6月 7日 大原 長福丸 午後船
例年より早い入梅の合間を縫って大原へ。
黒潮本流が三宅島の南を西から東に通り越し、すぐにほぼ直角に
折れ曲がり、真っ直ぐに北上、そのまま外房の岸壁に打ち付ける。
黒潮本流の中心線が勝浦にぶつかるような流の時に大原では大鯛の
爆釣が期待できる・・・これがマータン師匠の真鯛ビシマ釣(海老鯛伝統手釣)
ベータベースの重要な要件の一つ。現在の潮は、若干中心線が東に
寄ってはいるが、これに近い形。
前日のマータンさんの午前船も、船宿のヌシ二人が乗った午後船も
2-3キロの良型を揚げているので、期待を込めて午後船に乗船。
船長が忙しそうで、なかなか船に来ない。少しお手伝いでも、と思い
乗船札を集めたら、10人くらいかな?と思ってたのが札が14枚。
ふ〜ん、やっぱり休み明け、皆さん期待イッパイなんだ。
航程30分。ゴッタネに到着。水深25-35m。水温20℃。潮の流れ 1kt以下?
そんなに速くないので、ラージビシマに8号カブラ。水色はカンカン潮よりは
すこ〜し濁りが有るかな。案の定底に付ければ出っ歯のベラ。この日の
ベラはしつこくて、2ヒロ上げても食いついてきた。釣っては逃がしの
繰り返しで、早くも1パック消費してしまった。揚がったの中型ホウボウ
1尾のみ。なんか話しが違うゾ。
場所変えに少し走って、着いたのがオチネとオセの新根の間。水深35-42m。
流が少し速そうなので、フロロビシマに10号カブラ。ここではベラは姿を
消したが、それよりも強力なウマ軍団が登場。ウマとウマの間に底と2ヒロ
上でハナダイを1枚ずつ。
1ヒロ切ったところでアタリを待っていたら、クンクンと良いアタリ。
合わせるとズシンと手応え。2-3手手繰って、ん?デカイぞ。ビシマが
ズリッ、ズリッと出て行った。操舵室の正毅を見上げると、こっちを
見てたらしく、ウン、と頷いてゆっくりこちに来た。その瞬間にビシマが
バリバリバリッと出て行った。正毅が枠からビシマを出してくれている。
が、なんとも悠長な出し方。不安そうに見つめると「大丈夫」と一言。
ビシマの余裕が無くなって又走り出した。その時の繰り出し方は流石に
速い。さすがプロ。2-3度突っ込まれ、耐えて忍んで緩んで手繰って・・・
正毅:まだ手に力が入ってるように見えるけど。
俺:大鯛で少しわかったよ。
正毅:なんだと思う?
俺:鯛だと思うよ。引きにリズムがあるんで
正毅:期待してるんだけど・・・
俺:鯛でしょうよ。
正毅:シルエットが見えるまでは・・・
結局4.4kgのヒラマサでした。突っ込まれる事7-8度。40mの水深で
ビシマが70m近くまで引っ張り出された。格闘している間は15分くらい
だったかな。
↑のはやり取りしている間の指の痛さに耐えながらの話し。
腕が疲れ左人差し指も切れたけど満足です。
この後右舷艫のリールの人がワラサを掛けた。魚が走り、艫から舳まで
他の釣客の竿とビシマの下を掻い潜り、マツリを解きながら舳まで移動。
正毅が上手く誘導し、舳で天晴れ釣上げた。
他に目ぼしい釣果が無かったし、他船では2-3キロがソコソコ揚がってる。
「少し走りますよ〜」で焼場の灘に移動。水深は25m前後で浅いが潮が速い。
後で聞いたら2.3kt。速い潮でも最初の底立ちは取れるようになった。これを
逃すと入れ返すしかない。最初のが取れると、経過時間にもよるが、
2回目も取れる。真鯛はここまで1枚も釣れなかったが、何投目かの2度目の
底立ち後、少し待ったら良いアタリ。アワセが効いて小さいながらまごう
事なき鯛の引き。やっと、やっと来てくれました。400gの嬉しいオタイチャン
でした。