麻生首相は6日夜、2008年度第2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金について、「個人に来るものを、政府や党が、もらえとかもらうなとかいう種類のものか。(給付金は)消費刺激という点に意義がある。ぜひ皆さん方には使ってほしいなと思っている」と述べ、すべての国民に給付金を受け取って使うよう呼びかけた。(読売新聞)
昨日1月5日に国会が開会され、早くも与野党の火花の散らし合いの様相ですね。野党3党は「定額給付金をやめたら審議に応じる構えがある」の一点張り。与党は何が何でも定額給付金を通したいというかみ合わない状態で、また政治が膠着状態に陥ってます。
ワタシがどの党を支持しているかは言いません。どの党であっても国民に暖かい政治を行ってくれるのならそれが支持政党です。今国会はとにかく「定額給付金」が論議の中心になるのは明白です。ぶっちゃけて言いますけど、今国民一人あたり12,000円(18歳未満と70歳以上は+8,000円?だったかな)を支給する意味が全くわかりません。2兆円ものお金が捻出できるなら、今のご時世「雇用対策」「医療対策」等々にまず使うことを考えるべきじゃないんですかね。
いわゆる「派遣村」に集まっている人たちを見た総務政務官の失言にしてもそうですが、現実を全然見ていないように思います。そこに集まった人たちは明日生きられるかどうかの瀬戸際の人たちのはずなのに、それを見て「本当に働く意志がある人が集まっているのか」なんてよく言えたもんですよ。政治家の感覚には呆れるしかありません。それでも与党はあくまでも定額給付金をセットにした法案でないと駄目、というスタンスを崩しません。元大臣がいみじくも言ったように「連立を維持するための手段」ですね。公明党と何とか繋がっていたいからと思われても仕方ないでしょうね。昨年の10月30日に麻生首相が記者会見したときよりも状況が悪化しているのはすぐわかることです。現在の状況をよく見て臨機応変に対応するのも政治家の手腕の一つだと思いますが、永田町にいると感覚が麻痺するんでしょうか。
「みぞうゆう(未曾有?)の状況」というのなら、与野党とも党派を超えて本当に国民のためになる政治とは何なのか、もう一度考え直してもいいんじゃないでしょうか?本当に情けない話です。