2018/6/6

「NEOカワイイ」の時代が来る・・・世界の先端を行く日本のガールズバンド「CHAI」  音楽
 

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CHAI

我が家は全員iPhoneなので、家族の連絡はi-mailを利用しています。連絡といっても、各々が勝手に呟いている家族限定のTwitterの様なものですが・・。

そこに娘から「つべでCHAIで検索」との書き込みが。家内が「なん?」って直ぐに返信しましたが、娘は「お父さんや」と一言。

「あなた、つべでCHAI検索、って何?」と聞かれたので「Youtubeで”CHAI"を検索しろという意味だよ」って教えてあげた。「なーんだ、オタクの話だよね」と一瞬で興味を失った家内。

私はしばらくしてから「CHAI」を検索してみた。どうせ、またK-Popの押し売りだろうと。

「N.E.O」という映像を観て・・・・仰け反りました。

ピンク一色の服を着たブスが四人、変な歌を歌って、変なダンスを踊っていた・・・。一瞬、娘がバンドデビューしたのかと目を疑った。

「オーイ、これ凄いから見てごらんよ」
「うわー、うちの娘にそっくり」
「それが凄いんじゃなくて、いや、それも凄いけど、この演奏とセンス凄くない?」
「・・・・・」一瞬にして興味を失った家内。

「だって、これってNYアンダーグランドの音じゃん、ゴッコとかさ。センスだって突き抜けてるじゃん」
「・・・・・」


仕方無いので、家庭内のi-Mailに、一通り感想を書いて、気を静めました。

「ええやろ!」と、娘の勝ち誇った書き込みが入る。
「ええ、ごっつうええ!」と返す。謎の関西人になっているが・・。
「あのブスさもいいよね」と娘
「BUSU最強!」と返す。

私が観た映像は・・・・





「水曜日のカンパネラ」には一種のイヤラシサが感じられますが、「CHAI」には「ブスで何が悪い!」というポジティブな開き直りをアートに昇華させているセンスには脱帽です。

いや、だんだんと可愛く見えて来るから不思議。これが今、キャリーぱみゅぱみゅやヒャダインが大絶賛する「NEOカワイイ」ってセンスなんですね。


しかし、この演奏と音のセンスには脱帽です。90年代のNYアンダーグランドシーンが大好物の私には、「God Is My Co-Pilot」を彷彿させるものも在りますが、演奏は全然「CHAI」の方が上手い。ドラムスは普通に上手い、ギターも普通以上にセンスがイイ。そして、何よりベースのリズム感が凄くイイ。ハイスピードでリズムをキープしても腰砕けにならない。エッジがしかkりして音の粒立ちがイイ。

このベースの子、楽器の経験が無かったらしいので、こういうのは天性のリズム感なんでしょうね。

音楽性は、グランジの様な骨太のロック、ファンク、テクノ、アニメ系などが独特のセンスでミクスチャーされていますが、まさに世界の最先端がゴッチャ煮になって、それでいて非情にクリアーでポップ。

という事で、Youtubeにアップされている彼女達の映像をほとんど見てしまいました。ここ5年位で一番うれしい。「相対性理論」よりも世界にダイレクトに繋がる音。どうやらNYで人気らしい。恐るべし、日本のブス・・・おっと、これからは「NEOカワイイ」と言おう。


これを書いていたら家内からi-Mailが入って来た。

「今、電車の中で前のチョイワルおやじがカッコ良かったから、帰ったら前髪をセットしてあげるね」
「大丈夫、ボクはNEOダンディーだから!」と返しておいた。「NEO〜」結構使える。


お詫び

本日の書き込みには不適切な表現が含まれていますが、それをポジティブに受け止めるのがCHAIのコンセプト。なので敢えて不適切な表現のまま掲載いたしました。

このブログの読者は一部のオタクと、多くの良識在る大人の方だと勝手に分析していますが、大人の方にこそ見て欲しい。これが世界の先端なんです。「NEOカワイイ」、世界を席巻して欲しい。
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2017/12/27

祝!! 紅白出場・・・やっと認められた竹原ピストル  音楽
 

実力が有りながらも世の中に認められない人の筆頭だった竹原ピストル。
しかし本物の才能は、いつかは大輪の花を咲かせます。

西川美和監督の映画『長い言い訳』で今年1月発表の日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を獲得し、キネマ旬報のベストテンでも助演男優賞を獲得しました。

この映画を10年待った・・・西川美和監督・『永い言い訳』 人力でGO 2016.10.31より

缶コーヒーのBOSSの25周年CMでも重松豊と共演して存在感を発揮していました。


だんだんと注目を浴び始めた竹原ピストルですが、とうどう紅白歌合戦に出場するという。彼のキャリアからは想像も付かない「サプライズ」ですが、彼の歌が全国に届くのはファンとしては本当にうれしい。我が家にはTVが無いので、リアルタイムで観れないのが残念で仕方ありません。



<採録>

この人が評価されない日本は間違っている!!・・・竹原ピストル『カウント10』 
人力でGO 2014.12.24
 より

 



■ 評価されない天才 竹原ピストル ■

竹原ピストルという歌手をご存じでしょうか?数年前までは男性2人のデュオの野狐禅というバンドを組んでメジャーデビューもしていました。

私が野狐禅を始めて聴いたのは、CDショップで下のジャケットのCDをジャケ買いした事が切っ掛けでした。

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ピアノとギターという変則デユオはスキマスイッチも同様ですが、竹原ピストルの歌は泥臭くて、体温や体臭を感じるものでした。

その歌詞の世界は彼の周囲3mから生まれるものですが、貧乏な普通の若者の生活をスケッチの様に切り取りながらも、その言葉の選び方が「天才的」で、一発でノックアウトされてしまいました。


竹原ピストルは高校、大学時代はボクシング部に入っていたそうで、大学はボクシングで推薦入学したそれなりに強い選手だった様です。大学で知り合ったピアノの濱埜 宏哉(はまの ひろちか)と組んだバンドが「野狐禅」でした。

ダウンタウンの松本人志は竹原ピストルの大ファンで、当時彼らを自分の番組に呼んでいます。ダウンタウンに野狐禅がいじられている映像がネットを探すと有るはずです。メザーデビューした当時の彼らの月給は14万だったと語っていたと記憶しています。

その後、「野狐禅」はヒット曲を出す事も無く解散し、竹原ピストルはソロで全国のライブハウスを回る活動を続ける一方で、映画などにも出演しています。松本人志は、『さや侍』に竹原を出演させると同時に、彼に主題歌を歌わせています。

その舞台挨拶の映像がyoutubeにアップされていますが、「能力の有る人が認められないのは・・・・」と竹原の事を語りながら声を詰まらせているのが印象的です。「彼は絶対に有名になると思うけど、それが少しでも早まれば良いと思い、映画の出てもらいました」と語っています。

■ トムウェイツの歌詞を歌うブルース・スプリングスティーン? ■

竹原ピストルの楽曲の魅力は「歌詞の力」です。生活の一部を切り取る視線は写実的ですが、言葉の選び方のセンスは「詩人」の才能に近いものがあります。

教会の十字架と、寝坊して起きた時間の「10時か・・・」を掛けあわせが素晴らし。



壊れた洗濯機の音を、蝉の声と聞き違えたるという、貧乏の風物詩の様な「フライグ蝉」




一聴すると長淵剛の様な歌声ですが、その歌詞の繊細さは現在の日本のソングライターの中では突出しています。

日本に比較し得る才能が居ないので、おもわずトムウェイツの歌詞を歌うブルース・スプリングスティーンなんてイメージが浮かんでしまいます。

■ 自虐が後退して、素晴らしい世界を作り出し始めた ■

長淵剛が多くの人に共感を与えるのは彼の「ナルシズム」による所が大きい。「おれってダメ人間なんだよ」というヒネた叫びが、意外にダメ人間には居心地が良いのでしょう。一方、竹原ピストルは「ダメ人間なんだよ」という言い訳すらしないシリアスさが有ります。これは多くの人には「不快感」を与えます。人はアカラサマな現実をなかなか直視出来ないのです。

ですから、私はこのブログで一番紹介したいと思っていながらも、「野狐禅」や「竹原ピストル」をなかなか紹介出来ませんでした。


野狐禅の時代には「自虐」と「貧乏」と「暑苦しさ」が少し過剰に感じれられた竹原ピストルですが、ソロでライブ活動を続ける内に、無駄がそぎ落とされた様です。

そして少し前向きな意思が生まれ始めた彼の今の歌ならば、その素晴らしさは多くの人の心に響くと確信しています。


最初に紹介した『カウント10』の歌詞アップされています。




これを聴いて涙が滲まない大人が居るでしょうか・・・・。




現代の日本で最高のソングライターであり歌手であると私は確信しています。

先日、ポップソングに歌詞は要らない・・・なんて書きましたが、やはり歌詞があって歌は人々の心に届くと言う事を証明するアーティストです。
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2017/6/22

MTVj世代の懐メロ大会・・・Beth Dittoのソロアルバムは必聴  音楽
 



■ アメリカの渡辺直美? ■


iTunes Music に月々980円を払いながらも、ほとんど聞いていません。娘がアパートから帰って来た時にK-Popsばかり聴くので、いつしか「オススメ」にはK−Popsアイドルの曲ばかりが並ぶ様になりました。

昨日、久しぶりに何か新しい曲でも聞いてみようと新曲のジャケットを眺めていたら、こんなアルバムに目が止まりました。

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何だか色合いがジョン・ケールの『Even Cowgirls get the bluse』に似てるな・・・なんて思いながらプレイボタンを押していました。

ちなみにジョン・ケイルおジャケットはこんな感じ。改めて見ると全然似ていませんね。このアルバム凄いですよ。今でこそオシャレ系伊達男になってしまたケールですが、この頃のステージは激しかったみたいです。狂暴な音の塊が襲って来ますが、同時に強烈なデカタンスを感じる。

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ところでBeth Dittonのアルバムはどんな感じかと言うと...




あれあれ、なかなかイイじゃないか・・・。

ポップだけれど、演奏は何気にエグイ事をやっています。そして何より録音が素晴らしい。(最近はまともな録音のCDが少なくなりました。別の音がイイ事に拘りはありませんが、良いに越した事はありません)

まあ、映像を観ると何ともキャラ立ちまくりの人ですが、「The Gossip」というバンドのボーカルとして1999年から活躍していた様で、「20年に一人の声の持主」などと評されていた様です。バンド活動は近年停止していた様ですか、今回、初のソロアルバムを発表した様です。

姿だけ見ると渡辺直美ですが、実はそれなりに凄い人らしい・・。


■ MTV世代の懐メロ ■


アルバムを通しで聞いてみましたが、外れの曲が無い。とにかく、私達MTB世代にはどこかで聞いた事のあるメロディーやアレンジが満載。
シンディー・ローパーやバングルズ、ブロンディーだったり、トーマス・ドルビーや復活後のフィビー・スノーやリッキリー・ジョーンズみたいだったり、ストーンズのアンダカヴァーの丸パクリだったりするのですが、どれも現代風に良くアレンジされています。

本来、私はこういうアルバムは好きでは無いのですが、やはりこの歌唱力は凄い。同じ巨体でも、アデルより格段の余裕を感じます。ヤサグれた感じなんかも実にイイ。

楽曲のクオリティーも高い。聞いていて楽しい。大学生の頃を思い出します。

MTV世代の方にお勧めのアルバムです!!
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2016/12/18

最強失恋ソング登場・・・さユり「フラレガイガール」  音楽
 


MVの出来が良くないので、映像を見ずに本文に進んで下さい!!



最近、歌謡曲の歌詞が覚えられない。
何を聞いても右から左に歌詞が抜けていってしまう・・・。
これが歳を取るという事かと諦めかけていた。

先日、Apple Musicに登録して色々と新しいアーティストを聞いるが、
誰一人、一曲たりとも「ビビッ」と来る曲に出会えない。
「聴き放題」という販売形式が曲との繋がりを薄くするのだろう。

そんな事を考えながらしばらく開いてもいなかったApple Musicを今朝開いてみた。
「For You」の下の方にちらりと「さユり」のEPのジャケットが目に留まった。
「さユり」は『僕だけが居ない街』のエンディングで気になったが、
梶原由紀が提供したこの曲以外は、全く良くなかった記憶がある。

金属質でささくれた神経質なビブラートボイス。
椎名林檎も似たような傾向だけれど、
彼女の場合は、甘ったるい鼻濁音や、切ないブレスや、艶めかしい声も自在。
「さユり」の場合は、単調で一曲を通しで聞くと息苦しくなる。
そういえばジャケットのアーティスト名は「酸欠少女 さユり」になっている。

そんな印象の良くない歌手ではあるが「気になる」というのは何かの縁。
10秒聴けるかな・・・なんて思ってプレイボタンを押した。


なんなんだ、この曲!!
もう完全ノックアウトされちまったよ、開始10秒で!!



ささくれ立った彼女の声が、切々と歌うツンデレな失恋ソング。
彼氏に突然フラれて、「サプライズ」ならもう種明かししてよ・・と歌う。

声の質と歌詞の内容がもうハマり過ぎていてヤバイ。
こんな曲、誰が書いたんだ?と思って確認したら野田洋次郎(Radwimps)でした。
オイオイ、『前前前世』や『スパークル』なんかより全然全然イイじゃないか!!

そもそも野田洋次郎の歌詞って、目女々しいというか、メランコリック過多で
男が歌うにはちょっとデレ過ぎてないか・・・って曲が多いのだけれど、
女性視点、それもチョット肩肘張っちゃってる女の子の弱い面で詩を書くとピッタリじゃないか。


残念なのはMVが椎名林檎みたいな事・・・
ここは従来通り「2.5次元」のアニメコラボだったら完璧だったのに・・。


<ここから歌詞の分析>

椎名林檎の「依存症」そっくりのメロディーで始まるこの曲・・。
「・・・のです」「・・・のです」と繰り返すのも林檎節。

「助詞」を言葉から切り離して、フレーズの冒頭にもって来るのはミスチル以来の手法。
ただ、ミスチルの場合は、リズムにタメを作る為に使ていましたが、
この場合は、助詞を切り離す事で「言葉が宙ぶらりん」になる効果が凄い。
助詞は次の文節と前の文節の関係性を表しますが、
これが切り離されると、今放たれた言葉の意味が確定しません。
すると、言葉は同時にいくつかの意味を獲得します。
これ、通常の会話の中でも良く起こる事で、
ゆっくり話す人の言葉が説得力がある様に感じるのも、聞き手が勝手に意味を膨らめるから。
「書き言葉」では成立しない「助詞の分割」ですが、
「時間の流れ」を有する会話や歌では、これがとても効果に言葉の意味を拡張します。
そして、「助詞」が現れる事で、言葉が「ストンとあるべき場所に落ちる」。

さらに「さユり」は、助詞を発声する前にわざわざブレスを入れています。
これも椎名林檎が得意とする歌い方ですが、
「助詞」を確定する前の決意というか諦めみたいな感情がブヮーと伝わって来ます。



「瞳を飛び出し顎を伝う彼ら、顎の先で大渋滞」
「まあ、この先涙を使う事などもう無いし、まあぁいっか」


これは凄い。
涙を彼らと言って、自分の流す涙を認めたくない気持ちを表し、
それが「顎の先で大渋滞」って、大泣きしている事を客観的に見つめる視点。
「涙を使う」って所で勝気な面を見せた後に「まぁいっか」とあっさりと涙に降参する。

「まずい、まずい、まずい、強烈にまずい」
「あなたが買った歯磨き粉も」



言葉を繰り返すのは野田洋次郎の特徴でもありますが、
「強烈に」を足す事で、破壊力を増します。
「あなたが買った歯磨き粉」が出て来るのには脱帽。
二人が同棲している事を暗喩しながら、
「強烈にまずい歯磨き粉」を我慢して使っている彼女の不器用な愛情がズシンときます。


「わたしをフッってんじゃないよ、バカ」
「フっていいわけがないでしょう」


ウワァーーー「バカ」頂きました。
「フっていいわけがないでしょう」とたたみかけて
アニメのツンデレキャラを憑依させるのは新鮮な手法。

「あなたの分際で何をバカ なこと言い出してさ」

「あなたの分際で」とはアニメ世代ならではの愛情表現。
そして、「バカ」と「なこと・・」を切り離す事で「バカ」が協調されます。

ところが、次に出て来る「バカ」はちょっとニアンスが違います。

「バカまじめに取っておいた約束、部屋の中に散らかして」

これまでバカは彼に向けて発せられていましたが、
今度のバカはちょっとニアンスが違う。
「バカまじめ」は彼の性格でしょう。
それに甘えていた彼女の後悔の念がこの後の歌詞に続きます。


「「君は僕のすべて」って今はやり/ の/合言葉/ とか/何か?」
「もしや、もしかして、小さく「時々」/ て/言いてたり/ したりして」


またまた出ました、助詞を切り離す「文節のマジック」
これは上手い。
追想と混乱を見事に表現しています。


「そうだとしたら」
「そうだとしても」
「なんでもいいや」



「したら」「しても」「いいや」と「活用」する事で
後悔の繰り返しに疲れて投げやりになった気持ちが伝わる。


「ダサい、ダサい、ダサい、猛烈にダサい」
「あなたがくれたワンピースを着て」
「お行儀よくここで私待っるんだよ」
「ねぇねぇ待ってるんだよ」


うわーこれは凄い。ダサいの三連ちゃんに「猛烈」を追加した後に、
そのワンピース着てお行儀良く待ってるって
もう、完全にプライド捨ててます。
さらに、「ねぇねぇ待ってるんだだよ」と媚びる。
デレでます。猛烈にデレてます・・・だけど彼はもう居ない・・・この虚しさ。

「私と別れたならもう、次なんてないから」

最後のプライドを滲ませながら「なき脅し」が入りますが・・・これはもう負け確実。


「イタい、イタい、イタい」
「女にはなるまいと誓ってはきたけど」
「今のアタシは晴れてなってるかな」


「イタい」の三連発で心が「痛い」のかと思ったら、
「イタい女」という自虐が入りました。
「晴れてなってるかな」の「晴れて」が効いてます。

「永い、永い、永い」
「話をあったらまたしてしまうでしょう」


と続けた後に

「だらから最後に伝えさせて、2分だけでいいから」
「あなたが好きだったこと」
「とびっきりのバカヤロウ」


ほろりと本音がこぼれます。
でも、バカヤロウと照れ隠しするのはツンデレの鑑。


「わたしをフッってんじゃないよ、バカ」
「フっていいわけがないでしょう」
「だからあんたみたいなバカ」
「私からフってあげるわよ」


きました、ツンデレの名セリフ「私からフってあげるわよ」!!


「泣いて追っかけて来てももう許してたりしないから」
「いつか天変地異級の、後悔に襲われりゃいい」


「天変地異級の後悔」ってあんた、どんだけハルヒですか。
「天変地異」という言葉の選択は野田洋次郎的であり、アニメ世代的でもあります。


「そろそろ時間だ 私は行くね」
「次の涙もそろそろ溜まった 頃よ」


おーと、健気です。
もう、ツンデレの可愛さが滲み出しています。


「歌」とは「歌詞」と「メロディー」と「声」が生み出す「呪術」みたいなもの。
それらの歯車がピタっと合った時に「名曲」が生まれます。

『フラレガイガール』、今年最高の曲にして、近年最高の失恋ソングでした!!


私、野田洋次郎を「偽バンプ」って侮ってました。凄い才能の持ち主だったのですね。


ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しました。歌詞の社会性や抽象性を評価したものですが、日本の歌謡曲は「私小説」としては欧米のポップソングの数段上を行っています。この曲もその最適な例なのかも知れません。この歌詞に比べたらテイラー・スイフトなんて高校生の日記に過ぎない。



ちなみに私の家内は私がプレゼントした服を褒めた試しがありません。「こんなの好きじゃない、着ない!!」といつも言うのですが・・・翌日からチャッカリ着て出かけます。実は結構ツンデレなんです・・・。



<おまけ>


実は「さユり」はデビュー当時、「2.5次元アーティスト」で売っていた。
3次元の現実の「さユリ」と、
2次元のアニメキャラの「永遠の14歳のさユり」がMVで共演していた。


実はこの戦略、私的には結構好きでした。
そもそもアイドルに興味の無い私には、現実の「さユり」の生っぽさは邪魔だったりする。
デビュー前に変な浴衣みたいな恰好で路上ライブをする姿も邪魔。
そんな現実のちょっと「イタい」姿は、2次元とのコラボで緩和さ
むしろ「イタさ」を強烈にアイコン化します。








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2016/12/3

祝・紅白出場「RADWIMPS」・・・『祈跡』って『君の名は。』の元ネタみたいな曲だよね  音楽




映画『君の名は。』はRADWIMPSの各曲が通常の挿入歌以上の効果を発揮していましたが、実は深海誠監督はRADWIMPSの大ファンだとか。をれを聞いたプロデューサーの川村元気が速攻でRADWIMPSに連絡を付けて、RADWIMPSも快諾した。

脚本の初稿を渡され2か月後に新海監督の元に届いたのが『前前前盛』。監督はこの曲を聴いて「なかばミュージカルみたいな感じでもいいと思った」と語っている。

元々、私は『君の名は。』を観た時、RADWIMPSの2ndアルバムの『祈跡』の世界だーーーって思っちゃいました。新海監督と野田洋次郎ってメンタルが似ているのかも知れません。

RADWIMPSのリーダーで作詞作曲を務める野田洋次郎は帰国子女なので英語が堪能。バンドの楽曲もデビュー当時は冒頭で紹介した『祈跡』の様にRADIOHEADみたいでカッコよかった。当時高校生だった息子が私のiTunesに入れてくれてたので、5thアルバムまでは良く聞いていました。

それが・・・いつしか、だんだんとBUMP OF CHIKEN みたいなバンドになってしまって聞かなくなってしまいました。

BUMP OF CHIKEN が嫌いな訳では無いですよ。大好きです。当時小学校5年生の息子を連れて幕張へユグドラシル・ライブを見に行った程の初期バンプの大ファンです。「息子にせがまれて仕方なくコンサートに連れて来ました・・・」みたいな振りをして若者の中に交じっていましたが、コンサートが始まるやいや、手を高々と揚げてシェイキングしていたオヤジは私です。おかげで翌日二の腕がバリバリの筋肉痛になりました。中年にロックコンサートはコタエル。





ところで、全然関係ありませんが、ネットでこんな映像を拾いました。




「キラキラ星」を音楽の年代順のスタイルで「変奏」したもの。おおーーーー分かりやすい。

確か『MATELIAL』の日本公演でバニー・ウォレルが似た様な事やってました。あれはバッハから始まっていましたが・・・凄かった。
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