今日は、朝から雨、未明まで長崎くんちのHPを時折見ながら起きていたが、私はこの雨では奉納踊りも中止になると思い、諏訪神社に行くことをあきらめた。しかし、この土砂降りの雨の中でも開催されたのである。午前6時に号砲が鳴ったのは、予定通り開催しますという意味だったのだろう。御旅所の奉納踊りの開始時間である午前7時にも、号砲が鳴った。
私は、昼前のニュースで雨天の中、午前中の奉納踊りが行われたことと予定通り「お上り(神輿還御)」が行われることを知った。そして、急いで「お上り」を見るために県庁坂へ向かった。
午後1時、号砲を合図に「お上り」が始まった。御旅所を出発した御神輿は、国道を渡り、県庁坂を一気に駆け上がった。御神輿を担いだまま一気に走ることを「守り込み」というそうだ。今年は雨天のため、お供の行列は屋根のある浜町アーケードでしか行われなかったようだ。そして、午後2時半頃御神輿は諏訪神社の長坂で「守り込み」が行われ、無事諏訪、森崎、住吉の御神体は無事諏訪神社へと還御した。神輿守の方々は降りしきる雨の中、大変であったろう。お上りが終わった直後、雨は土砂降りとなった。

県庁坂

諏訪神社 長坂
お上り動画
庭先回りも行われているようなので、お上りが終わった後、浜町アーケードへと行ってみた。ちょうど、大丸前で万才町、銀屋町、麹屋町の三町の庭先回りが行われていた。この大丸前は、準本場所となっており、本番に近い奉納踊りを見ることができるのである。万才町の所望「長崎万歳」は、途中音響が切れるというハプニングがあったが、そのまま歌い続け、多くの人で埋め尽くされた大丸前では観衆も一緒に歌い大いに盛り上がった。そして、銀屋町の「鯱太鼓」、麹屋町の「川船」と間近で演し物を見ることができた。演し物を間近で見ることのできるのが、庭先回りのよいところで、庭先回りが好きというくんちファンも結構多い。私は、お上りの途中で出合った西濱町の「龍船」と、家へ帰る途中出合った八幡町の「弓矢八幡祝い船」を合わせ、今年の踊り町の7カ町のうち5カ町の庭先回りを見ることができた。興善町、五嶋町の庭先回りは、あまりの悪天候のため、途中で庭先回りは中止になったようである。

万才町

銀屋町

西濱町

八幡町
庭先回り動画
今年の長崎くんちは、天候に恵まれなかったが、それにもめげず長崎の街はこの3日間熱気に包まれた。特に後日は、最悪の天候にもかかわらず、びしょ濡れになりながらも、踊り町の方々は一生懸命演技をし、神輿守の方々は御神体をお守りした。長い長崎くんちの歴史の中でも、これほど雨が降ったことは珍しいことではなかろうか。関係者の方々は苦労されたと思うが、出演者の方々や見物人には記憶に残るくんちになったと思う。しかし、天気がいいほうが良いものである。来年は、晴れ渡る空の下で長崎くんちが行われてほしいものである。
諏訪神社の方々、神輿守町の方々、興善町・八幡町・西濱町・万才町・銀屋町・五嶋町・麹屋町のくんち関係者の方々、その他くんちに携わる多くの方々お疲れ様でした。そして、今年の踊り町の皆様、感動をありがとうございました。また7年後お会いしましょう。
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