
竜巻の日の夜
2012年5月6日午後1時頃始まった竜巻のニュースは思わずテレビの前に釘付けになるほどインパクトがあった。10年くらい前には北海道でも佐呂間町の竜巻に驚いたものだが、それを遙かにしのぐ規模で、地球の異変に思いを馳せると身震いする思いになった。
その日の夜、竜巻のテレビを見ている頭の上で小さくごろごろと雷鳴が聞こえていた。
雨が降り始めた。「えっ!}小さな恐怖が頭をかすめた。
さほどの時間差もなくパラパラと稲光がして窓の外が明るくなった。
「おやじ」には強いが地震・雷・火事にはめっぽう弱い家内がガタガタと家の中を動き出し、各電化用品の電源を引き抜きなさいっ!とほぼパニック状態。
私は娘に「このパニックに巻き込まれたらしなくていいケガをするからな」と言い聞かせている。
義母もその姿を眺めながら「父さんに似たんだね」などとのんびりムード。
そんな茶の間の雰囲気に余計腹が立つのかメインのブレーカーを引き落としてしまった。
真っ暗な中懐中電灯でキャンプ用のランタンをつけてとりあえず夕食を終えた。
とたん家の中が真っ白になるような稲光のあと地響きをさせて巨大雷鳴が轟いた。
道路の街灯が一斉に消えた。
私はパソコン関係のコンセントを全部引き抜いた。
外を見ると豪雨となっているが風はまるでない。
稲光や雷鳴は更に凄い。
街灯が再びついた。
この稲光で写真はどのていど写るのだろう・・・と思い二階の窓を開放して撮って見た。
大きな稲光の時は露出オーバーで真っ白、何も写っていない。
当てずっぽうにシャッターを押し続けて丁度いいのをUPして見た。
雷鳴稲妻は1時間にわたって続いたのは初めての体験だった。

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