斉藤鉄夫環境大臣は「朱鷺」の分散飼育地に出雲市を選定したと発表した。
「ニッポニア・ニッポン」と学名がついた朱鷺は、世界に中国の漢中と日本の佐渡そして韓国(この間供与された)の三国にしかいない、貴重な鳥だ。
鳥インフルエンザの危険回避や遺伝的に多様性をもたらすために、分散飼育がおこなわれる、その大切な役割を今回出雲市が担うことになった。
大変うれしい出来事であるとともに、責任の重さも同時に感じる出来事だ。
日本にいる朱鷺は120羽、正確には、先日放鳥された10羽うちの1羽がタヌキに襲われ残念ながら死んでしまい119羽になった。
そのうちの4羽がやってくるのだ。
朱鷺は最初に天皇陛下が中国からいただいた3羽を除き、産まれた子を含め、すべて借りものとなる。
すなわち、出雲で繁殖したヒナもすべて返すような取り決めになっているのだ。
ちなみに多摩動物園で今年産まれた8羽はすべて、佐渡に返っていた
当市の中尾部長が半分真顔で「羽一本、糞ひとつまでも中国に権利があるんです」と言っていたが、まんざら嘘ではなかったようだ。
飼育地選定結果発表に先立ち私と勝部議員は、佐渡市の「佐渡とき保護センター」へ視察に行った、12月18日朝、発表のある一日前だ。
小雨の降る人影の無いトキの森公園を抜けると、木作りで頑丈そうな門の奥に建っていた。
出発前に中尾部長から随分脅かされていたので、私たちの言動・行動がマイナスになってはいけないと、慎重に言葉を選びながらの視察となった。

戸貝所長と

全120羽の系図ボード

友友、洋洋(最初に日本にきた朱鷺)一家

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