大阪からこの地へ引越しをしてきて来年1月7日で丸6年を迎えます。
大阪の時代からお世話になっている皆様、こちらへ引っ越してきてから安全・安心な農作物を応援いただいている皆様、平素は我々が実践している無農薬・有機肥料での農業にご理解をいただきまして誠に有り難うございます。
私が田舎へ引っ越そうと思ったきっかけは、今から10年ほど前のある環境セミナーでした。当時、印刷関連の会社をやっていたわけですが、そのセミナーを聞いてからは、自分の仕事に納得がいかなくなってしまいました。
試行錯誤の時期が5年ほど続きましたが、最終的な決断は大阪での仕事に幕引きをして田舎でまったく違った価値観で仕事をすることでした。
こちらへ来てからしようと思ったことは、自分の食べ物は出来るだけ自分で作ろうということでした。もちろん農薬なんて使うつもりはまったくありませんでした。おかげさまで米作りも五回目というベテラン?になりました。
もう一点は、地元の農家の人に無農薬の農業を実践していただこうということでした。無農薬のセミナーを開いたり、視察に行ったりといろいろ試みました。
かなりの人が関心は示してくれるのですが、農家の方の壁はかなり高いもので、実践をする人はなかなか現れませんでした。
そんな中で、那須光浩さんと下垣幸夫さんが一緒にしていただくことになり、三人で
“のらくらふぁーむ”を立ち上げ、梅とみかんを共同で作るようになり3年間一緒に作業をしました。
しかし、私が地域の区長の仕事を任されて行政との関わりに時間をとられたり、下垣さんが身体を壊したりといろんなことが重なり、“のらくらふぁーむ”は解散し、自分たちで無農薬農業を実践することになりました。
その後も、私は梅やみかんを作る傍ら、
“農家の軒先野菜”に力を入れてきました。
“農家の軒先野菜”とは、地元の農家の人が自家用に作っている野菜を少し多く作っていただき、それを皆さんに送らせていただいているというものです。農家の自家用野菜は農薬を使用しませんし、旬の野菜で栄養満点です。
皆さんに喜んでいただくことが地元のおじいちゃんやおばあちゃん達のやりがいにもつながり、地域の活性化にもなります。
そのように田舎暮らしを楽しみながらいろんなことを実践しているのですが、
今年はみかんが裏年で非常に少ないのです。その上に温暖化のせいかカメムシが異常発生をして、みかんが壊滅的な被害を受けてしまいました。
これらの状況の中で、今後のことをいろいろ考えました。
区長の勤めをしながら、梅やみかんを作り、地域活性化のために“農家の軒先野菜”を広める活動・・・これだけのことすべてをこなすのは、ちょっと無理があるように感じたからです。
私が田舎へきた目的の重要な部分に、地域づくりというのがあります。そのためにこちらへ来る時に、NPO地球のまちと環境づくりネットワークを立ち上げていたのです。
今回のみかん畑の状況や今後のことを真剣に考えて悩みましたが、梅作りとみかん作りは止めにして地域づくりに専念することにしました。
ご報告することが非常に遅くなってしまい、皆様のご期待に沿えず本当に申し訳なく思います。
今後は
“農家の軒先野菜”を広めて地域の活性化のために頑張ろうと思います。
もし、皆様の中で、安全安心の野菜に興味がある方は、みかんや梅と同様に“農家の軒先野菜”を応援いただければありがたいと思います。
野菜は毎日の生活に欠くことが出来ない食品です。
空気や水と同様に人間が生きていくうえでも本当に必要なものです。
私たちのように自分で作った野菜を自分で食べられる人間は本当に幸せだとこちらへ来てから実感いたします。
尚、今回はご紹介できませんが、次回からは私と同様に無農薬のみかんや梅を作られている方がいます。以前、“のらくらふぁーむ”で一緒にやっていた那須光浩さんもそのお一人です。
そのような方をご紹介したり、いろんな情報を提供することをご希望される方はメールアドレス(携帯電話、パソコンどちらでもOK)を下記のアドレスからご登録ください。
takahashi@3works.net
権野みかんのご案内は以上のような事情で今後続けることは出来ませんが、これからも様々な形で応援いただければありがたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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