1879年の今日、イギリスでシリル・スコットが生まれた。お父さんは古典文学者、お母さんは音楽家。
12歳でフランクフルト高等音楽院に留学。
16歳の時には、リヴァプールで作曲を学ぶ。
19歳の時、ピアノ教師となり、作曲、詩も書いた。
1900年「英雄的組曲」、「交響曲一番」を作曲、2年後には「交響曲二番」を作り、ロンドンプロムナードコンサートで初演された。
1913年にはマーラー未亡人の招きでウィーンへ赴き、メーテルリンクの「マレイヌの王女」への序曲を作曲した。
1925年頃にはオペラ「錬金術師」を作曲した。この他スコットの作品は管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲,器楽曲、歌曲と幅広いジャンルに及んでいる。日本では余りなじみのない作曲家かもしれないが、東洋哲学にも興味を持ち「蓮の国(ロータス・ランド)」という曲を作っている。
この曲の透明、繊細、艶やかな感覚は、イギリスのドビュッシーとも賞され、「日本の宵」という小品も残した。
スコットが生まれて1年後の1880年の今日、フランスの名バイオリニスト、ジャック・ティボーがボルドーで誕生した。
女流ピアニストのマルグリット・ロンとともに、現在世界でもっとも権威あるコンクールの一つとなっている「ロン・ティボー・コンクール」を創設した。
ティボーは、昭和3年と11年の2度来日した。
3度目の来日が昭和28年に予定されていたが、日本に向かうために彼が乗ったエール・フランス機が、アルプスに激突、世界中の多くのファンに惜しまれ、世紀の名バイオリニストは帰らぬ人となった。