カラシニコフ自伝が翻訳され、感動した。不条理の固まりのようなその人生、思想と文章から漏れ出てくる偉大な技術者魂の不思議。
カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男 (朝日新書 106)
あまりに優秀なため米国とソビエトと中共のNWOを不可能にした。米国とソビエトがNWOのため開発した原爆と同じである。自然の不思議というベキか。
技術の不条理の極致である。ユダヤによってナチ退治目的に開発された原爆、またロシア国土防衛のために開発されたAK47は巡り巡って、NWOを破壊する最も重要な武器になった。
ナチと国土防衛のために戦った戦士カラシニコフは、同時にスターリニズムの犠牲者であった。家族ごとシベリア送りの犯罪者と見なされ、脱走し、なんと人生最初の「製品」が、身分証明書の偽装はんこであったという。当然、大学なんか行ってない。軍曹から将軍になったまれなひと。ナポレオンでさえ、士官から出発している。
それを隠し続けて、戦士としてナチと戦い、戦車長として負傷して設計者と成った。
開発基本コンセプトは「国土防衛する兵士を助ける武器たれ」そのため、堅牢、簡素、容易、タフ、泥にも雨にも、落下、さび、不整備に強い。
それはどの国のゲリラに通じ、また山賊、海賊にも通じる。従ってあらゆる国の反体制者はカラシニコフ突撃銃すなわちAK47とその変異種をもってM16をもった帝国軍と戦っている。
ちゅうごくじんがコピーして世界にばらまいたのだ。原爆もおなじ。100円ショップのおかげで倒産した三越みたいなものだ。
(そのうち、「ハクジン世界覇権を破壊した無節操民族、ちゅうごくじん」、という題材で考えてみよう)
スターリンが国土防衛を指導したために、財産を奪い、父親と兄弟、親戚を死に追いやったスターリンに終生弓を引かなかったし、レーニンを敬愛している。あらゆる勲章をもらいながらフルシチョフ、ブレジネフ、ゴルバチョフ、エリチンを馬鹿者どもとおもって軽蔑している。また最近の国民の財産を盗んだ金まみれロシア人を嫌っている(それは正しい、とojisanもおもう)
本人はAK47開発で1コペイカたりとも受け取っていないという。
なぜそんなにいいのか?
AK47の基礎知識はこちらを見られたい。
まずは独創的な構造にある。
乱戦の中で、正確に早く、弾丸を自動装填することがいまの戦場では求められる。

で、自動装填のエネルギーはどこから得るか?
普通は火薬の爆発力を直接薬莢をおさめている部品が受けて、後退しその後退力でから薬莢をはじき出し、バネで戻るときに新弾薬を装填する。映画で弾丸を発射し尽くしたピストルは後退状態で止まっているのはそのせいである。
これの欠点は? 火薬のエネルギーをもっとも弾丸加速に欲しい、爆発初期の時期に駆動力として盗み取られてしまうのでである。だからいまでも長距離狙撃銃はボルトアクションである。ゴルゴ13はだから、うそである。
カラシニコフはどうしたか?
銃身の70−80%あたりからパイプで横抜きしてピストンに導き、これを駆動力とする。そうすると爆発力はほとんどが初速のために使われた後、余剰爆発力で駆動するのだ。
欠点は?駆動部分が大きいために連発速度が落ちる。短期間にライフル弾を散弾のように浴びせる戦法には向かない。(AKMでは改善されているようだ。でも貧乏がつねのゲリラは弾が惜しいもんね。たいしたことない欠点よ。)
(なぜこんなに良く知っているかって? ojisanの家には猟銃がいっぱいあって、分解掃除はてつだっていたし小学校のときは銃図鑑をいつも眺めていた。腕前? 中学3年のときは空気銃で70%の確率で10mはなれた5寸釘のあたまに当てることができたのよ!(ジマンだから信用しなくてもヨロシイ)それ以来銃は手にしていない。なぜか成長すると狩猟でも動物が気の毒におもう人間になってしまった。それで(へたな)花や鳥の写真を取ったりしている。)
youtubeにDiscoveryをはってある。
AK47 vsM16
でもう一つの特徴は、部品の簡素化と部品が密着なしで動くのということ。実物を手にしたことが無いのでこれはわからないが、価値はよく分かる。
戦場は泥と砂塵の戦いだ、それですりあわせ部分に泥がはいるとてこでも動かなくなる。ジャムである。その瞬間、銃はただの鉄棒に変わる。逆さにもって敵のあたまをどつくしかない。当然、撃ち殺される。
またojisanは機械分解魔だったのでよく分かるが、小さな部品が必ずどこかへ行く。くしゃみをしたひょうしに持っていた部品を飛ばしてしまい、畳の継ぎ目かどこかへはまり込んで2度と見つからなかったことは一度や2度ではない。かくして、「動かない時計」のできあがり。
火薬は多量の燃え残りを部品のそこら中に付着させ、駆動時には陰圧を発生するのでほこりを吸い込んでいる。必ず使用後にはピカピカにしないと、自分の生命は保証されない。「武器は戦士の魂」であるわけ。(それをいつも哲学めかして教条化して、えらそばるのはニホンジンの悪い癖。)
戦場でいかにして、「清潔で平坦な、水とほこりの侵入しない、1m四方の面積」を、確保し、それよりまず、きたない泥だらけの手を清潔にし、爪に入ったどろを除くのか?テントを担いでキャンプしたことがあればどんなに困難か、すぐわかるでしょう。雨と泥は現代科学を駆使した製品群の最大の敵なのよ。
(たとえばGPSがないと戦えない帝国軍は衛星が故障おこしたり、飛行機が飛べないととたんにでくのぼうになる。太陽のフレアで巨大な磁気嵐が出てきたときが、帝国の滅びるときかな。科学力で100対1の優位を保っているのだから。帝国軍はアパッチとの戦い以来、1:1になれば例外無くニホンも含めた「どじん」に負けているのよ。)
こんな顔のじいさんです。
