2009/1/24

第3番札所大観音  江戸三十三所観音巡礼

24日は、3時から仕事が入っていたので、墨田区、中央区にある三札所を回ろうと思っていたのだが、札所に向かう途中の中央線の血液型占いで、自分の血液型は「物事がうまく進まない」と出てしまっているのをみて、今日の順調な札所巡りに一抹の不安を感じていたところ、結局その通りになってしまった。

最初に訪れたのは、「大観音寺」。人形町にある、こぢんまりとしたお寺である。実はこのお寺にある観音様は頭のみ。しかし頭だけでも二メートル近くある。鎌倉にある井戸から掘り起こされたり、廃仏毀釈により由比ヶ浜に捨てられそうになったりと、苦難な道を歩んでこられたようだが、それだけに、我々の俗世のわがままをうけいれてくれるのかもしれない。
このお寺では、お堂が開いている時間帯は、自由に写経をすることができ、しかも、その手順が写経台に丁寧に書かれており、写経初心者でも、抵抗なく写経を行うことができる。お寺の中で、実際に写経するのは初めての体験であったが、なかなか、心を落ち着かせる体験だった。そもそも、御朱印は納経の代わりの印であったところ、これからも、写経ができるところでは、お経を納めて印をいただくこととしたいところである。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

その後、都営浅草線、総武線と乗り継ぎ、両国へ。朝青龍の活躍で盛り上がる国技館の反対側にあるのが回向院である。が、この日は残念ながら葬儀が執り行われており、さすがに、その場で納経印をいただくのは失礼なので、退散。
その代わりに、国技館の横にある、江戸東京博物館を見学した。

本来であれば、その写真ものせたいところなのだが、充電を忘れていた携帯が、昼まで持たずに電池切れ…予定以外の行動についても、トラブル続きだった。
この博物館は江戸時代から、三丁目の夕日の頃までの、江戸(東京)を、ジオラマベースで一挙にみることができ、物だけが展示してある博物館に比べて、わかりやすいのは、事実であり、また、今まで知識だけで得た情景を、立体的にみることができることは興味深いが、新たな発見は少なかった気がする。ただ、わかりやすいため、子供や、外国人にいわゆる昔のさむらいの時代の日本を紹介するためには、格好の場所だと思った。

その後、まだ3時には時間があったので、5番札所の大安楽寺まで行ったのだが、ここも関係者が不在の模様であり、結局この日回れたのは大観音寺だけだった。

どうしても、休日の巡礼は、お寺の人が不在だったり、法要等が行われていたりで、御朱印をいただくことがなかなかできないのがつらいところである。しかし、今はなかなか平日に休むのは難しそうだし、地道に進めるしかないところである。
0

2009/1/18

第一札所浅草寺と第二札所清水寺。  江戸三十三所観音巡礼

江戸三十三所観音巡礼のスタートは、浅草の浅草寺。坂東三十三所観音霊場の十三番目の札所ともなっています。
浅草は、小学校の頃の修学旅行、あるいは、大学時代に外国人をつれて散策に来たことがあったのですが、社会人になってからははじめて訪れました。来てみてびっくりしたのが、もう初詣のシーズンも終わっているのに、雷門から浅草寺までの仲見世通りは動けないほどの大混雑。相変わらず、江戸の観光名所としての人気の高さを実感しました。

巡礼の際にもらう御朱印は、本来は、般若心経などを写経し、そのお経をおさめた代わりとして、頂戴するものです。ただ、時代の変遷により、納経した証としてではなく、参拝した証として、納経しなくてもいただけるようになり、それを集めることが一つの寺社参拝の楽しみとして定着するようになりました。
そのため、御朱印所だけによって御朱印のみを集めるのは、本末転倒ということになります。まあ、自分は巡礼をすることが主目的であり、その巡礼の証として、また個人的収集癖から、朱印をあつめることになるのですが、せっかく寺社にいくのですから、浅草寺で納経帖を購入した際についてくる説明書きにあるように「少なくとも「般若心経」一巻または「観音経」などを書写なさるか、ご宝前で読誦されるなどして」までとはいかなくても、念入りにお参りするくらいはした方がいいのかもしれません。
 まあ、せっかくお参りの一環なのに、仏様の機嫌を損ねても仕方ありませんからね。
 下の写真が、浅草寺本堂と、いただける御朱印です。浅草寺では、江戸三十三所の札所のほか、坂東三十三霊場、そして、浅草七福神巡りの札所ともなっているため、御朱印をもらう際に、「江戸」なのか「坂東」なのか「七福神」なのかを伝える必要があります。ちょっと多すぎというきもしますが…。御朱印所は、本堂の右手前にあります。
今年はじめてのおみくじもひいてみましたが、結果は「吉」、旅行は「よい旅となるでしょう」ということでしたが、「待ち人」は遅くなるようです…
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


いったん雷門方面に戻り、境内を出たすぐの伝法院通りをつくばエクスプレス浅草駅方面へ歩いていき、合羽橋の交差点で道を渡って左折したところにあるのが清水寺。この写真ではよくわかりませんが、最近の東京の寺社にはよくある、コンクリ造りの建物に、お堂があるお寺です。ここでは、写経もできるのですが、今日は住職による法話が行われており、本堂に入ることができなかったので、御朱印だけいただいて帰りました。

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

ちなみに、浅草寺から清水寺に行く道筋に、天丼で有名な大黒家や、すき焼きで有名な浅草今半があるのですが、大黒屋は14時を過ぎても長蛇の列。そのため、ここはあきらめて、浅草今半で、すきやき昼膳(3500円)を食べてきました。ただ高級店だけに、担当が付いてすべて調理してくれるなど、サービスは抜群ですが、あまり、リラックスしてマイペースでは食べれない感じはありました。ちなみに松阪牛の場合には15000円以上かかるようです…

 この時点で、3時を過ぎてしまったため、人形町にある3番札所以降は次の機会に訪れることにしました。まあゆっくりぼちぼちと。
0

2009/1/18

ブログ再開のお知らせ  はじめに

2年前、ボストンに留学にきて半年たった頃、周辺の留学生もはじめている、ブログを作成して、情報発信をしようと思っていたのだが、もともと不精者であったこともあり、それも約1年で挫折。そのままこのブログは放置されていたのですが、あるきっかけで、「江戸三十三所観音巡礼」を開始することになったこともあり、また、aolのブログがteacup提供に変わったことも契機に、巡礼の覚え書きとして、このブログを「chapaのボストン独り言」から「chapaの独り言(仮称)」に改め、再会したいと思います。
 中身は、江戸三十三所観音巡礼の記録のほか、環境問題のこと、映画のこと、そのほかいろいろ書いていければとは思っていますが、どこまで続くことやら…あと、結局書けず仕舞いに終わったボストン生活の続きや、アメリカの大学院の様子についても、書くことができればと思っています。
 もし、間違ってこのページにたどり着いてしまった人がいましたら、気長におつきあいいただければと思います。
0

2007/6/3

Cape Codで魚釣り  アメリカ生活

ご無沙汰しております。
大学院は夏休みに入ったのですが、ブログの更新を完全に放置してしまいました(まああまり書くねたがなかったのも事実ですが…)。

この週末、時々紹介しているエネルギー&環境勉強会の企画で、ボストン近郊のリゾート地として知られるCape Codに魚釣りに行ってきました。

Cape Codとは、ボストンから車で2時間程度のところにある、大西洋に釣り針のような形で突き出た半島で、砂州のような形をしていますが、実際は2万年ほど前に氷河によって削り出される形で形作られたようです。
その半島沿いに広がるビーチを求めてボストンだけでなくNYなどから夏には多くの人たちが集まる場所であり、ケネディ家の別荘などもあったりします。
その一方半島の周辺には豊かな漁場が広がっており、漁業基地及びフィッシングのメッカとして、またその魚を求めて集まるホエールウォッチングでも有名です。

環境勉強会とは直接関係がないのですが、漁獲量の減少について勉強したこともあり、漁業を体験してみよう(かなり違いますが)ということで、今回小型漁船に乗り込み鯛釣りに挑戦することにしました(このほか、半島内の湖等でのfly fishing、外洋でのtuna fishingやshark fishingなどのSport fishingもかなり行われているようです。)。

自分は地元のお堀や小さな川で、多少釣りをしたことはありますが、かれこれ、10年以上釣り竿を握ったことが無く、今回もまあ1匹釣れれば大成功と思っていましたが、Cape Codの南側にはかなりの数の鯛(scup)やSea bassが生息しているのか、2時間少々の海釣り体験で、5匹のそこそこ大きい鯛を釣ることができました。そして、1名を除きほとんど釣り経験がない8人で、計50匹近くの鯛をつり上げることができました。

MAの州法では、10.5インチ(約30センチ弱)以下の鯛及び12インチ以下のSea bassを捕ることは禁止されており、今回の釣りでも、小さめの鯛を釣ったときはチェックしてもらい、小さかった場合はリリースするようにしていました。また、鯛の場合1回の漁獲量がrecrational fishingの場合一人25匹に制限されています。
MAの海洋水産部のHPによれば、鯛の漁獲のうち3分の1はrecreational fishingに割り当てられており、釣りをやらない自分としては、その割当量の多さに驚きました。
しかし、ピーク時には1年に1200万匹がrecreational fishingで捕られていたようで、捕っていい魚の大きさを徐々に大きくすることなどにより、その漁獲量を100万匹程度に抑えてきたようです。海釣りでもrecreational fishingでかなりの環境へのインパクトがあるようです。

ただ、今回の釣りでも、簡単な釣り竿で、釣り針に貝やいかをつけるだけのシンプルなえさで、素人が釣り堀なんか比べものにならないほどおもしろいほどつり上げることができたことを考えると、大量に釣り客が押し寄せた場合、そのインパクトはかなりのものになるだろうとは感じたところです。

釣った鯛は、上陸後、近くのキャンピングサイトで、お刺身、ホイル焼き、スープ等にしておいしくいただきました。
久しぶりのお刺身は本当においしかったです。

0

2007/4/13

松坂フェンウェイパーク登場!  スポーツ

すっかり松坂応援ブログのようになってしまいましたが、先日の松坂フェンウェイパーク初登場試合を観戦してきました。

フェンウェイパークに行ったのは、昨年の9月以来2回目ですが、既に地区優勝の可能性が無くなって消化試合モードの9月の試合と異なり、開幕直後の大リーグは、みんなの期待が満ちあふれる独特の雰囲気を醸し出していました。しかも、ボストンでも既に人気者となりつつある松坂の初登場、まるで、開幕試合のような異様な雰囲気に満ちあふれていました。
球場の周辺には「ようこそ」と日本語で書かれた、松坂の写真入り看板や、レストランや屋台に日本語表示が見られるなど、日本人を意識したのか(それとも松坂を意識した装飾か)保守的なボストンには珍しく、日本語表示が目に付きました。マリナーズの本拠地セーフィコフィールドでは、球場内のあらゆる場所が日本語並記されていましたが、まだフェンウェイパークはそこまではいかないようです。でもしばらくしたら、それと同等のれべるになるのかもしれません。

既に日本でも放映されていると思いますが、スターティングメンバーの紹介の際には、松坂はまず日本語で紹介され、その後英語での紹介がおこなわれたり、空振りか見逃しでストライク(三振ではない)を取るたびに、大歓声があがるなど、本当に松坂一色でした。隣りに座っていたアメリカ人も、「城島は松坂と同じリーグだったのか?」(この試合で2回2塁打を打ったので、相性がいいのか気になったよう)、「100球前後で交代するのは日本では普通だったのか」など、結構細かい質問をしてくるなど、周囲の松坂に対する関心の高さがうかがえました。

まあ、試合結果は既報の通り、イチローは完璧に押さえたものの、ボールが先行する場面が多いなどぴりっとせず、何とか7回を3点でおさえたという内容で、しかも、マリナーズの投手に危うくノーヒットノーランを達成させられそうになるなど、レッドソックスファンには不満の残る内容でした。この試合で一番大きな歓声が上がったのは、実は8回にレッドソックスがかろうじてヒットを打ったときだったかもしれません。

ところで、レッドソックスのチケットですが、正規のルートHPや球場などで手に入れようとするならば、現時点ではほぼ不可能といえるでしょう(自分は12月にネットで入手しました。)。しかし、現地の日系旅行会社等を使えば、何とか手に入るよう(実際現地在住日本人の多くはそうやって手に入れたようです。)。もし、どうしても松坂の試合を見たい場合には、ボストンの日系旅行会社に問い合わせてみるのがいいのではないでしょうか。

クリックすると元のサイズで表示します
※初球を投げる直前の松坂

クリックすると元のサイズで表示します
※松坂対イチロー
0

2007/4/6

1000hit!!感謝。and Dice-KKKKKKKKKK!  スポーツ

大変ご無沙汰しております。
そして、その間に1000hit!
半月に1度程度の更新にもかかわらず、このブログに足を運んでいただいた皆さん、大変ありがとうございます。学期末に向けて多忙なため、今後1ヶ月にかけても、どれだけ更新できるかわかりませんが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

クリックすると元のサイズで表示します

さて、ボストンの今日の話題と言えば、松坂大輔初登板初勝利!地元紙Boston Globeも、一面から松坂一色です。同紙は、松坂の活躍だけでなく、六本木のスポーツバー「ブレーンバスター」で深夜に観戦する日本の人々の様子について特集記事を載せるなど、気合いの入れ方が半端ではありません。
実際の記事の中身はこちら。
Dice-KKKKKKKKKK!

In Japan, they rooted all night

デーゲームということもあり、テレビ観戦はできませんでしたが、相変わらず立ち上がりは不安なところがあるにせよ、なかなかの出来だったと思います。これで、11日のホーム、マリナーズ戦(球場で観戦予定!!)が大変楽しみになってきました。

ということで、今日朝から5時間かけて行われた、チームプロジェクトのミーティングも、松坂の話題で大盛り上がりと言いたいところですが、残念ながら、我々のチームは、自分を除く4人はアメリカ人女性、しかも、ボストン以外の出身ということもあり、この話題についてはわずか1分……さびしすぎます。

それでも、ようやく今日ドラフトが完成し、後は、仕上げと、Final presentationを残すのみになりました。しかし、既にドラフトの段階で、許容ページ数を10ページオーバーする75ページ、引用の数は100を超えている状況をどのように収拾するかは悩ましいところです。
0

2007/3/11

引きこもりは環境保護?  環境

金曜日は、エネルギー&環境勉強会。テーマはIPCCの第4次報告についてでした。2月に一通りは目を通したものの、勉強会という形で議論すると理解が深まります。

最近はジャーナルレビューということで、2週間に1回特定の環境問題にかかる論文について取り上げ、議論をする形式となり、これまでにも、イギリスで温暖化対策の経済的効果について論じたStern Reportや、今後50年以内に多くの魚が絶滅すると論じたNatureの論文、Natureの中国の環境問題特集について議論しました。Stern reportなどは授業でも議論しましたが、参加者に経済の専門家がいる中で議論すると、より議論が深まります。やはり、医者・科学者から、政策担当者、経済学者まで幅広い分野の人たちが集まるボストンの日本人ネットワークの強みといえるでしょう。

勉強会での議論はさておき、その後の食事会の場で盛り上がったのが、結婚(というより晩婚化に伴う出産の非効率化)についてと、引きこもりの環境効果について……でした。
前者は今回の参加者のほとんどが未婚者だったことから当然出てくる話題としても、後者は寒くてみな引きこもりがちになる今のボストンならではの話題といえるでしょう。
最初は、代数学者は引きこもる、建築系の人はコミュニケーションが重要なので引きこもらない、官僚はそもそも霞ヶ関に引きこもっているみたいな話だったのですが、勉強会の流れから、引きこもることで、環境派と言って、車でアウトドア活動をするよりは環境にやさしいのではという話になってしまいました。

まあ、引きこもりといえども一人暮らしで四六時中家の電気を使い、また消費電力の大きいパソコンをつけっぱなしにしてしまえば、決して環境にやさしいといえないのかもしれませんが、仕事だけして家にいるときは寝ているのであれば、環境負荷は小さいのかもしれません。さらに結婚せずに子供もつくらなければ、将来の環境負荷も小さくなるし…
でもやはり、一人世帯の増加は環境負荷を大きくするので、環境にやさしい引きこもりをめ目指すならば、実家でするのがベターかもしれません。

30代の将来有望な研究者(研究者ではない自分は除く)たちが何を議論しているのかという感じですが、こういったニッチでくだらない世界でも、真剣に分析してしまうのが研究者たるゆえんなのかもしれません。常識(世間では常識ではないのかもしれませんが)に凝り固まった議論しかできない人が増えつつある公務員(自分もその一人になりつつありましたが。)同士の議論よりは、数倍面白かったりします。

そんな引きこもりの話をしているうちに、今週末はようやく暖かくなりました。日もだいぶ高くなってきたところでもありますし、自分もそろそろ学校と家との往復ではなく、久しぶりにチャールズリバー(自分が住んでいるCambridgeとボストン中心部を分ける川)をわたってDawntownにでかけようかなと感じた今日この頃です。

追記:今日からサマータイムが始まっていることに夜になってから気が付きました。どうりで、6時過ぎても明るいわけです。携帯もパソコンも勝手に時間が変更になるため、全然気が付きませんでした。まあ世の中も混乱がないわけです。
0

2007/3/6

寒すぎる……  大学生活

暖かくなったと書いたとたんに、寒波が到来してしまいました。
日本はフェーン現象で気温が上昇しているようですが、今日のボストンの最低気温は−15℃、しかも風が非常に強いため、体感温度は−20℃以下に感じられます。
10分以上外を歩いていると、あまりの風と寒さで、顔の感覚が麻痺してきます。正直言って、こんな寒さは初めての体験でした。まだまだ春は遠いのかもしれません。

春学期は4つの授業をとっているところですが、先日取り上げたField Projects以外に今学期は経済学(Economics for policy and planning analysis)が必修授業として課されています。基本的には近代経済学についてひととおりさらいつつ、それぞれの要素について環境保護および都市計画の観点からどのように分析することができるかを考察するものです。
しかし、経済学の素養が前提とされているものではないため、大学である程度経済を勉強した人間にとってはかなり退屈なものがあります。自分は社会学部出身で、あまり経済学は導入の授業と、試験勉強でしか勉強しなかったところではありますが、それでも、授業自体は余裕を感じさせます。ただ、授業の内容に比べテストの内容が格段に難しいのが問題です。(まったく授業で触れなかったハイエクの理論に基づく市場重視政策と、同時期の環境政策の関係について論ぜよなど。)。

まあ、大学院レベルになっても、一般の学部は生徒の数学に関するレベルはそれほど高くないようで(GREのmathのレベルから察せられますが…)数学的要素が出てくると、ゲームをやりながら理解を深めようとするなど、大学院の授業とは思えない光景が広がったりすることはよくあります。
今日はLaw of Diminishing Reterns(収穫逓減の法則)を理解するために、Ritzとピーナツバターとナイフを持ってきて、労働者が一人増えるにしたがって、1分間にピーナツバター入りリッツの量がどのように変化するかについての実践が行われていました。まあ、こういった実験にお菓子を使うところはアメリカらしいといえますが、こういう光景だけ切り取ると、本当に大学院の授業なのかと疑われてしまいそうです。

まだまだ20時間のGISチュートリアルが半分しか終わっていませんが(今週中に終わらせる予定)、暗くなって帰り道で凍死する前に早めに家に帰ろうと思います。
0

2007/3/1

春学期も半分過ぎて  大学生活

前回の投稿からすっかり間が開いてしまいました。
一度さぼってしまうと、授業で忙しいこともあり、ずるずると投稿しない日が続いてしまいます。そうこうしているうちに3月になってしまいました…

東京は結局雪が降らなかったようですが、ボストンは、春を目前に控えて毎週ある程度の雪が降る日々が続いています。ただ、雪が降るごとに徐々に日中の気温が上がりつつあり、ようやく春の近づきを感じつつあります。

学校のほうは丁度春学期の折り返し地点を迎えています。今回受講している授業は4つとも、学期末に20ページ程度のProjectを提出することが義務付けられており、そろそろそれらのドラフト作成にかからなければと思うとSpring Breakが近づいても浮かれた気分にはなれません。

どうも、旅行記ばかりで、あまり学校のことを書いていなかったようなので、今日は現在受講している授業のひとつを紹介します。

4つ受講している授業の中で一番タフなのはField Projectsでしょうか。
この授業は自分の所属するUEP(Department of Urban and Environmental Policy and Planning)の看板授業?のひとつで、クラスが4〜5人単位の10チームに分かれ、それぞれが、クライアント(市又はNGO)の要望に沿ってリサーチを進めるものです。まあ、授業という形でのインターンシップみたいなものでしょうか?

自分は、野生生物の保護、特に土地を買い上げてEco system全体の保護を進めていることで有名なThe Nature Conservancyの依頼を受けて、地球温暖化に伴う水生生物の影響と、適応策(adaptation)について調査をしています。ほかには、チャイナタウンの再生や、ボストン市内の主要交通機関である地下鉄(通称T)の延伸計画についてなどのぷろじぇくとがあります。
調査の方法としては、文献調査とインタビューがあるのですが、自分がまったく仕事をしてこなかった野生生物問題ということもあり、専門家へのインタビューにはかなり四苦八苦をしているところです。まあ、ただでさえ単語が出てこないところ、専門用語になるともうお手上げという感じです…
ただ、日本ではあまり注目されていない温暖化の適応策について、まとめて取り組めるのは勉強になります。
まあ、アメリカも温暖化の適応策自体はあまり進んでいませんが、危機に瀕した野生生物の移住についてはかなりの事例があるところであり、それらの事例との組み合わせにより、何とか役立つレポートが作れればいいなと感じているところです。

ところで、環境問題、都市問題を勉強していると、どうしても切り離せないのがGISです。仕事をしていたころは、政府の科学技術政策の一環として○○(例えば環境アセスメントなど)についてGISの利用を推進しているということを報告することでくらいしか接したことがありませんでしたが、こちらでは、どんなリサーチにおいてもGISを使うことが奨励されています。日本に戻ってもGISを使うこと自体はなく作業はコンサルに丸投げなのでしょうが、使い方を知っているだけでも、各種報告書や啓発資料のイメージ作りに役に立ちそうな気はします。というか、チームの中でGIS担当になってしまったので、そろそろやっつけで勉強しなければならなそうですが…チュートリアルが20時間分あると聞いてかなりブルーになっている今日この頃です。
0

2007/1/27

フロリダ旅行(5) EvergradesU  旅行

最近ボストンはかなり寒い日が続いています。ボストンらしいと言えばそれまでなのですが、静岡・東京と暖かい冬になれてきた身にしてみると、常に氷点下5℃以下の状況はかなりしんどいものがあり、学校が休みだと家からほとんどでなくなってしまいます。今日は、幸い日本人研究者交流会があったので外出しましたが、その話は明日書かせてもらうことにして、フロリダ旅行最終日について、ようやく掲載します。

同行していた同期は、早朝の便でNYに帰ってしまったので、この日はいつもの自分の旅行通り一人旅でした。本当は、この日はフロリダにあるもう一つの国立公園であるByscayne national parkに行く予定だったのですが、寝坊したこともあり、フロリダ空港から1時間かかるVisiter Centerから10時発のグラスボート(そこがガラス張りで、そこから珊瑚礁や生き物などを観察できるものです。)にはとても間に合いそうになかったので、これは断念し、cypress(イトスギ)が繁茂するBig Cypress National Preserveと、エバーグレイズ国立公園の北側を散策することにしました。

マイアミからは、フロリダ半島を横断する形で、国道41号線が走っており、これを利用することによって、エバーグレイズ国立公園の広大な大湿原の中心にあるSyark Vallyや、西端のEvergraes Cityに行くことが可能なのですが、この道路大湿原の真ん中を貫通しているため、湿原の水脈を断ち切ってしまい、湿原に多大なダメージを与えています。そのため、最近になって水脈を回復するためにこの道路下に何個か水門を設けるとともに、人口のクリークを作って水を誘導したりしています。自然公園を訪れるための道がその自然を脅かしているというのは何とも皮肉な結果です。まあ、之を利用しているからこそ自分もこの地に来れるので、強くは非難できませんが。

クリックすると元のサイズで表示します
※国道沿いの水門です。

まず訪れたBig Cypress自然保護区はこの湿地帯の西側にある比較的乾いた地域で、トレイルを1時間以上歩くとcypressやRoyal Palmが群生するところが見れるはずなんですが、さすがに一人で人気のないトレイルを往復2時間以上歩くのは気が進まなかったので、30分ほど歩いて戻ってきてしまいました。

クリックすると元のサイズで表示します

でもそのおかげでちょうど夕刻前にSyark Vallayのトラムツアーに参加することができました。
ちょうどエバーグレイズの中心にあるSyark Vallayでは、ビジターセンターから、南に向かって1周25km程度の観察路が設けられており、その道を2時間ほどかけてオープンカーのトラムで回るトラムツアーが1〜2時間に1本程度出ています。
今回ちょうど夕刻という時間が良かったのか、想像以上にたくさんの野鳥を見ることができました。南端のフラミンゴもマングローブを観察するには最適ですが、野鳥をたくさんみたいと言う場合には、このSyark Vallayがお勧めです。アリゲーターもたくさん見ることができましたし、ツアーの前にエバーグレイズの現状について20分程度のレクチャーを受けることができたりするなど、大満足の内容でした。

ツアーから戻った後は、急いで車を返却し(ここで給油の際再度バンパーをこすってしまいましたが……)、空港でキューバンサンドイッチを食べ(あまりおいしくありませんでしたが……)、ボストンに着いたのはちょうど日の変わった頃でした。
でもこのころはまだエルニーニョの影響でそんなに寒くなかったのはもう遠い記憶です。

ところで、今回の旅の同行者R氏も、この旅についてブログで掲載しています。ほとんど更新しない自分に比べ、環境を話題として充実した情報提供を日々行っていますので、こちらも是非のぞいてみてください。
R氏の3R・イン・ニューヨーク"フロリダ・エバーグレーズ国立公園の大湿原と自然再生"

最後に、最終日に撮った野鳥及びアリゲーターの写真を載せて今回の旅行記を終了します。今度はどこの国立公園に行こうかなぁ。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
※Purple Gallinue、美しい羽が特徴的です。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
※見にくいかもしれまんが、アリゲーターの子供です。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ