2016/3/21

ありがとうございました  八ヶ岳情報

八ヶ岳の2016年冬シーズンが無事終わりました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。

今後は残雪の北アルプス、秩父、佐久方面でのクライミングとなります。
夏のコースは4月の上旬に公開予定です。
詳しくはホームページとこのブログで案内します。

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御在所岳
八ヶ岳のコースではありませんが、なかなか楽しめました。


2016/3/14

今シーズンのお気に入り  八ヶ岳情報

久しぶりの投稿です。
今シーズン、よく行くルートは赤岳西壁ショルダー左リッジ。
幾つかある西壁のルートの中だけでなく八ヶ岳全体で見ても、アプローチからルートの登攀まで無駄なくスムーズに繋がる充実感の高いルートです。
今年のシーズンも終わりに近づいていますが、来シーズンも何度か行くことになりそうです。

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幾つかラインがありますが、今回は雪が少なかったので岩が多いルートです。

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西壁だけあって、べったり雪が付くのも稀かもしれませんが、多すぎても別ラインから行けば雪とエビの尻尾と格闘できるに違いありません。

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滅多に他のパーティには遇いませんが、今回はガイド研修パーティがいました。


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顕著な尾根を進むので、高度感は抜群です。


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雪稜、岩稜、岩壁など、変化があります。


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下の樹林帯に見える白い筋の合流点が行者小屋。
そこから一般道を外れ、沢を進みますが、アプローチから取り付き、更に主稜線まで、ほとんど無駄がないラインです。

大量の降雪直後では雪崩の危険がありますが、少しぐらいなら雪崩を避けるラインを取ることも可能です。
アプローチでのラッセル、雪稜、岩壁、岩稜が続く変化のあるラインは、八ヶ岳のベストルートの一つでしょう。


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2015/12/9

F2氷結はまだ今一つ  八ヶ岳情報

じょうご沢、F2の氷結はまだ薄いながら、

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アイゼンワーク講習を行うための氷床は、バッチリ凍っていました


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2015/4/12

八ヶ岳東面の静寂とリスク  八ヶ岳情報

午前3時起床、小淵沢4時出発。

4時半くらいに登山口へ着くと、ヘッデンの灯を頼りに、板の準備をしている単独登山者が居ます。

5時、私たちも出発し、すぐに板を背負った人を追い抜く。


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暁の陽を受けて染まる赤岳を正面に観ながら、林道を行く

前日の雨は上がり、心配していた雪の緩みも、放射冷却でよく締まっている。


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コンディションが良いお蔭で、大門沢のアプローチも、効率よく高度を稼げます


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サンメドウズのスキー場は、遥か眼下になりました


両側の側壁には、あちこちに前日までの雨の爪あとである、点発生湿雪雪崩が落ちていますが、降水量は多くなかったらしく、その規模は比較的小さなものです。

例年は大規模なブロック雪崩によって、一面覆われることも珍しくない大門沢ですが、今年は遥かに楽が出来ました。


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ここからはスピードダウン・・赤岳東稜のナイフリッジを行く


這松を巻くトラヴァースの度に、南斜面に乗った表層10cm余りの新雪が崩れ、古く氷化した層が顔を出すため、フラットフィッテングでは、しばしばその腐った表層に足を取られる。

ランナーはまめに取り、かつ前爪を蹴り込むトラヴァースの指示を頻繁に出しながら、慎重に進むことになりました。


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上部岩壁の核心部左右の谷筋の雪は、右が何とか繋がっているようです


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雪壁から狭い谷筋へ、ずれる雪とその中の氷によって、お客様が足を取られないように、ステップは念入りに刻んでいく


・・・雪はやや少なく、地熱で中が空洞になっている個所も多い。

草付きにダブルアックスを決め、前爪を蹴り込む。

小さな灌木をまとめて束ね、頼りないランナーを取っていく。



ラストは、やや育ったようなハイ松を無理やり漕いで行くと、そこは竜頭峰。

賑わう赤岳山頂や一般登山道も、間近に見て取れる。


昼も近いので一旦休憩してから、まだよく踏まれた一般道までは、慎重に進まなければならない。

ところが、その稜線上には、どう見てもクライマーには見えないサブザック姿の男性が、キョロキョロと東壁側の崖下を伺っています。


どうも様子がおかしく、足もとも心もとない。

「そこは縦走路ですけれど、何処へ行くんですか?」

と、訊けば、


「真教寺をどうも間違って登ってしまって、竜頭峰に出たんですよ。それで下山路を探しているんですけどね」

「あの?それって間違いではなく、竜頭峰に出るのが正しいんです」

そう言い聞かせても、「そんなはずはないんだけどな」


・・・地図見ろよ。

とは思ったけれど、夏道でも鎖場の続く県境尾根や真教寺尾根の下りは、雪壁の下降。

しかも時間的にも、その雪はかなり悪くなっている。

増して下山路の方角や分岐点さえ解らない登山者の下山は、危ういものになるだろう。

一歩の失敗が、取り返しの付かないミスになりかねない。

赤岳東面には、この日後方にもう一人の登山者が居るのみで、他には誰も居ないのだし、そこを単独で下山することがどういうことなのかを、とても分かっているようには思えない。


が、私たちには山で出会った登山者に注意喚起する義務はあっても、行動を制限までする権限はない。

「とにかく降りたければ、竜頭峰まで戻らなくてはいけませんよ」


後方に居たクノもやはり、

「雪が腐って下は氷化しているので危ないし、真教寺の下降は結構悪いですよ。やめた方がいい」

と各々で言い残し、私たちは車を回送してある西側へと下った。


お客様もその様子を心配されてはいたが、夕刻に駅で解散したのち、車を回収に登山口へ戻ると・・・

まだ一台、中では前夜泊もしたような登山者の車がある。


「嫌な予感がする」

と、すかさず車内を覗き込んだクノだが、積んであった山用の板を見てひとまず安心したようだ。

が、スキーの人と真教寺の人、どちらにせよ、とうに下山していないとおかしな時刻ではある。


KTを川で遊ばせつつ、私はしばらく待ってみたが、16時半を過ぎても、登山者は現れなかった。



それから二日後の、火曜日の朝。

登山者の仲間から直接、目撃情報を求める電話が入る。



行方不明とのこと。

・・・あの真教寺尾根の登山者だった。



捜索は始まっていますが、既に冷たい雨の振り続くこと三日目。

山はまた、新たな雪に覆われています。








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2015/3/16

八ヶ岳自然保護区  八ヶ岳情報

最近は板を履く方が多いような気もするけれど、アイゼンだって履きます。

地元に帰って一仕事。

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「おっっと!またオマエかい・・・」



登山道脇の超至近距離(距離ナイ?)にて、穴の中からお尻だけ突き出してる君に、お客さんが「熊だ!」と驚いてたじゃん。


少しは人間、怖がった方が、イインでないかい?

人間が、怖がっちゃうからサ。








2015/2/25

あいぜん講習  八ヶ岳情報

週末は簾のロープに落氷の嵐!という人口アイスも?

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平日だと、のんびりじっくり講習できます


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2015/2/24

脅かすんじゃないよっ  八ヶ岳情報

新雪で足元に注意しながら歩いていて、フと顔を上げたら・・・


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すぐ傍らで・・・カモシカが見つめていました


うわっ!「脅かすんじゃないよっ」


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「オンらぁ、なんもオドカシテなんていねぞ?」

「めし食ってただけらぁ?」



「イヤッあんた、近過ぎて怖いから!」

野生動物なんだからね・・・いちおうは?







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2014/12/16

この冬はよく降りますな  八ヶ岳情報

富士見町・・しかも標高の低いところを通る国道20号線だったりします。

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松本のジム・・・遠いぞ!

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2014/8/3

北八にキタクする  八ヶ岳情報

久々の八ヶ岳。

しらびそ小屋の若旦那とも、下山時に会えた。


前日の小川山講習はズブ濡れで、ジムでロープワークしたせいもあり、この日は、私もお客さまも風邪気味。

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一人だけ元気溌剌の方も居ましたが


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次の山行になった三つ峠では、凄いスピードで歩いていたYさん

・・・やっぱりこの日は、風邪引いてたんですね


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いくら猛暑とはいっても油断禁物でしたが・・・


北八の苔むした森で、ゆったりと過ごす静かな時間は、たとえスケールや華やかさは無くとも、素敵であることに、変わりはありません。





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2014/6/15

鹿柵  八ヶ岳情報

静かな岩場を求め、八ヶ岳へ。

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いつ来ても趣の良い、しらびそ小屋とみどり池


岩を攀じ登って出た山頂には、鹿対策の柵を設ける小屋番の皆さまが。

「もう(この鹿柵)電気通ってるからね〜!」

「まじ???」


ここ数年は、鹿の食害によって激減していたコマクサですが、この隠れた努力のお蔭で、かなりの株が元気を取り戻していました。



しかし・・・足の踏み場に困りますな。

ソッとデリケートに・・・一歩一歩。

脆い岩場より、最も気を使った、数メートルでした。


鹿柵も・・・無事通過。。





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2014/3/5

南岸低気圧を迎え撃つ!  八ヶ岳情報

またもや大荒れの予報に、一日目の赤岳登頂を目指しました。

登りは富士山や穂高岳が美しかったのに、下山時は早くも荒天に見舞われ、先週に引き続き今週のお客さまも、厳しい体験をしていただくことになりました。

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二日目は、やっぱり猛吹雪!


練習する氷床も雪に埋もれ、掘り出してから、皆さんに出て来て貰いました。

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帰路も膝までの、ふかふかパウダースノーを堪能♪

変化に富んだ、二日間でしたね。

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2014/2/28

ひもじい…  八ヶ岳情報

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雪の多さで餌が乏しいのか?

ここ数日、鉱泉のテン場に、しばしば出没するそうです。

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2013/4/30

女王様はナイトがお好き  八ヶ岳情報

こちらも源治郎尾根改め、中山尾根組。

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歯を食いしばって(珍しく)、ド根性を見せる、Y嬢


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でもやっぱり、山頂での態度は、女王様復活!


本日は、とことん紳士な、ナイト付きだから?


タグ: 中山尾根 GW 5月

2013/4/29

GWは貸し切りで  八ヶ岳情報

マイカー組も各々に改めて集合し、更に小渕沢の我が家で雑魚寝。
(+もちろん宴会)

既にGW前半は、山岳会の合宿?状態に、突入して来ました!

宴会とは言っても、翌朝が早いので早々にお開き。


夜明けの明星が輝く頃、経験に会わせたパーティーに別れて出発。

八ヶ岳西面は中山尾根へ。

東面は旬の短い赤岳東稜。残雪の豊富な今年は、まだいけます。


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夜明けの赤岳東面


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滝の脇も、雪はちゃんと付いていてクリア


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贅沢なことに、GWだけど誰もいない雪渓を、私達で独り占め


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核心部も、コンディション良く雪が繋がっている


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流石に主稜線が近づいてくると、ハイマツが少々ウルサいけど


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冬に比べれば、遙かに静かな赤岳の山頂に到着
(実はKさん赤岳には、バリエーションからの初登頂)


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この冬は登山ブームか?
本当に多くの登山者を迎えた、赤岳でしたね


八ヶ岳とは言っても、東面独特の雰囲気と静寂。

雪を詰めて一気に駆け上がることの出来る赤岳東稜は、ヤツのバリエーションの中でも、私の最も好きなルートです。





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2013/4/2

昨年の阿弥陀岳  八ヶ岳情報

昨年の今頃、遭難救助に付き合ってくださったお客様へ。


その後、遭難者の方からは音沙汰の無いまま、1年が過ぎようとしていました。


ところが先日いただいたお礼には、驚くべき言葉がつづられていました。


赤岳からそのまま立場沢に迷い込み、雪洞を掘って一夜を過ごしたその手は・・・

小屋へ戻り手袋を外すのと同時に、囲んだガイドにとっては一目瞭然の有様でした。


それでも、もしかすると医療の進歩で、案外それなりの結果で済んだのかもしれない。

そう願いたかったのですが、やはり、ほとんどの指を失ってしまったのだそうです。


ですがあの時、皆さんのご協力を得て、初めてあの方の命は救われました。


この場を借りて、ありがとうございました。








タグ: 八ヶ岳 登山 登山道



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