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 物陰に隠れて、あるいは車両に乗って機銃を手に取る。
 5.56ミリの分隊支援火器から12.7ミリの重機関銃まで。人間個人が扱える様々な火器が砲火を集中させている。
 人間同士の戦闘なら多大な損害をもたらすであろう火力である。兵士が用いる代表的な小口径高速弾から、車両にまで効果がある50口径まで揃っているのだから。
 だが、相手が装甲をまとった戦闘車両であるならば話がかわってくる。
「ちくしょおおおおお!」
 射撃の反動で手がゆらされながらも引き金を引き絞り続ける兵士が叫ぶ。
 走り回る車両の上で12.7ミリの重機関銃を撃ちまくる男は、己の無力さを思い知らされていた。
 ゲリラ相手ならば十分に有効なこの火器も、今はたいしてあてにならない代物になっている。
 相手が悪すぎた。
 生身の人間や、屋根のないタイプの車両、軽度の装甲を施しただけの戦闘車両ならばこれでも十分役に立つ。だが、それ以上の装甲を持つ相手があらわれれば、これも無力となってしまう。
「くそ、くそ、くそ!」
 必死になって引き金を引く。
 しかし、相手は右に左に動き回りなかなか攻撃に当たってくれない。
 光を放つ曳光弾が示す射線の軌跡が、動き回る巨人へと向かっている事を示す。それが逆に抵抗の虚しさを醸し出してしまう。
 時折命中する事があっても、弾丸のほとんどが表面の装甲で火花になって終わってしまう。有効な打撃を与える事がないまま。
「おい、こっちに来るぞ」
 射撃しながら運転席に向かって叫ぶも、それが状況を好転させる事はなかった。
 無駄に弾丸をばらまく兵士と、彼の乗る車両に向かってきたそれは、右手に持った銃器を抱えると容赦なく引き金を引いた。
 人型戦闘兵器であるバーティカルマシン。
 それの持つ銃器は、容赦なく兵士と彼の乗っていた車両に狙いをつけ、弾丸を吐き出していく。
 兵士達の放っていた弾丸とは対称的に、人型兵器の銃弾は容易く車両を破壊し、人間を吹き飛ばして肉片にしていった。
 火力と装甲。
 そこにある歴然とした差を示した兵器は、残骸となった車両を横に進んでいく。
 二本の足についてる車輪は土煙をあげながら回り、次なる敵へと向かっていく。
 先程倒した兵士に気にも留めず。
 バーティカルマシンとこれを操縦する者からすれば、相手は倒すべき敵の一つにすぎず、それも大きな脅威ではない。今少し火力があれば、あと少しだけ装甲が施されていれば話は違っただろうが。
 フロンス連邦製バーティカルマシン、グランドスライダー「バンデーン」は、そんな「大した脅威ではない」者達を、容赦なく蹂躙していった。
 抵抗する兵士達が壊滅するまで、三十分もかからなかった。


「よーし」
 操縦席の中でジェラルド・ライスは、成果に少しだけ満足していた。
 戦闘力の差から考えれば、この戦闘は勝って当然である。負ける方がどうかしている。
 だが、部下として従えてるゲリラ達の今までからすれば、その勝利すらおぼつかない可能性があった。
 バーティカルマシンの操縦は出来ても、それを効果的に動かす戦術を知らない連中である。
 今回はその動かし方を実際にやってみる事を徹底させた。戦果などどうでも良い。そんなもの絶対に上がってくる。
 大事なのは、あげた戦果に対する損害の方だった。
 このあたりは本当に苦労した。
 文化の差というべきなのだろう。戦闘では真っ正面から相手にぶつかること、という考えがどうしても現地人にはある。それを払拭するのは並大抵ではなかった。
 訓練で何度言ってもきかず、鉄拳制裁をくらわしたこともある。
 が、それでもいっこうに言う事を聞かないので、ジェラルドはやむなく方針を変える事にした。
 すなわち、人を代える。
 兵隊として参加する連中だから、どうしても考え方が昔ながらのものになってしまう。伝統を殊更否定するつもりはないが、無意味にこだわってる連中に用はなかった。
 逆に、兵隊に不向きな連中を、正面切って戦うのを怖がる連中を集めた。現地人からすれば臆病者とそしられてるような者達である。
 元々戦闘に不向きな気質の連中だから引っ張ってくるのも容易ではなかった。
 それでも、脱走による銃殺をほのめかして無理矢理訓練に参加させた。
 結果は、思った以上に良い方向に転んだと言える。
 ともすればすぐに逃げだそうとするような気の弱い連中であるが、その分下手な行動はとろうとしなかった。
 それが今回の作戦では良い方向に出たようだ。
 誰もがブースターによる跳躍を使わなかった。ほとんど地上滑走で戦闘を切り抜けている。
 おっかなびっくりな所はあるが、それが地味ではあるが確実な戦果に結びついている。
 何より戦闘による被害が出ていない。これまでとは大きく違う。
「おーい、お前ら。聞こえてるか?」
 無線機越しに部下に呼びかける。
「あとはこのまま味方が車で警戒だ。何か見つけたら容赦なく撃て。遠慮も躊躇も必要ないからな」
『りょ、了解です』
『分かりました』
『は、はい』
 返ってくる声は一様にびびってる様子がにじみ出ている。初めての戦闘でそれなりのショックを受けてるのだろう。こればかりはしょうがない。
 だが、そのビビリっぷりが今はありがたい。蛮勇をふるわれるよりは。
「じゃ、そういう事で。間違っても俺に銃口を向けたりするなよ」
 念のためにそう言ってバンデーンを動かしていく。
 このあたりでは大事な水の浄化施設であるらしい。もともと外資系の企業が保有していたらしく、近隣の部落・集落などには用いられてなかったとか。そんな事からゲリラが奪還しようとしていたらしい。
 このあたりは水が貴重というほどではないが、生水を飲用可能にするための設備はさほど多くはない。そのため、こういった施設はそれなりに重要なようだ。
 たとえ、この施設を占拠したゲリラが、ここにある水を利用して周辺の者達に圧力をかける事になろうとも。
 ゲリラも善意でこういった社会資本・社会設備を奪取したわけではない。これを使って自分達に都合の良い状況を作り出していくのは目に見えている。
 もっとも、ゲリラがこれをどう活用するかを心配するよりも、この施設・設備をちゃんと維持できるのかを心配した方が良いかもしれないが。戦争ばかりやってるゲリラに、こういった設備の運用能力があるとはとても思えない。
 おそらく数ヶ月もしないで、ここの機能を低下させるだろう。一年以内に稼働停止に陥るのは容易く想像できる。
 それはジェラルドが心配するような事では無いが。
 ジェラルドがしなければならないのは、兵隊をどうにか使えるようにする事と、戦闘で勝利すること。それ以外はどうでも良い事だった。彼の生活は軍が保障してくれるのだから。
「さて、と」
 時計を見る。
 作戦通りならば、あと三十分ほどで後続部隊が到着の予定である。それまでどうやって時間を潰すかが問題だった。
(敵が来てくれりゃあありがたいが)
 物騒な事を考えながらもジェラルドは、黙って待つという一番の苦行に従事していく。
 新たな敵が来る可能性はかなり低いので、このまま後続部隊と交代になりそうではあったが。




<了>


********************************





 というところで一区切りです。
 続きが早めに書けるよう頑張りたいところ。




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