新宿西口、午前の5時の楽しみ方  日記

明朝5時過ぎ、私は無事に新宿西口小田急デパート前に到着。
バスシートの限られたスペースではぐっすり眠ることはできず車内灯にあわせて背伸びをすると体躯の節々に痛みが走った、それでも喉の痛みはマスクのおかげでひどくならすにすんだらしい。
寝ぼけた頭と顔と、楽に寝られるようにと選んだ薄汚い格好のまま新宿駅構内に入る。
時間つぶしによく使うのが「Q’s CAFE」 オープンは7時からだった。
さて、こまったぞ。自分には行き場が無い。

とりあえず階段の中二階にあるその CAFÉを素通りし、階段を一番下まで下りてみる。


人気の無いところで一服したい。


高速バスで日が昇る前に「東京」に辿りついた者には共通の法則?
行く先々に先住者がくたびれた様子で座り込んでいる。
私は何とかエレベーター前に居を構え、しばらく取り留めの無いことを考えていた。
薄汚いトレンチコートにぶかぶかの運動ズボン
前を歩いていった小父さんに「おはよう!」と元気に声をかけられ、チラッと彼の歩いていった方向をむくと
また頭をぺこり、と下げられた。



浮浪者と間違われた。



都会らしい温かさかな。

とにかく自分の居場所が無い。取り残された気分だ。自分が何のために生きているのか
そんな気さへして…


不思議と逆にパワーがでてきた。


出会いと再会の旅の in Tokyo  
幕開けはあたしをホームレスと間違ったおっさん。


サラリーマン、小ぎれいな男の子、女子高生、パッカー
いろんな人間が往来する。

私に見えるのは、小さく開いたコンパクトの中の私。
コラーゲン入りのメイク落としを化粧水代わりに、乳液・下地・ファンデを重ねてお粉。
眉・アイシャドウ・アイライン・マスカラ、チークを入れて

完成。
あたし始動。

薄地のトレンチをきれいに畳んでごろごろトランクに収納。
運動ズボンを膝までたくし上げ、ぐるぐる襟巻きをクビに巻きつける。


ホームレスだった私、スポーティなあたし。

日本の首都「東京」はどうも5時から5時半のあいだに動き出すらしい。
人の往来があわただしくなってきて。
私は居場所を別のエレベーターの前に移して壁になりすます。


日本の首都東京新宿駅、2人ほど壁に近づいてきてはその場を去った。
これからの日々に、期待で胸が一杯の私は、壁として東京新宿駅を楽しむ。


でもそろそろ壁はおなかが空いてきたから人間にもどろうかな。
カシャ
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今日は有楽町、東京国際フォーラムで開かれる「アグリビジネス創出フェア」に行ってきます !!
レポートお楽しみに!!





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