2007/4/10

イースター休暇  
今週末はドイツはイースターの連休で、ドイツ人らは家族
の元でこのイエスの復活を祝う。今は厳密な宗教的な意味
もなくなってきているとはいえ、この時期が近くなると
街は彩り豊かな卵グッズであふれかえる。学生達も大抵は
故郷に帰り、家族と共にこの春うららかな祝日を楽しむよう
だ。

私もドイツに来て2年半が過ぎたが、いまだこの行事に
馴染めず単なる連休としか見れない。そう言えば去年は友人
を訪ねにスペインに行った。今年もどこか遠出できれば
いいなと期待していた。

それが結局、自宅&近くの公園でずっと過ごす羽目になって
しまった。新学期が始まって早くも1週間。最初の1週間は
どの授業もオリエンティーリングが多いので楽かなと思いきや
そんなことはなし。早くも悪夢が始まってしまった。「ドイツ
政治」の授業で来週までにレポート3枚という宿題が課されて
しまったのだ。ドイツの大学のレポートはそんな簡単に書ける
ものではない。まずテーマが与えられ、それについて相当な
量の文献を読みこなし論理的に考えをまとめていく必要がある。
私の場合は、まずこの文献探しと読解に多くの時間を要する。
ドイツ語見たくない症候群にかかりやすいときでもある。

リサーチの合間を縫って、夫とよく公園に散歩に行った。
この公園にはかるがも、白鳥、その他様々な水鳥たちがいて、
市民の心を和ませてくれている。

このイースターで覚えたことは、公園のベンチで本を読む幸せ。
机の上よりも以外に集中できる。自然の空気、風景、動物達
の存在が疲れきった脳の活性化に役に立ってるのかも?
同時に精神も癒されるからストレスも感じにくい。

明日からまた1週間が始まる。今週こそまめに日記を書きたい。



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2007/4/1

ドイツの日曜日  
今日も触れる空気が心地よい暖かな日だった。

ドイツの日曜日は基本的に飲食店・ガソリンスタンド以外の全ての店
が閉まる。さぞ街はひっそりと静まりかえっているのではと思うかも
しれないが、結構な人出でごった返す。店もやっていないのになぜ?
と思うかもしれないが、ドイツ人は散歩&ウインドー・ショッピング
が大好き。こうも天気がよい日だと尚更だ。サングラスを身につけ
さっそうと歩く人々。カフェ前にはテラス席が並び、シャンパン・
グラスを片手に優雅に会話を楽しむ人も。どんよりとした長い冬から
やっと抜け出し、太陽が輝き始めるこの季節を心から謳歌している
ようだ。

私たちは友人夫婦と共にランチに散歩。
ドイツに来て本当によく散歩をするようになった。美しい緑、街並を
眺めながら会話を楽しめるこの環境は大のお気に入り。思えば東京に
いた頃、週末とくれば都心に出かけ買い物ばかりしていた。

ドイツは日曜日は店が閉まるから不便という声もあるが、私は反対に
開いて欲しくない。商業的な欲望から離れた時間は貴重だ。
そんな1日があってもいい。

明日から大学の新学期が始まる。今学期こそノートがまともにとれる
ようになりたい。ドイツ人学生らと対等に議論ができるようになりたい。
エイプリルフールの発言だったと影でささやかれないよう頑張るぞー!

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2007/3/31

かるがもとの出会い  
昨日やっと課題のレポートを大学に提出し、久々にゆっくり迎えた週末。
ドイツはすっかり春の陽気で、誘われるようにまずは買い物と思い車を
出そうとしたところ、マンションの小道から突然かるがも一家が出て
きた。この界隈は街中に近い住宅街で、彼らの出現は決して普通の
出来事ではない。一瞬目を疑ったが、車の往来も頻繁にある所なだけに
心配になり、自分たちの車なぞそっちのけで彼らを追っかけてみること
にした。

母を先頭にヒヨコよりも小さい雛鳥たちが10匹も群をなし、
アスファルトの道を行進する。司令塔の母鳥は行き先を熟知している
ようで、迷いを感じさせない堂々とした足取り。どうやら近くの大きな
公園を目指しているようだ。

それにしてもこのかるがも一家、水辺で暮らしているはずがどうして
こんな住宅地に迷い混んでしてしまったのだろう。古巣では飽き足らず
新天地を目指したのか、それとも人間界を覗きに散歩でもして来たの
だろうか。そう言えばドイツの公園は春になってさらに散歩をしている
人間らで混んできたから、息苦しくなって抜け出したくなったのかな。

それはそうと、ここから公園の池に向かうには大きな難関が待っている。
まず1qほどの距離があり、大きな車道を越えずしては到着は不可能。
私達は彼らのボディーガードになることし、かるがもの行進に参加する
ことに。それにしても彼らは本当に歩くのが早い。人間も顔負けだ。

10分ぐらいして大道路にぶち当たる。先頭を構える母鳥は平気な顔を
して歩道の縁石を降り、果敢に車道を渡ろうとする。私は通じるはずも
ないドイツ語で「Nein、ナイ−ン!危ない、戻れ!」などと叫んでいた。
夫は冷静で道路に飛び出し、車を止めるサインを出し始めた。いつも
母鳥にぴったりとくっついている雛鳥たちもさすがに危険を感じたのか
縁石から中々降りようとしない。すでに降りている母鳥はついてこない
子供達にすぐに気づき、後ろを振り返る。説得できたのか数秒後には
10匹の雛鳥たちもそれこそ清水の舞台から飛び下りる勢いで縁石を
降り、車道横断に挑戦していた。
(それにしても母はどこの世界でも強し!また鳥達も会話をしている
ことを実感。当たり前のことながら妙に感心してしまった・・)

あ〜、このときのシーンを写真に収めておけばよかった。久々に感動
した瞬間でした。私たちのガードに守られ、かるがも一家は無事に
車道を渡り、公園に入り池に飛び込んだのでした。久々の水との出会い
だったのか一家たちは嬉しそうに水遊びを始め、それを目を細めて
眺めている私たち。めでたし、めでたし。

ちょっとしたドラマを味わった3月最後の土曜日でした。







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