いかじろう:「おう、お前さん、ちょっと聞いてくれよ!」
いかたろう:「また随分怒っているようだけど、どうしたんだい?」
いかじろう:「仕事の親方の話なんだけどね、前に口うるさい人だと言ったんだけどさぁ、腹黒い性格でもあるからね、毎日あのおやじの顔を見るだけで、腹が立ってしょうがねえんだよ!」
いかたろう:「だけねぇ、腹の立った怒った顔で、毎日親方と会うわけにもいかねえだろ?」
いかじろう:「まあ、そうだ。」
いかたろう:「一応仕事の上では親方なんだから、会った時には愛想笑いの一つでも浮かべて、その場をとりつくろっていりゃあいいんだよ。」
いかじろう:「そうか!その場では、ポーズだけでもよくしてりゃあいいんだな!!」
いかたろう:「全くその通りだ!今日のいかじろうさん、随分冴(さ)えているじゃねえか!」