以下に、当研究所でEメールでの日記指導を10回受けられたC子さんより、昨年お寄せいただきました文章をご紹介します。
以前は寝てばかりの事が多く、そういう日は、上手く行動できずに苛々したり、憂鬱になった。
日記指導以前は、その状態を責める自分もいた。
日記指導を受けて、上手く行動できなければ、苛々するのも、憂鬱になるのも心の自然な反応だと思えるようになり、また、心が晴れない(あるいは高揚しすぎの)時は、行動も思うようにできない事も当たり前だと思えるようになった。
精神科にかかる以前から、私は心の声を聞かず、心と体が一体ではない状態で生活してきたのだと思った。
心の声・体の状態に気を配ることの大切さを学ぶ事が出来た。
そして、日記というものの見方も変わった。
今まで日記は続けられないと思っていたが、長々と書かず、その日したこと、一番心に残った事をメモするだけでも日記になるのだと思った。
日々の記録なのだから、それで充分で、その方が続けられると思った。
毎日少しの積み重ねではあるが、行動を日記という形で残す事で、その日の状態だけにとらわれず、心身の状態は日々変化する事も実感できた。
簡潔に日記を書くことは今後も続けていきたいと思う。
10回に指導を延長し、良かったと思う。
私の場合、5回目位から日記指導の効果を実感し始めた為、森田療法を生活に取り入れたいとの思いから延長を希望した。
10回(10週間)という期間は、自分の行動の日々の変化、そして、初めと終わりの変化を見るのに長すぎず短すぎず、ちょうど良いと思った。
即効性を謳う療法が多いが、やはり胡散臭さを感じる。
生活に上手く取り入れ、少しずつじっくりと取り組める療法の方が結果として個人差はあれ近道になると思う。
特にうつ・神経症は、思考や行動という生き方に直結する症状だと思うので、森田療法は考えや行動の癖を見直すのにいい療法であると思った。
日記指導を通して、「実践」と「自身の体験」の大切さを感じた。
これからも学んだ事を生かした生活を送りたいと思う。
この文章をお寄せいただいた後に、C子さんより「まだ寝込む日も多いですが、先日(主治医より)、就寝前の薬は必要な時のみでよいと言われました。小さな行動の変化の積み重ねの結果と思うと嬉しいです。」という連絡をいただきました。
神奈川県鎌倉市のフォレスト・カウンセリング研究所(http://forest2004.hp.infoseek.co.jp)では、森田療法の日記指導を実施しています。お問い合わせ・お申し込みは、☎0467−23−3612(月曜から金曜:午前9時〜12時、土曜・日曜・祭日:午前9時〜午後9時)またはEメール:forest200311@hotmail.comまでお気軽にどうぞ。