■ BASSO ASTRA に惨敗する ■

金曜日にASTRAが到着し、速攻で組み上げて、ホイールとクランクのグリスアップをします。シートポジションはZEPHYRに合わせました。ハンドル高は適当に低くします。

こんなポン付け状態で土曜日に鴨川を目指します。レーシングバイクですから、最速記録が出るものと確信していました。

ASTRAは跨った瞬間から、5年乗り続けたバイクかと錯覚する程、クセの無いバイクでした。とにかく「安定」している。これはドッシリしているという感じでは全然無く、コロコロと軽く転がりながらも、直進でもコーナーでも不安定な要素が無い。そして、硬いフレームのハズなのに、振動吸収性が非常に高いのが特筆です。

後輪が暴れず接地力が高いので、バイクが自分の意思のままにコントロール出来ます。コーナーのラインもピタリと決まり、怖さが全然無い。これこそが「ザ・レーシングバイク」の性能ですが、イタリアの暴れ馬では無く、優等生といった印象。

「なんだ、オトナシイな・・・」と多少ガッカリしながら踏み込んでみました・・・・。スパーンと50km/hまで加速します。「踏めば踏むだけ進む」というありきたりの表現の意味が初めて分かりました。確かに軽量高剛性ホイールのユーラスの影響も在るのですが、フレームが撓む(たわむ)感じがしません。変形に無駄な力が浪費される事無く、パワーが推進力に変換されます。

これは面白いとばかりに、40km/hというメーター数字をチラチラ見ながら、平地を35k程、走りました。市原で国道を離れる時のメーター読みのAVが30km/hを越えていました。やや向かい風でしたので、ZEPHYRよりは平均で2km/hはスピードがアップしているでしょうか?

ただ、ここからスピードが伸びなくなります。うぐいすラインの登りも、踏めばスピードに乗りますが、それが継続出来ない。結局、向かい風とは言え、上総牛久のセブンイレブンには28.3km/hで到着。ここまでアップ在りの53km走りました。

ここからさらにスピードが伸びなくなり、養老渓谷にはメーターAVで27.1kmで到着。向かい風だったので、追風だったら30km/hに乗ったかも知れません。確かに早いフレームです。

■ 硬いフレームは脚に来る ■

養老渓谷を過ぎて、本格的な登り区間に入ります。ペダリングが軽い。クルクル回すとクイクイと登って行きます。ただ、それが持続出来ません。

とにかく脚が回らない。ダンシングが続かない。右ひざが軽く痛み出します。そして最後は脚が攣ります。

登りのペダリング自体は軽いので、攣ったままでも騙し騙しペダリングを維持出来ますが、最早パワーは入りません。

これが「硬いフレームは脚に来る」という現象。

レモン1号君で経験は有りますが、BB周りの剛性が高いので、売り切れるのも早い。清澄の登り雨の後でウエットだったので、ダンシングでスピードに乗せにくかったという事を差し引いても、後半、思い切りタレました。

鴨川まで浦安から100km、ドア トゥ ドアで4時間切りを目指していましたが、清澄山を登り切ってタイムオーバー。膝も痛みが在るので、チャレンジは終了としました。

やはり、高剛性のフレームは踏み倒せるのはプロの様な脚力の方なのでしょう。高ケイデンス走行が嫌い(出来ない?)私にとって、新バイクはヤビツアタック用のバイクとなりそうです。

■ 観光モードに ■


タイムアタックが終了したので、清澄山を下らずに清澄寺まで登り事にします。クイクイと登れてしまうので、やはり登りは得意なフレームです。

実は1月の始めに落車したので、今年は清澄寺に初詣に来ていませんでした。新しい自転車も増えたので本堂にお参りをして、交通安全のお守りを買います。これ鈴が着いているので、サドルに着けておくと、通行人が自転車の接近に気付いてくれて重宝するのです。

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日蓮上人が若い時に修行し、日蓮宗を開宗した寺として有名な清澄寺ですが、かつては天台宗の寺でした。いわゆる修行の為の山寺。

この寺が日蓮宗に改宗したの昭和24年で、意外に新しい。それまでは火災による荒廃と復興を繰り返していたらしい。

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境内に在る「清澄の大杉」は見事な巨木で、関東地方で一二を争う大きさ。樹齢は400年とも500年とも言われています。

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立派な仏舎利の近くに「きよすみユリの里」が在ります。実は娘が友人とバイトに応募しようとしたらしいのですが、バイト代は何と「長狭米」だったそうな。これ、鴨川で獲れるブランド米のコシヒカリです。(バイトは応募の電話が繋がらなく出来なかったらしい)

色とりどりの西洋ユリが咲いていますが、今年は昨年よりも1週間以上開花が早いそうです。そして、昨年よりも人出が少ないとか・・・。

一通り、見学した後に清澄山をダウンヒルします。イヤー、下りの安定感は素晴らしい。

■ 家内に叱られない様に、乗らない自転車とホイールをドナドナする ■


ところで、「人力さん、良く自転車を買って奥さんに怒られる無いな?」と疑問を抱かれている方も多いかと・・・。

怒られる前に謝る!! これ、大事です。

「ごめん、先に謝っとくよ」
「あ!またヤフオクで自転車買っちゃったんでしょう」
「そう・・・」
「お金在るの?住宅ローンの支払い、知らないよ(怒)」
「大丈夫、手持ちの乗らない自転車売るから」

まあ、いつもの会話です。


結局、しばらく使っていない自転車とホイールををヤフオクに出品しました。

「ねえ、幾らになったの?」と家内も楽しんでいるのは、いつもの事。

ほぼトントンの金額になったので、家内の怒りは鎮まるとオモワレ・・。

・・・いや、実は既に呆れられているだけなのですが。


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2018/5/28

キシエリのトルクは太い・・・鴨川最速チャレンジ  自転車/マラソン
 
■ キシリウム・エリートを手に入れた ■

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カンパのバレットウルトラはリム高が50mmなので横風に煽られると怖い時があります。平地の「向かい風対策」で買ったホイールですが、強風の日に自転車に乗りたく無い・・・。

そこで「風の日対策」用にリムハイトの低いホイールを安く手に入れたいな・・・ヤフオクでポチっとなしてしまいました。1つ前のマヴィックのキシリウム・エリートです。3万2千円で入札して放置していたら、落札していました。届いた商品を見てビックリ。何と新品でした。これはラッキー。

とりあえずハブを分解してフリーとハブシャフトにマヴィックの純正オイルを注油します。接触式のシールドベアリングで回転が渋いとの噂ですが、新品は玉当たり調整が強めでゴリ感が在ります。専用調整工具でホイールをフレームに着けたまま調整出来るのがマヴィックの売りですが・・・イマイチ玉当たりの感触が掴み難い。思い切り緩めてもガタが出ている様には感じられませんが、ちょっと怖いので締め気味に調整しました。

■ 鴨川まで100kmの清澄山越え最速チャレンジ ■

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新しいホイールのシェイクダウンは浦安から鴨川までの最速チャレンジと決まっています。東北東の風2mなので、南南東に向かう道中はほぼ無風と考えて良いでしょう。

さて、キシエリの手応えや如何に?


漕ぎ出し・・・普通。
       ゾンダやバレットウルトラと変わり有りません。
       いや、25Cのタイヤの重量のせいか、少しモッタリした感じもします。

巡行  ・・・バレットウルトラに比べると流石に加速はマイルド。
       ゾンダの方がスルリと速度が乗った感じがします。
       ただ、35km/h前後の維持が比較的に楽な感じがします。回転に粘りがある。

登り  ・・・これはGOODです。力強く登りますが、ダンシングを多用しても脚にはマイルド。
       バレットウルトラは外周が重いのでダンシングでぶん回すのには適しません。
       ゾンダは剛性が低いので、登りのトルクが弱かった。

向かい風・・・これもGOOD。登り同様にトルクを掛ければグイグイと進みます。
       下ハンを持ちやすいのも特筆。トルクが掛かるので上体が安定します。
       ヴバレットウルトラは向かい風の時はスルスルと進みましたが、
       下ハンは持ちにくい。
       ゾンダは向かい風は苦手で、スピード維持が難しかった。


全体的には、ガッチリと骨太のホイールで、とにかくトルクが太い。反応が早いホイールとは異なり、一旦力を貯めてググっと放出するタイプで手組のホイールに近い感覚。

特筆すべきは、ダンシングが楽しい事でしょう。ヒラヒラとした軽いダンシングでは無くて、後輪がガッシリとグリップして押し出す様なダンシング。振りは軽いのですが、横剛性が高いのか安定しています。

結局、8時2分に浦安を出発し、うぐいすライン、養老渓谷、清澄山経由で鴨川到着が12時18分。100kmジャストを4時間16分で走破しました。これ、多分最速タイ記録。

トータルで走行時間      3時間40分
平均速度はメーター読みAV   27.2km/h(AV)
獲得標高           1021m

途中、ホイールの玉当たり調整をしたり、コンビニで他の自転車乗りさんと話したりして止まっている時間が長かったので、実際には鴨川までの最速記録かも知れません。

特筆すべきは、脚が残る事。清澄を下って海沿い平地に出てから、37km/hで国道を突っ走りました。さらに、娘のアパートで一休みしてから、娘のダホーンのボードウォークを借りて魚見塚展望台の激坂チャレンジする程度には元氣でした。(チャレンジは最後の20%越えの連続区間で玉砕)





■ 鴨川を満喫する ■

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本日は娘のアパートに泊まる予定なので、鴨川を満喫します。娘が汚部屋(オヘヤ)を掃除する間、海辺の定食屋「オリーブ」で海を見ながらランチ + 昼ビール。

スーパーに買い物に出かけ、思わず梅酒セットを購入してしまいました。先日、知り合いが「梅に爪楊枝で穴をプツプツ開ける」と言っていたのでプツプツしていたら・・・娘が「お父さん、穴あけたらダメなんだよ」と言い出した。「どうして」と聞いたら、「私、旅館の女将さんの手伝いで梅酒漬けてたもん」だって。娘は「梅酒マスター」でした・・・。

ネットで調べたら、梅の皮の浸透圧を利用して、梅の果汁を焼酎の中に抽出するらしい。最初は焼酎よりも梅の果肉の糖度が高いので、焼酎が皮を通して果肉に浸透し、その後、徐々に氷砂糖が解けて焼酎の糖度が増すと、今度は果汁を含んだ焼酎が皮を通して梅から染み出すらしい。

穴を空けと、梅酒が濁ったり、苦みが出る事があるとか・・・・。ただ、梅シロップを作る時には、穴を空けると書いてありました。

ちなみに3か月後から飲めるみたいですが、美味しくなるのは半年後。11月が待ち遠しい。尤も、娘や彼女の友人に飲まれてしまわない事が前提ですが・・・(心配だ)。


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ランチの帰りに「船橋屋」という鮮魚店に「なめろう」と「刺身」を注文しました。2000円を渡して「なめろうと地魚を適当にお願いします」と。2時間待って受け取りに行くと、下の写真のセットが出来上がっていました。「なめろう」は1200円なので、キンメダイとメダイの刺身が800円。
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青魚が苦手な娘が、「なめろう」をパクパク食べていました。キンメとメダイの刺身も肉厚でぷりぷりで甘かった。

ちなにに「なめろう」とは房総の郷土料理で新鮮な青魚とネギなどの薬味を叩いてミソと和えたもの。そのままで、酒の肴としても、ご飯のオカズとしても最高ですが、青シソに包んで焼くと「サンガ焼き」となり、これを食べたらハンバーグは食べられなくなります。

決め手は「魚が新鮮である事」。本日はアジの「なめろう」ですが、細かく叩いた身の一つ一つがプリプリしています。スーパーの刺身用のアジだとベシャっとするので、鮮度は大切。元々は漁師が船の上で作ったマカナイ飯ですから。
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■ 千葉の沖縄並みの透明度の海を満喫 ■

翌日は朝7時に娘のアパートを出発して、勝浦方面に海沿いに北上します。安房小湊から国道を離れ、誕生寺の横の道を登って行くと、トンネルの向こうに突然太平洋が広がります。「おせんころがし」と呼ばれる絶壁の海岸の眺めは、ここが東京から車で2時間の場所である事を忘れさせます。
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崖にへばり付く様な細い道は旧国道。明治時代には馬車が通い、片側通行だったとか。「崖崩れ注意」「路肩崩落注意」の看板が沢山あり、なかなかスリリング。
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この辺りは外洋から海水が流れ込む為に透明度は抜群。海底の岩礁が透けて見えます。
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上総興津の駅を過ぎてしばらくすると守谷海岸に出ます。平成13年に環境省が選定した『日本の海水浴場88選』、『日本の渚・百選』にも選ばれた、千葉を代表するビーチですが、波が穏やかなのでサーファーは居ません。海岸から100m程沖合に『渡島』が浮かんでいますが、年に何回か、大潮の干潮時に歩いて渡れます。
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中学生と小学生の兄弟?が泳いでいました。「水、冷たくない?」と聞いたら、弟が「冷たいです!」と元気に答えました。南房総地域の子供達って、道で会うと「こんにちわ!!」って元氣に挨拶してくれるんですよ。都会とは全然違います。
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隣の鵜原海岸は、サーファーの方達で活気が有りました。ビーチチェアーでくつろぐ地元の老人達が、「海に人が大勢居るってイイね」と話し合っていました。房総の海は、これからがシーズンイン。
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鵜原半島を勝浦に向けて進むと、小さな入江が沢山あります。それぞれ小さな海水浴場になっていて、夏場には近くの民宿の客が「プライベートビーチ?」を満喫しています。
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■ 日本三大朝市の一つ、勝浦の朝市 ■

自転車はスピードを出しても楽しいし、今日の様にのんびり走っても楽しい。勝浦には9時前に到着しました。

勝浦と言えば「朝市」で有名です。飛騨高山、能登半島輪島と並び「日本3大朝市」に数えられます。江戸時代から始まったとされますが、露店ではカツオや干物、塩辛、野菜などが売られています。
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思わず塩辛を買ってしまいましたが、本日はバックパックを背負っていません。ハンドルからぶら下げて走るのも危険なので、思い切って勝浦から輪行する事に。

輪行するならば、こいつを買わない手は無い。勝浦の東灘酒蔵の「鳴海」。今年は酒米が「兵庫県産の雄町」に代わっています。以前は「赤鳴海」は「五百万石」や「彗星」だったような。

「雄町」悪く無かったです。さらりとした甘みと、切れがあります。実は先々週、久留里の藤平酒造で「福祝」を買ったのですが、こちらも「雄町」でした。

同じ「生無濾過原酒」ですが出来は「鳴海」の完勝ですね。独特の深い甘みと、微発泡、そしてキレ。

昨晩、鴨川のスーパーで買った1500円の「腰古井」の「生無濾過原酒」よりも「鳴海」の方が数段上。


東灘酒蔵の「鳴海」は「知る人ぞ知る」存在でしたが、最近はだいぶメジャーになって来ました。「旨甘い」独特の味わい。塩辛にとても良くマッチしました。
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本日はキシエリのインプレのつもりでしたが、最後はいつも通り「メシテロ」となってしまいました。



そうそう、キシエリですが、登りと向かい風に強く、踏み込むと面白いホイールなので私好みです。多分、バレットウルトラは出番が無くなるかな・・・。
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2018/5/21

リベンジ「東京湾一周」・・・「サックっと」のハズが・・  自転車/マラソン
 


■ サックっと「ワンイチ」のリベンジしたよ ■

先週、途中で思わぬアクシデントでDNFに終わった「ワンイチ」。

「東京湾一周」達成ならず!?・・・金谷違いで静岡に 「人力でGO」5/14

なんとなく悔しいいので、サックっとリベンジして来ました。
・・・サックっとのつもりだったのですが・・・磯子から八景島までチーム錬のチギリ合いに巻き込まれて脚を使い(付き合う必要はゼロなのに・・)、さらに折からの強風で千葉に渡ってからは木更津を過ぎるまでは、地獄を見ました・・・。

風が弱まってからは高速巡行でビューンと浦安に到着。途中、観光しまくりましたが、どうにか暗くなるギリギリに帰宅できました。

走行距離    206km
獲得標高    471m
平均時速    24km/h(メーター読みAV)
実走行時間   8時間35分
トータル時間 13時間30分 








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追風で大手町を順調に通過

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横浜まで40km/h以上のメータ数字をチラチラ見ました。結構脚を使っています・・・

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信号の多い16号を避けて湾岸道路へ・・・ここでチーム練のチギリ合いの巻き込まれ・・・

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気付けば八景島シーパラダイスに

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道に迷って海に突き当たります

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横須賀からは強風向かい風に苦しみながら、9時58分にフェリー乗り場の到着

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10時20分発のフェリーに乗船。本日は風が強くて寒いのでキャビンでゆったり。

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先週とは違う船みたいで、キャラクターも違う娘だった。女性5人組のローディーさんも乗船しています。

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強風の影響か、空気がとても澄んでいて空の色も、海の色も真っ青。カメラのカラーモードが壊れたのかと思う程に。

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水蒸気が少ない影響でしょう。富士山が冬の様にくっきり見えます。

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もうすぐ千葉県。こちらも常緑樹の新緑が目に眩しい

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一年中千葉県を走っていますが、こんなに景色がクリアーなのは初めて

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本日のメインイベント。竹岡の「灯篭坂大師」の切通トンネル。ここ、最近メジャーになりつつあります。「濃溝の滝」よりは断然スゴイ。写真に人が写っているのが分かりますか?圧巻のスケールです。

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階段の先に本堂が在ります

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弘法大師が本尊だとか

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竹岡のトンネルの手前の赤い門が目印(私、ずっと怪しい宗教かと思っていました・・・)

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竹岡といえば『だがしかし』のアニメ版の聖地。ここは「しかだ駄菓子店」のある場所

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第一期OPでホタルさんの背景に見える風景

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竹岡といえば「竹岡ラーメン」。有名な「梅乃家」は1時間待ちの行列。「ムリーーー」

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運よく「鈴屋」に入れました。濃いめの醤油味。厚切りのチャーシューで美味しい!!

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食べ終わって店を出たら、行列していました。すんなり入れてラッキーでした。

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上総湊の先で国道を離れ、舞子浜に出てみます。岬の上の何やら大きな白いものが・・・

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150m程ヒルクライムして正体を確かめました。「月人(つきじん)」でした・・・。東京湾観音ですね。身長は「コンバトラーV」と同じ位。改修中で中には入れませんでした。

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千葉県に長く住んでいながら初めて来た富津岬の先端。東京湾に突き出た砂洲です。

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これは津波の際の避難場所。

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高い所には、取り合えず登ります。〇〇なもので・・・。

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これが岬の先端。対岸に久里浜が見えます。

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岬の根本側。本当に細い岬です


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三浦半島の観音崎からの国道16号線は富津まで伸びています。富津は江戸時代から花火の産地。これは有名な「かぎ屋」。「たまーやー」の掛け声の「玉屋」は「鍵屋」からのれん分けした花火職人。両国花火大会を1733年の初めたのは、実は「鍵屋」。

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富津を過ぎると荒涼とした埋立地を延々と走ります。向かい風を遮るものが無く、20km/h程度しかスピードが出ません。さらに・・・・延々と風景が変わりません。これは使途の精神攻撃でしょうか・・・それともデユラックの海に飲み込まれたのか・・・・?(ここは、皆さん精神的に辛いと書かれていますね)

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あまりに進まない・・・と思ったらハンガーノックだった。イオンモール木更津でケンタッキーで補給。さらにレッドブル投入。

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木更津港を通過します。本日は徹底して海沿いを進みます。だから風が強い・・・

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海上自衛隊の木更津駐屯地を通過します

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外房の清澄山山系に端を発した小櫃川は木更津で東京湾に注ぎます

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アクララインが見えます

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袖ヶ浦から16号線に合流します。後は通いなれた道。工業地帯を走る16号は「酷道」で有名です。道のジョイント部分が盛り上がっていて自転車が跳ねます。さらに大型車両によるアスファルトの轍や、舗装の亀裂、穴などが沢山在ります。夜には絶対に走りたくない道ですが、昼間はゲーム感覚で結構面白い。ここも単調な工業地帯の道路ですが、意外に飽きないのはスリル満点だからか。

16号に出てからは風も弱まり、五井を直ぎてからは追風になります。レッドブル効果か、脚も回復したので、35km/hでガンガン回します。最期の国道357は、車道を車に並走してブッ飛ばします。メーター読みのAVを、どうしても24km/hにしたかったから。


浦安には19時に到着。これは予定通り。完全に暗くなる前に到着しました。サックとの予定が、かなり強風で苦しめられましたが、最後は気持ちよく「ワンイチ」達成しました。


追記

平均時速(メーター読み)がやけに遅いなと・・・。私気付きました。自転車を押して歩いている時間も、走行時間に含まれてしまう事に・・・。観光しながら自転車を押し歩きすると、平均速度が遅くなる法則を発見しました。

SPDの歩きやすいシューズだと、自転車を降りて押し歩きって結構やるんですよね。(担いで山越えたりも・・)タイヤが回っている間は、サイクルコンピューターって走行中と判断しますよね・・。

でも、ガーミンでも多分一緒ですよね・・・。
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2018/5/14

「東京湾一周」達成ならず!?・・・金谷違いで静岡に  自転車/マラソン
 

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■ さらばシマニョーロ ■

実は先週、リアディレラーをシマノのアルテグラからカンパのアテナに交換しました。ポン付けシマニョーロは変速はするものの、いつも何処かの1速がチャラ着く。それを騙し騙し乗るのが楽しいのですが、最近は上手く調整出来ませんでした。チェーンが伸びている事も原因しているでしょう。そこで、チェーンを新しくするついでに、リアディレラーもカンパに交換する事に。

他のパーツはコーラスなのでコーラスにしたいのですが、2012年前のモデルは中古しか手に入りませんし、だいたいカーボンにガリ傷が有る中古しか出て来ません。自分で使っていてもカーボンが傷付きそうで不安です。だからアルミボディーのアテナにします。変速性能はそれ程変わらないでしょう。構造がレコードと同じですから。これでチェーン以外はコンポが全てカンパになりました。さらばシマニョーロ。

■ 「東京湾一周」にチャレンジするよ ■

せっかくフルカンパになったので、何か記念に残る事をしたい。ここは初心に戻って「ワンイチ」にでもチャレンジするか・・・。

実は東京湾をグルリと一周すると、だいたい200kmになります。「東京湾を一周って海の上はどうするの?」という疑問を皆さんお持ちになられると思います。海の上は船で渡れば良いんのです。三浦半島の久里浜から、対岸の千葉県の金谷にはカーフェリーが運行しています。およそ50分で東京湾を横断します。


■ さすけ食堂の開店前に浜金谷に着きたい ■

日常的に200kmを走る私にとって、今更ワンイチ走っても達成感は少ない。そこで、目標を決めます。それは浜金谷にある「さすけ食堂」で「黄金アジのフライ定食」を食べる事。このお店、TVで紹介されてからはいつ行っても長い行列が出来ていて入れません。2時間、3時間待ちは当たり前だとか・・。

行列に並ぶ習性の無い私には無理なお店ですが、開店前ならばそんなに並ぶ事も無いでしょう。平日の開店が11時とネットに出ていたので、それに間に合う為には、10:20久里浜発のフェリーに乗る必要が有ります。

浦安から久里浜港までは86kmの距離だとルートラボで調べたので、普通は4時間あれば余裕で到着します。しかし、都内と横浜の間は信号だらけなので1時間余裕を見て5:30に浦安を出発します。

途中、横浜で国道15号を見失いますが、どうにか16号線を見付けてます。磯子を過ぎた辺りから登り下りが始まり、田舎の雰囲気が出て来ます。金沢八景を過ぎた辺りで朝食を取ります。ここまで無休憩でドリンクも買わずに走りました。8:40分、62km、26km/AV(メーター読み)。

ここからは信号が少なくなるので、1時間あれば久里浜に着くでしょう。

■ 横須賀までで思い切り足を使いました ■

八景島から先、横須賀までは狭いトンネルが連続します。路肩が狭いので横をトラックに抜かれると怖い思いをします。このトンネル区間の正しい走り方は、車と同じ速度で走る・・・です。路肩に寄るのでは無く、車線の真ん中を前の車にくっついて時速40km以上で走れば怖く無い。

ただ、トンネルって大抵、登り坂の一番上にあって、登り勾配のケースが多い。だからムチャクチャ足を使います。そんなこんなで横須賀に到着します。

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ちょっと海を見ながらチェーンに注油をします。先程からキイキイと音がするからです。この異音、圧入BBからする様にも、或いはペダルからする様にも思えますが、異音は気持ちの良いものでは有りません。

岸壁では、釣り人が大勢サバを狙っていましたが、本日は釣れないとの事。

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■ 道を間違えそうになったけど、フェリーに間に合った ■


横須賀を9:15に出発します。横須賀を過ぎると向かい風になります。登り坂も多いのでペースが落ちます。ちょっとフェリーの時間ギリギリになりそう。

観音崎まで来ると、千葉の漁村と同じ様な風景が広がります。本日は先を急ぐので灯台観光はしません。

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9:58に久里浜港の入り口に到着します。フェリー乗船は20分前という情報もネットにはあったので、ギリギリです。最後は登り坂で脚が攣りました・・・。まあ、フェリーで1時間休めますし、その後、昼食も1時間程掛かるでしょうから、その間に脚は回復するでしょう。25Km(AV)で久里浜に到着。ここまで88kmでした。

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フェリーの料金は「車両490円、人720円」で合計1210円。車が乗り込んだ後に、最後にバイクと自転車が乗船します。

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職員の方が自転車を固定してくれます。海の上では持ち去る事も出来ないので、鍵は掛けずにおきました。(ちょっと不安ですが)

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早い時間なので車は少な目です。

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フェリーの3Fデッキに上がると、ロングライダースのキャラクターの立て看板が・・・。

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そして大量のチーバ君グッズ。しかし、正面向いてるチーバ君って、全然チーバ君じゃないぞ!!千葉県の形して無いじゃん!!

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売店で「お約束」の「よこすか海軍カレーパン」を買います。普通のカレーパンですが、空腹なので美味しい。甲板に出て潮風に当たりながら、コーヒーとカレーパン。優雅です・・・。

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10:20に定刻通り出港します。デッキの上は、ちょっとした旅行気分が味わえます。天気が良いので、遠く東京や、対岸の千葉が良く見えます。

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だんだん千葉県が近づいて来ました。ギザギザの稜線の山は浜金谷にある「鋸山」です。山全体が凝灰岩で出来ていて、房州石の産地でした。山頂から石切り場後の絶壁となっていて・・なかなか見ごたえのある千葉の観光地です。ロープウェイで登る事が出来ます。

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11時に金谷港に接岸しました。自転車を取りに降りて行くと・・・・アレーーーー自転車が無い!!。一瞬で頭から血が引きすが、職員の方に「あのー自転車は?」と聞くと、車列の後ろの方を指さしています。そこに別の職員の方が自転車を支えて立っています。どうやら、下船の準備をして下さっていた様です。アーー、ビックリした。

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記念にフェリーの写真を撮っておきます。このチーバ君も正面向きだァーー。

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■ 「さすけ食堂」に入れず!! ■

フェリーの客が徒歩で「さすけ食堂」に着く前に、自転車で先行します。そこで私が見たものは・・・既に並んでいるお客さん。「1時間も待つのはムリーーーー」

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仕方が無いので、千葉方面に国道を進みます。竹岡ラーメンでも食べようとペダルを回しますが・・・あれーー?ラーメン屋が見つかラりません。


■ 何故か山を登る? ■

上総湊の手前で「鹿野山」の標識を目にします。と、無意識nにハンドルを切っていました。

実は上総湊から鹿野山に登る更科ルートをヒルクライムした事無かったんですよね。なんだか普通の「ワンイチ」しても達成感が少ないし、木更津から五井の辺りの海沿いの国道16号線は、道路がガタガタで走り難いので、鹿野山から房総スカイラインを経由して久留里に出るルートを選びます。

東京湾岸を離れては「ワンイチ」と言えないですが、個人的にはOKとします。

更科のセブンイレブンで昼食休憩した後に、鹿野山を登ります。更科ルートは最初は平坦ですが、マザー牧場の辺りで10%程度の斜度が続きます。速度を上げると足が攣るのでタイムは測りません。ゆっくり登ってマザー牧場に到着。

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そのまま九十九谷公園で5分程休憩して、秋元へ下ります。郵便局の前の自販機でコーラを買います。ロード乗りさんが休憩されていたので、しばし談笑。1月6日に落車した話をしたら、その方も私と同じ、うぐいすラインのアクセス道路でアイスバーンで転倒されたそうです。「イヤー、あの日、マジでヤバかったですよねーー」って意気投合してしまいました。四街道の方でした。

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10分程、雑談をしてから、房総スカイラインを登ります。鹿野山で脚を温存したので、いつもより楽に登れます。久留里までも難なく到着。ここで140km。

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■ 「金谷違い」で大変な事になっていた ■

久留里の藤平酒造で福祝いの吟醸酒を一本買ってリュックに押し込みます。その時、スマホのショートメールの着信に気付きます。

さっき船の上から「今、久里浜から金谷に向かうフェリーの上。東京湾ダヨー」ってメッセージを家族に送ったので、誰かからの返信でしょう。

「え、あなた金谷に行ってくれるの?皆んなビックリするよ」とオフクロから謎のメッセージが入っていました。????と思い電話を入れます。

母 「あなた、今どこ。もう着いた?」
私 「何の話?」
母 「だって法事に行ってくれてるのでしょう」
私 「今、千葉の山奥だけど」
母 「だって、メッセージに金谷に居るって・・・」
私 「それ、千葉の浜金谷だって」
母 「えー、大変。私、皆に電話しちゃった。息子が今向かってるって」
私 「それヤバイんじゃない」
母 「直ぐ電話入れてちょうだい」

実は、本日は母方の叔父の1周忌だったのです。母の実家は静岡県の金谷。私は「遠いから来なくてイイよ」と言われていたので「ワンイチ」などしていたのですが、母も今回は行かない事になっています。しかし、世話になった叔父の一周忌に出席しない事は、母も私も気になっていました。

そんな所に「金谷に行く」のメッセージですから、母が勘違いするのも当然です。そして大喜びで先方に電話をしてしまった・・。

とにかく行けない事を知らせなければと思い、叔父の携帯で電話します。



叔父 「おお、〇〇かぁ。今どこだ、もう着いたらぁー?」
私  「オジサン御免。オフクロが勘違いして連絡いれちゃったんだよ。
    僕が居るのは千葉の金谷。」
叔父 「・・・・・そうかぁ。そりゃあ残念だっけよぉ。皆にも連絡入れとけよ」

母に連絡します

私  「今、行かないって連絡入れた。なんかガッカリさせちゃったみたい」
母  「皆、〇〇が来るって準備してたみたいだよ」
私  「それはマズいよね。今から行こうか・・」
母  「そうしてくれると助かるわ。元々、私が行かなくちゃいけなかったから」


スマホの時刻表で最短の時間を調べます。久留里から木更津まで山越えの20km。必死で走れば1時間で電車に乗れそうです。今14時50分ですから、16:00の特急に乗れば19時30分過ぎには金谷に着けそうです。

私 「皆、何か準備してるみたいだから今から行くよ」
母 「そう、悪いわね。だけど皆、喜ぶわよ」

そこで再び叔父に連絡を入れます

私 「おじさん、迷惑で無ければ今からそっち行くよ。7時半頃に着けそうだから」
叔父「あんま、無理せんくてエエけど、来られるなら皆喜ぶよ」
私 「電車乗ったら連絡するよ」


さあ、そうと決まれば木更津まで必死で走るのみです。上総アカデミーパークまでの登り坂をどうにかこなして、下りは下ハン持って踏みまくります。15時45分に木更津駅に到着しました。ここまで160km走りました。人生で一番頑張ってペダルを漕ぎました。走れメロスになった心境。

速攻で自転車を輪行バックに仕舞い、16:00の「特急・さざなみ」に乗ります。本日は着替えを持っていないので、サイクルウェアーのまま。品川駅構内ににユニクロが有る様なので、そこで着替えは買えそうです。

品川の新幹線の乗り換え時間は10分。切符を買ってからユニクロを探しますが見つかりません。乗り遅れる前にホームに降りて「こだま」に乗ります。三列シートの一番後ろが空いていれば自転車を置けますが、残念ながら結構混雑しています。仕方無く、運転席の後ろのデッキで1時間半立ったままです。特急も立ったままだったので、160km走った後でちょっとキツイ。

叔父に電話を入れると、焼津の美味しい店を予約したから焼津で降りろとの指示でした。静岡に19:00に到着して19:19に焼津に到着します。改札では叔父達が待っていてくれました。

叔父 「お前、本当に自転車持って来ただぁー」
叔母 「えー、船って清水に着くの」
叔父 「それは金谷違いだって言ったらぁ」
叔母 「そうだっけ、千葉にも金谷ってあるの?」
叔父 「俺は知ってたよ、千葉にも金谷があるの」

そのまま、車に自転車を押し込んで、予約してある店に向かいます。


焼津と言えば漁港で有名な所。叔父のオススメのお店で出て来たのは・・・

トロカツオ、ミナミマグロ、ホンマグロ、イカ、イサキ の刺身

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アマダイの姿焼き

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キンメダイの煮つけ

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カサゴの唐揚げ

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どれも絶品で、4人で焼酎を3本空けました・・・・。

叔母が「汗かいたからカルシウム取らないとね」と言って、私の前にアマダイとキンメとカサゴの頭が並びます。


翌日、「カサゴの中骨と頭は食べたけど、身は刺身にでもするのかな」と叔母に聞いたら「身も唐揚げになってたじゃない」と答えます。私・・・身を食べて無い・・・。

翌日は「朝ラーメン」のお店に行って1.5人前を食べ、墓参りと、叔父の仏壇に線香をあげてから帰路に付きます。



楽勝のつもりで始めた「ワンイチ」ですが、なんと「金谷違い」でDNF(ドント・フィニッシュ)となってしまいまいした。何ともハードな1日でした・・・。これもあの世の叔父の粋なはからいだったのかも知れません。



160km 走行
23.8km(AV)
走行時間 6時間39分
獲得標高 1350m






7

2018/5/11

箱根旅行・・・僕だけ自転車  自転車/マラソン
 

■ そこに坂がある限り自転車以外の選択肢は無い ■

ゴールデンウィークの1週間前。家内と家内の以前の職場の先輩ご夫婦二組と、箱根へ一泊旅行に行って来ました。東京駅から車で行く予定ですが、先輩のベンツは5人乗り。我々一行は6人。

「あのさー、オレ、自転車で行っていいかな?」と恐る恐る聞く私。集団行動を乱す様で気が引けますが、箱根に行くのに電車や自動車という選択肢は私の中には有りません。だって、そこに坂が有るから。
「うーん、いいんじゃない。車に6人は乗れなから」と、家内の承諾が出ました。

もっとも、我が家では、家内との小旅行の時は、家内で電車、私は自転車と相場が決まっています。だから、今回も特別の事ではありません。

「じゃあ、乙女峠の「とうげの茶屋」で午後1時に待ち合わせね。」と大雑把に決めて、後は適当に時間を見ながらルートを決めます。

■ 旧道アターック!! ■

午後1時に乙女峠ならば、浦安から自走するよりも、茅ヶ崎まで輪行して、箱根観光をしてから合流した方が楽しい。

そこで、朝5時過ぎに家を出て、電車で茅ヶ崎に向かいます。7時30分に茅ヶ崎を出発して、一路箱根を目指します。海岸通りは若干の追風で快調に飛ばします。

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湯本の手前で旧道に入ります。「七曲り」で有名な激坂ルートです。1月の怪我依頼、まともなヒルクライムをしていませんので不安が有りますが、どの程度体力が戻ったかチェックする良い機会です。

箱根の小田原側からのルートは、箱根駅伝の国道1号線と、旧道とが有ります。国道1号線は斜度は若干緩やかですが、交通量が多く、車が渋滞していると路肩の荒れた所の走行を余儀なくされます。その点、旧道は坂はキツイけれでも車が少なく、ヒルクライムを楽しむ事が出来ます。

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旧道入り口から国道1号線との合流まで、脚付き無しの59分で到着しました。未だ「踏む」筋力は戻っていないので、淡々と登りました。平地番長のホイールのバレットウルトラで10%越えの坂が延々に続くと、結構キツイです。

国道合流後は一気に芦ノ湖に下ります。本日は風が強く、湖面に波が立っています。汗が引くと少し肌寒い。

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■ 箱根神社でパワーチャージ ■

少し早めに家を出たのは、久しぶりに箱根神社に参拝したかったから。ここ、パワースポットで有名です。

箱根神社は元々は駒ケ岳の山頂に神仙宮が開かれ、神山を神体山として祀った山岳信仰の神社ですが、その後、757年の芦ノ湖畔の現在の場所に里宮が創設され今に至ります。

瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、そしてその子である彦火火出見尊の3神を祀っています。不貞を疑われた木花咲耶姫命が産所の火を掛けて、その火中で生まれたのが彦火火出見尊。いかにも、火山を信仰の対象にする神社が祀る神といった感じ。

境内には杉の大木が生い茂り、昼間でも薄暗い。外国人観光客の姿が目立ちますが・・・オレンジ色のTシャツを着たアジア人の背中には、何故かドラゴンボール風のデザインで「魔」のプリントが・・・。おいおい、神社で「魔」はマズくないか・・・。

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■ 乙女峠を目指して、再び登り坂 ■

コンビニで補給をした後に、国道一号線を最高点までヒルクライムです。途中、精進池で写真休憩。800mを越える標高なので、ヤマザクラが咲き残っています。この辺りは、鎌倉後期から掘られた石仏群が点在します。

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精進池から少し進むと、国道1号線の最高点が現れます。「箱根出来伝から逃げる」イベントで駅伝を応援するポイントです。

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ここからは強羅への分岐までダウンヒルです。強羅からは激坂を下って裏箱根街道に向かいます。しかし、この坂道、どう見ても斜度が15%以上在ります。今度、是非チャレンジしてみたい。

裏箱根街道は早川沿いの緩やかな登りのコースです。結構足を使ってしまったので、緩斜面がキツク感じますが、目に染み入る様な新緑で疲れを忘れてしまいます。

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時間はそろそろ1時に近く、自動車組も御殿場を出て乙女峠に向かっているとの事。仙石原でコンビニ休憩の後、私も乙女峠を目指して再びプチ・ヒルクライムです。

トンネルを越えると、そこには雄大な富士の眺めが!!

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「とうげの茶屋」では、自動車組が既に昼食の蕎麦を美味しそうに食べていました。コンビニ飯で結構お腹一杯でしたが、ここはザル蕎麦をサラリと頂きます。

■ 湿生花園はエヴァンゲリオンの聖地 ■

昼食後、湿生花園で合流する事にして、ダウンヒル開始。仙石原の手前の信号で車が止まっているので、私が先行して着いてしまいました。

湿生花園では、丁度「ヒマラヤの青いケシ」が見頃。できれば現地で見たい花ではありますが。

箱根と言えばアニメファンにとってはエヴァンゲリオンの聖地。この地下にジオフロントが有るのかと思うと血が騒ぎます。でも・・・・火山のマグマは大丈夫なのか・・・なんて心配にもなります。ネルフの科学力、パナイ・・。

ところでエヴァで仙石原が出てくるのはケンスケが一人でサバゲーをしているシーン位ですかね。実は意外にエヴァの風景っていい加減だったりします。聖地巡礼密度が低いというか・・。

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春の花がひっそりと咲く湿生花園をじっくり見た後は、近くのホテルにチェックインします。お風呂を満喫した後は、美味しい和食に舌鼓を打ちます。

その後は12時近くまで部屋で大人の飲み会。そして、風呂に入って、後はグッスリ。

■ 公共交通機関よりは自転車は速い ■

翌朝のバイキングはガッツリ食べます。本日も登りますよー。

車を出して頂いたご夫婦は用事があるとの事なので、二日目は家内達は公共交通機関で移動です。まずは仙石原からポーラ美術館を目指します。この道、結構登りがキツイ。朝食がリバースして来そうです。すっかり汗だくになってポーラ美術館に到着。バス組を待ちます。

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ポーラ美術館ではアールヌーボーのガラス工芸の「エミール・ガレ」の展覧会が開かれていました。私、アールデコのラリックの方が芸術的かなと思っていましたが、どうして、どうして、自然の造形美をガラスの様々な技法で表現したガレは素晴らしかった。

ヨーロッパが近代に入り、「神が作った自然」という概念から「自然をありのままに観察する」自然主義が芽生え、博物学などが隆盛します。ガレは植物や昆虫に興味が深く、造園などにも熱意を燃やします。

時を同じくして、日本の芸術がパリ万博などを通してヨーロッパの紹介され、自然の草木や昆虫をダイナミックに取り入れたジャポニズムは、ガレのみならず、ゴッホなど当時のヨーロッパのアーティスト達に大きな影響を与えます。

ポーラ美術館の周辺は、軽井沢の様な静かな森が広がり、ガラスのトップライトからの光が清らかに館内を満たす建築も素晴らしいものが有ります。設計はフランの建築家かなと思ったら、日建設計でした。ヤルじゃん。

・・・しかし、静かな展示室で、サイクルジャージ姿の日焼けしたオッサンは目立ちました。場違いで・・・。

■ 強羅の温泉街は激坂だった!! ■


ポーラ美術館の後は、温泉玉子で寿命を延ばす事に。一旦、強羅まで下って、大涌谷を目指します。しかし、強羅からの登り坂は・・・ナンナンダ!この斜度は・・・。10%越えが延々と続きます。

温泉街を抜けると県道は、普通の坂道です。えっちら、おっちら登って行きます。途中、道の脇の木立が枯れて地面から湯気が出ている所を通過します。311の地震の後に、突然、地面から噴気が始まった場所です。その後、有史以来、初めて大涌谷で小噴火が有りました。今は噴火は収まり、大涌谷の立ち入り禁止も解除されています

大涌谷の標高は1000mを越えています。足がそろそろキツクなった所で、ゲートが出て来ます。この先は車の渋滞の横をすり抜ける様に登っていって、大涌谷に到着します。

家内に連絡すると、これからケーブルカーからロープウェイに乗り継ぐ所でした。20分位い待ちそうなので、自転車と一緒に観光写真を撮ります。

それにしても、大涌谷・・・中国人の占拠されたみたいでした。

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ようやく到着した家内達と「念願」の名物「黒玉子」をゲットします。以前は玉子を温泉に付けている所まで行けたのですが、現在は遊歩道は閉鎖されています。

黒玉子を食べれば7年寿命が延びると言われています。私は2個食べたので14年も余計に長生きしそうです。年金制度が崩壊していたら・・地獄かも知れません。

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そんなこんなで、すっかり箱根を満喫しました。帰りは強羅まで一気に下って、そこからは登山電車で輪行します。


自転車と、普通の旅行の二つを満喫した二日間でした。
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