2017/11/8

秋を探しに・・カミさんとGO!!  トレッキング/旅行
 

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■ 久しぶりの晴れの休日、家内と共に秋を探しにGO!! ■

久しぶりに晴れ予報の三連休、家内と秋に見つけに出かけます。

尤も田舎育ちの家内は「田舎」とか「自然」って家の周りの日常だったので、私の様に「自然への憧れ」など微塵も持っていない・・・。今回も朝の6時にたたき起こされて不機嫌極まり無い。「4時半からのヨガに間に合う様に帰るからね!!」と言いながら渋々支度を始めた。

まあ、起き抜けにいきいなり、「養老渓谷に出かけるからね」と言われたら、どこの家庭の奥方だって不機嫌になるのでしょうが・・・。

先日amazonで買った「保温ジャー弁当箱」に揚げたてのメンチカツとエビフライを入れて、熱々の味噌汁とご飯を準備したら、ようやく行く気になったみたい。「これ、本当に温かのままかな」などと興味津々。

「あ、でも靴が無いよ、この前スニーカー捨てちゃったし」と言うので、「歩き易くて滑らない靴だたら大丈夫だよ」と、どうにかこうにか家を出る算段をします。

■ MTBは電車に勝てるのか? ■

小湊鉄道に夫婦で揺られて行くのも楽しいな・・・なんて思っていたら「あんた、自転車ね!!」と命令されてしまいました。時間は7時40分。家内は浦安を8時1分に乗って養老渓谷着は10時32分。

ハイキングをするとなると靴はトレッキングシューズ…フラットペダルのMTBのラレー君で行く事にします。家内を待たせない為にはブロックタイヤのMTBで3時間で70kmを走る必要が有ります。養老渓谷までは登り坂も多い。

雨続きで1か月近く自転車に乗れていない体にはちょっとムリゲーですが、挑戦には応えるしかありません。

とっとと、着替えて、バックパックにカメラを突っ込んで出発します。

イヤー、しかし久しぶりの自転車はペダルが重い・・・。40km走った所でハンガーノック。朝食も食べずに飛び出したから仕方ない。ノンストップのつもりでしたが、コンビニでカロリーを補給。坂道が少ない大多喜街道のルートを取りましたが・・・信号に引っかかりまくります。上総牛久で10時20分。ヤバイ、カミさんが駅に着いちゃうよ。

月崎で10時40分。「後10分ぐらい」とメールを入れると「粟又の滝行きのバスに乗ってるよ」との返事。おおーーーーと!!カミさんは行先を間違えています。本日の目的地は駅から歩いて行く「梅ヶ瀬渓谷」。慌てて「バスには乗らないで」とメールを返して、間一髪のセーフ。

養老渓谷の駅には11時前に到着しましたが、既にカミさんは待ちくたびれた様子。「2時49分には乗らないと、ヨガに間に合わないからね」と早くも帰宅時間を気にしています。

■ その靴は・・・ナニ? ■

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まあ、梅ヶ瀬渓谷の風景を見れば、ヨガに行けなくても諦めるだろう・・・と密かに期待していたのですが・・・。家内の恰好たるや・・・お前、それ部屋着のスエットじゃん。まあ、それは我慢するとしても、その靴って、通勤用の革製のウォーキングシューズだよね・・結構高価だったやつ。

「靴の裏を見せてごらん」と靴の裏を確認したら・・・ツルツル。いくら田舎育ちだとは言え、山と渓谷をナメんな!!。「それ、家の周りを歩く恰好じゃん!!」・・・

やはり田舎育のカミさんにとって、「自然=日常」なのだと痛感しました。

この靴では山歩きどころか、ヌカルミにも入れないので、急遽行先を「大福山の途中まで」に変更します。何故「途中まで」かと言えば、帰りの汽車に間に合わせる為。3時間で往復して、途中でお弁当も食べるとなると、大福山の2合目くらいまでしか行けません。

■ 里山は秋の気配 ■

先日家内が「亀山湖は紅葉が始まったらしいよ」と言っていたので期待していましたが、養老渓谷はまだ紅葉が一部の木で始まったばかり。今年は11月の下旬が見頃でしょう。

それでも、里山の景色には心が和みます。家内も真っ赤に色づいたカキの木を見付けて、楽しそうにしています。「れこ、誰も取って無いから絶対シブガキだよね」なんて言いながら写真を撮っています。

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このピンクの可愛い実を付けているのはニシキギ科のマユミ。

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もう少しするとい、沼を覆う浮草が真っ赤に色づきます。

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小学生の頃、父と二人で養老渓谷に来た時に見つけて図鑑で名前を覚えたサラシナショウマ。

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道端にはリンドウも沢山咲いています。

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■ シイタケが生えている ■


大福山に登り始めると、直ぐにシイタケ農家が現れます。ビニールハウスで原木シイタケを栽培しているのですが、近くの林の下にも、榾木(ほだぎ)を並べてシイタケを栽培しています。

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時折、古い榾木が道端に置かれているのですが、そこからもシイタケが生えています。「栽培」されているので、道端の丸太のベンチから生えている様に見えても採っちゃダメです、多分。

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■ イノシシの一生 ■

12時を過ぎたので、そろそろお弁当にします。道端に無造作に置かれている榾木?に腰掛けて「保温ジャー弁当箱」の性能チェックです。6時間程経過していますが、十分に温かい。

ただ、丸太に腰掛けて、ステンレスの保温ジャー弁当を食べている家内の姿は・・・どう見ても「木こり」にしか見えません・・・。

弁当を食べていると、谷の方から犬の吠える声がします。それに続いて「ドーーーン」という鉄砲の音。イノシシ狩りかなと思っていると、しばらくすてから「ブギィーーー」「ブギィーーーー」というもの凄い鳴き声がし始めます。どうやらイノシシが山の中を逃げ回っている様で、鳴き声の位置がどんどん移動しています。

「ブギィーーー」・・・「ドーーーーン」、「ブギィーーー」・・・「ドーーーーン」という音が15分程度していましたが、銃声を最後にイノシシの声が途絶えました。カミさんと目を見合わせて「あーあ、ヤラレちゃったね。」と言い合います。何だか、イノシシが不憫で成りませんが・・・畑を荒らすので仕方が無い。

■ 天高く、馬肥ゆる秋 ■

列車の時間に間に合う様に養老渓谷の駅に戻ります。雲が切れ、日が差して来たので、景色は見違える程キレイです。真っ青な空に、刷毛で掃いた様な雲が秋を感じさせます。

家内は時間通りに駅に付けるのが嬉しいのか、上機嫌で写真をメールで送ったりしています。

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養老渓谷の滞在時間は4時間程。
交通費は4000円。
往復の時間は6時間。

「とても高いお弁当になっちゃったよ!!」とはカミさんの弁。

それでも、秋を満喫したからか、ヨガに間に合うからか、カミさんは上機嫌で改札に消えて行きました。私は・・・山を越えて鴨川の娘のアパートへ向かいます。本日は「汚部屋(オヘヤ)の除染」というミッションが残っています・・・。
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2017/4/3

新年会企画 「私を寄席に連れてって」・・・新宿・末広亭  トレッキング/旅行
 

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4月に入ったというのに冷たい雨の降る土曜日。大学の親友4人の新年会に行って来ました。今年の企画は「私を寄席に連れてって」。

本当は4月2日の川崎の「チンポ祭り」(興味のある方はググってみて)に行きたかったのですが、予定が合わずに、代案が「寄席」。リクエストは私、当日のスケジュールは友人FとFが担当。(出席番号が近い同士で卒業後30年近く経っても毎年集まっています)

何故寄席かと言えば・・・そりゃ、『昭和元禄落語心中』の聖地巡礼に決まってます。

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先ずは毎年恒例の「初詣」。今年は新宿花園神社です。

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境内の桜は3分咲き程度。冷たい雨に打たれて首を垂れています。その下をピンクとブルーの髪色の外国人観光客。桜色の髪の毛が、ナルトのサクラちゃんみたいです。思わぬサクラ見物です・・・。

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伊勢丹の地下でお弁当を調達した後、新宿三丁目の末広亭に向かいます。ところが、何と50m以上行列しています。『昭和元禄落語心中』の影響か!!と思いましたが、本日は4月の初日。さらには新真打のお披露目とあっての人手の様です。

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入場料は3000円。これで12時から夜の9時まで、昼夜の入れ替え無しで楽しめます。お客さんは比較的若いご夫婦も多く、子供の姿もちらほら。

古典落語、新作落語、漫才、手品、などなど、次から次に飛び出して、飽きる暇がありません。しかし、「遠足の前日症候群」で朝1:30に起きてしまった影響で、落語の落ちで「寝落ち」する始末・・・。まあ、古典はだいたい落ちが分かるので・・・。

落語なんて何時聞いたんだろうと思い返してみると、中学の「予餞会」に毎年噺家さんが呼ばれていました。「子褒め」とか「長屋の花見」、「じゅげむじゅげむ」なんて作品が記憶にあります。

意外に面白かったのが時事ネタの新作落語。枕からシームレスにネタに繋がって行きます。

若手から大ベテランまで、様々な噺家さんが登場しましたが、やはり芸の道は奥が深い。それぞののリズムやトーンで話が進んでゆきます。面白い人も居れば、ちょっと滑る人も居る。

林家正蔵(昔のこぶ平)はTVで観るとアドリブに弱い親の七光りに見えますが、なかなか柔らかな話し方で、これはこれで人情物が良く合っている。

そんなこんなで、昼の部を堪能した後、夜の新宿の街に飲みに繰り出しました。


一人で入るには何となく勇気が要る寄席ですが、意外に敷居は低い。特に末広亭は「伊勢丹系」のお客も多い様で、浅草や上野広小路よりは入り易いかも知れません。


さてさて、放映されていた『昭和元禄落語心中』も見事「大円団」を迎えました。2部の中盤でちょっと???となったのですが、それを最終回で見事にリカバーする内容には鳥肌が立ちました。

昭和元禄落語心中・・・素晴らし過ぎる大人のアニメ(人力でGO より)


皆さま是非、この作品を鑑賞された後に、寄席に繰り出しては如何でしょうか。
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2017/1/31

南房総水仙ライド  トレッキング/旅行
 

南房総の春は早い。

1月は農家の庭先や街道端のそこそこに水仙の可憐な姿を見る事が出来ます。

そこで、日本3大水仙群生地の鋸南町保田の「江月水仙ロード」で自転車でGO。








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2017/1/22

房総SL・・・海・山・鉄橋・SLのコラボ  トレッキング/旅行
 

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本日は「にわかテッチャン」の記事。

いつもの事ながら自転車で鴨川に出かけて行きました。すると外房線の線路傍にカメラの三脚が並んでいます。「何かイベントでもあるのですか?」と聞くと、「今日と明日、SLが走るんですよ、客車を曳いて」とのお返事が。

早速、娘を誘って見に行こうとすると・・・「あ、それ・・毎日学校から見てる」とのつれない返事。どうやら一週間程、試運転をしていたらしい。

K-Popのミュージックビデオに夢中の娘を残し、私一人でSLを見に行く事に。場所はやはり「あそこ」しか無い。

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内房線の江見駅と太海駅の間、道の駅オーシャンパークのすぐ近くに線路が入江の鉄橋の上を走る場所があります。googleマップで確認すると、入江の砂浜の上を線路が通っているのが分かると思います。

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この「山生(やまめ)橋梁」は鉄道橋では日本初の鉄筋コンクリートT型梁形式の橋梁であり形式もアーチから桁・梁構造へと進化する記念碑的な意義を持つ橋梁で「土木遺産」に登録されています。

現代的な建築方式の橋梁は、見た目は「普通」ですが、実は歴史的に価値のある建造物なのです。

この橋の素晴らしいのは、ロケーションです。狭い入江で山が海に落ち込む場所に建てられていますが、隣を国道128号線が並走しています。こちらは海の上に架橋されています。

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下の砂浜からがフォトロケーションとなります。砂浜には国道の館山寄りの海側から急な階段で下りる事が出来ます。

浜に降りると既に鉄道マニアや近所の方が大勢カメラを構えて場所取りしていました。

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実はこの入江、砂浜の岩がゴツゴツと露出しているのですが、黒い岩や、灰色の岩や、白い岩が有ります。これ、海底で出来た泥岩、左岸、凝灰岩が隆起したものですが、非常に複雑で面白い。

そんな砂浜を探索しているうちにも遠くに機関車の煙が立ち上り始めました。風に乗って汽笛の音の聞こえてきます。人々の期待が高まった時、モクモクと黒煙を吐いて、黒光りする鉄の塊が橋の上を疾走してきました。

カシャカシャカシャカシャとカメラのシャッターが連鎖される音が響きます。フゥォーーーーンと機関車が汽笛を高らかに鳴らします。車窓の乗客達が手を振っています。浜辺の人達も手を振ります。

機関車(D51)は一気に橋梁を渡り後に客車が続きます。最後尾には赤いディーゼル車が連結されています。転車台(ターンテーブル)が無いので、館山からは機関車はバックで最後尾に付きます。この時はディーゼル機関車が先頭で牽引するのです。

ほんの一瞬の光景でしたが、多分一生記憶に残るでしょう。

尤も、SLは母の実家の在る静岡県金谷町の大井川鐡道で子供の頃から見慣れているのですけどね・・。



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2016/12/5

千葉の秘境シリーズ・・・紅葉の梅ヶ瀬渓谷  トレッキング/旅行
■ 千葉県の紅葉の名所「梅ヶ瀬渓谷」へ自転車でGO!! ■

千葉県は関東地方でも一番遅い紅葉が楽しめる場所です。東京からのアクセスも良いので、鎌倉と並び、「遅い紅葉スポット」として人気があります。特に養老渓谷は「滝 + 紅葉」「渓谷 + 紅葉」というセットでお得感バッチリ。さらには鉄道でアクセスの場合、小湊鉄道というローカル線も楽しめるとあって、バリューセットみたいな紅葉スポットです。

本日は関東最後の紅葉を堪能する為に、養老渓谷の「梅ヶ瀬渓谷」に自転車でGO!。本日ばかりは本格的なトレッキングなのでビンディングシューズでは無理でしょう。という訳でフラットペダルの街乗りMTB、ラレー君で出発です。本当は朝早く出かけるべきでしたが、家内とゆっくり朝食をしていたら出発は9:30になってしまいました。

急がないと12月の日暮れは早い。山の中で暗くなるのは勘弁なので、ブロックタイヤをブンブンウナラセて養老渓谷には13:15分に到着。休憩せずに、そのまま梅ヶ瀬渓谷に向かいます。

■ 千葉県の谷って結構深いんです ■
 
養老渓谷は房総半島のほぼ中央部に位置します。養老川が柔らか地層を深く浸食して出来た谷なので、畑の向うがいきなり断崖絶壁になっていたりします。
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養老渓谷の駅の裏の田んぼの先は・・・断崖。
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■ ファミリー向けのコースです ■


梅ヶ瀬渓谷は養老川の支流の梅ヶ瀬川が大福山の麓に刻んだ谷です。入口の「女が倉」は養老渓谷駅からは徒歩30分程度。そこから川沿いのコースを1時間から1時間30分歩くと紅葉の絨毯で有名な「田中邸跡」に到着します。健脚ならばそこから大福山に登るコースを選んでも良し。或いは川沿いのコースをUターンして戻っても良し。距離が短いので、ゆっくり歩けばお子様連れや、高齢者でも楽しめるコースです。
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■ トンネルを抜けると、そこは紅葉だった・・・ ■

車で行かれる方は、「目ヶ倉」のトンネルの手前に民間の駐車場が在ります。この先に公営の駐車場もあるので、ハイキングコースの入り口までは車でアクセスが可。私は自転車を民間の駐車場に停めさせて頂きましたが、「おいくらですか?」って聞いたら「自転車だからタダで良いわよ」と親切な御婆さん。それでは申し訳無いので、では300円をと言うと、バイクだって100円だから100円で良いと・・。さらに「庭先に停めておいてね。取られない様に見張ってるから」とありがたいお言葉。

「地図持って来なさい、大福山に登っちゃいなさいよ若いんだから。」とのアドバイス。時間が遅いので、渓谷を往復するだけのつもりでしたが、こう言われては山登りに変更です。

民間の駐車場の先にトンネルが在ります。
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トンネルの先のY字路を右に行くと「大福山」。こちらは舗装道路です。左に進むと梅ヶ瀬渓谷沿いのハイキングコース。私は左をチョイス。
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しばらく車も通る林道を歩きますが、すでに紅葉を堪能できます。本当は先週が一番の見頃だったと思いますが天気が悪かったので・・・。今週が最後の見頃でしょうか。
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■ 川筋は細いけれで谷は深い ■

梅ヶ瀬川は川と言うよりは「沢」と呼ぶ様な細い流れです。しかし、柔らかな房総の地層では、こんな流れでもガンガン侵食されて深い谷を刻みます。途中、崖を近くで見られる所が有りますが、砂の層と粘土の層が幾重にも重なっています。かつてこの地が海の底であった事が良く分かります。

梅ヶ瀬渓谷からは世界最大のトドの化石が見つかっています。現在のトドの1.5倍の大きさがあったと考えられていますが、トドが出現した時代は、まだこの地が海底であったのです。その為、堆積層の深さは浅く砂岩の層は比較的柔らかです。
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房総特有の「川回しのトンネル」が彫られていますが、地層が柔らかいので手堀りで比較的簡単に掘削出来るのです。江戸時代後期には新しく開拓された新田には年貢が掛からなったので、新田開発が活発になります。房総では複雑に蛇行する川筋をトンネルで短絡させ、蛇行部分を田にしていました。面積としては僅かなのですが、山間には貴重な田でした。
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しばらくは杉林の中を歩きますが、コケやキノコを観察できます。
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■ 渡河が多いので靴には注意を ■

実は梅ヶ瀬渓谷のハイキングコースは「渡河」が多い。渡河と言っても浅い流れを飛び石で渡るだけですが、濡れた飛び石は滑り易く、中にはグラグラする石もあるので、なかなかスリリングです。高齢の方は杖があった方が安全です。小さなお子様は長靴が一番。
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途中、岩壁から水が滴っていました。こういう水を集めて川が出来ているのが良く分かります。
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■ ここは千葉県ですか? ■

冬の午後は山の影で谷筋は日陰になっています。時折、眺望が開ける場所で見上げると、見事な紅葉が日の光に照らされています。
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進むにつれて谷は深く、狭くなります。だんだんとここが千葉県である事を忘れそうな風景になって来ます。秘境指数は結構高い。
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上流に行くに従って、紅葉も増えてきます。
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■ 梅ヶ瀬に理想郷を建設しようとした明治の偉人、田中誠実 ■

そろそろハイキングコースも終点が近づく頃、いきなりコンクリートの構造物が現れます。これ、橋の後だと思うのですが、こんな所に道が通っていたのでしょうか??或いは砂防ダムの成れの果てなのか??
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今では、こんな丸木橋で沢を渡ります。これ・・・お子様やお年寄りには結構デンジャラス・・。
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丸木橋の先で右が二つに分岐します。真直ぐ進むと「紅葉の絨毯」で有名な「田中邸跡」。右に進むと大福山への登山道です。
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「田中邸」って、こんな山奥に家があったのかと驚きますが、明治の偉人の一人田中誠実(のぶざね)の家があった場所だそうです。宮崎出身の田中誠実は陸軍の近代化に貢献した後、この地を陸軍から譲り受けます。教育者でもあった彼は、この地に理想郷を築くべく、明治18年ここに梅を植え、近隣の農家に畜産や近代農業を教え、21年梅ケ瀬書堂を開校して周辺の子弟に和漢、英算、剣道などを指導したという。彼を慕って多くの若者が梅ヶ瀬書道に集った。大福山山頂には当時の教え子達による立派な石碑が建てられています。

田中誠実の理想郷の夢は実現しなかった様ですが、今ではこの地は都会の自然愛好家の理想郷となり、梅ヶ瀬書道は建物こそ無くなりましたが、今でも多くの人がここを訪れ、田中誠実お理想に思いをはせるのです。


■ 結構な急坂の大福山登山道 ■


本日は時間が無いので、グっとこらえて大福山の登山道に進みます。大福山の登山道は結構な急坂が続きます。
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ひとしきり坂を上ると、視界が赤と黄色で占領されます。ここが「もみじ谷」。先ほどまで谷底から見上げていた紅葉地帯の真っただ中に居る事に気づきます。もう、言葉も出ない美しさ。野鳥の澄んだ囀りが美しさをさらに引き立てます。ガイドの地図には「サンコウチョウ」や「ヤマセミ」も生息していると書かれていました。
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ひたすら紅葉の中を進んで尾根筋に出ます。房総特有の両端が切り立ったやせ尾根ですが、木の根が張っているので足元はしっかりしています。
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本日は人手も多いので野生のサルやシカに出会いませんでしが、マムシやヤマビルにも注意が必要です。イノシシもいきなり出くわすと突進して来る事が在るので危険。まあ、彼らの住処に人間が入り込んでいる訳ですから文句は言えません。ヤマビルの心配が要らない今の時期は快適です。
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最後の階段を登り切ると東屋が建っています。ここに田中誠実の石碑が在ります。紅葉シーズンなので屋台が出ていまいた。いつも自転車で登って来る場所に、足で登るのも不思議な感じです。大福山は標高は標高は295mですが、市原市の最高峰。
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実は大福山は日本の南と北の動植物が出会う場所として、その筋の方には有名な場所らしい。動植物の種類が非常に多いのです。
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■ 紅葉のトンネル ■

ここからは舗装道路を3Km程、目が倉に向けて下って行きます。道端に植えられた紅葉がまさに見頃で、「紅葉のトンネル」という形容がぴったりです。いつもは自転車でヒーヒー言いながら登ったり、逆に高速で下るので景色を見る間も在りませんが、たまには歩くのも悪くは無い。
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道端にリンドウが咲き残っていました。
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ナナカマドの葉の赤が一際目を引きます。
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4時も近くなると冬の太陽は山の端に隠れはじめます。
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自転車の停めてある駐車場まで急いで戻ります。短時間でしたが、紅葉を満喫しました。帰路は上総牛久からは大多喜街道を進みます。完全に夜間走行ですが、MTBは渋滞の車列の横をドブ板走行出来るので便利。八幡宿で電車に乗ります。


本日はMTBで112Km走り、簡単な登山もセットで・・・新たな遊びの1ページを開いた気がします。


梅ヶ瀬渓谷、お勧めです。特に川を渡る時のスリルが楽しい。フィールド・アスレチック感覚でお子様連れで是非。今週中は紅葉も見れるかと・・・。



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