第5回目は「牙狼〔GARO〕」です。
ストーリー
光あるところには、影がある。太古の時代より、人類は本能的に影を恐れた。影を地獄の門として出現せし魔の獣。歴史の闇において、多くの人々の魂が、その魔獣の餌食となった。だが、暗黒を断ち切る騎士の剣によって、人類は希望の光を得た。そして、悠久の時が流れ、いつしか騎士と魔獣の暗闘は、光と共に人々の記憶から忘れ去られた。
しかし、、光あるところには、影がある。現在なお、光と影の戦いは続けられているのだ・・・。画家を夢見る女性・御月カオルは、初めての個展を前に張り切るが、同時に幼い頃に読んだ、父の描いた「黄金騎士」の絵本を夢に見ることが気になっていた。心理カウンセラーの龍崎駈音に相談することで一応安心したカオルは個展に臨むが、画廊のオーナーが突如として異形の化物に変異し、カオルを襲ってくる。その時、カオルの前に白いコートをまとった謎の青年が現れ、変身して化物を倒す。その姿は、正にあの絵本に描かれた「黄金騎士」そのものだった……。
原作・総監督 雨宮 慶太
アクション監督 横山 誠
出演 小西 大樹・肘井 美佳・京本 政樹・螢雪次朗・藤田 玲・渡辺裕之 他
日本の等身大特撮ヒロー物と云えば、「仮面ライダー・シリーズ」を思い出しますが、「ガロ」も等身大特撮ヒロー物です。ただ、この作品は、ただの特撮ヒロー物の枠を大きく超えた、大人向けの作品に仕上がっています。なんと云っても原作・総監督が数々の特撮監督で有名な「雨宮 慶太」です。この作品で、特撮ヒロー物=子供番組の概念を覆しています。ミッドナイトアクションホラードラマと題されて制作され、特撮番組としては珍しく深夜枠での放送となり、大人をターゲットにした番組作りがなされていることからも伺えます。黄金騎士「ガロ」や「ホラー(本作の影の存在)」の造形も非常に魅力的に製作されています。また、フルCGによる戦闘シーンやスタントマンをほぼつかわないアクションシーンは、圧巻です。ゲスト陣も峰岸徹、加勢大周など深夜番組としては豪華な顔ぶれとなっている。映像面だけでなく、ストーリーも非常に良く、特撮ファン以外にも、特に特撮ファンには是非観て欲しい作品です。。

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