2006/11/26

盲目の少女と警察に追われる青年。二人の不思議な共同生活が始まった。
この作品は乙一の同名小説が原作だということで、
恐い、グロい映画じゃないかと少し心配してましたが、
今回はそういう部分が無かったので大丈夫でした。
原作の持つミステリーとしての物語自体の面白さが、
そのまま上手く演出されていると思う。
次の展開がどうなるのか、気になるという物語の面白さもあり、
ミステリーならではのどんでん返しもあり、
感動するようなシーンもあり。
とても面白い映画になっていると思います。
田中麗奈はだいぶいい年齢になってきているはずなのに、
まだまだ全然可愛らしい。可憐だ。
昨日、シネスイッチ銀座の初日舞台挨拶に行ってきました。
シネスイッチ銀座の初日舞台挨拶は当日の朝に整理券が配られるので、頑張って早起きして
8時30分ぐらいに現地に行きました。(整理券の配布は9時50分から)
その時間でも、7、80人ぐらいは既に並んでいたでしょうか。うーん。ミーハー根性丸出しで初日舞台挨拶に行くのも大変だ。
1時間ぐらい並んで、整理券をゲット、番号は50番台でしたが、なんとか席は先頭から2列目の席が確保できました。
観たのは13:40からの回でしたが、場所を選ばなければ、上映時間直前に来ても入場はできたみたいです。
舞台挨拶は上映後に行われ、天願大介監督、田中麗奈、チェン・ボーリン、宮地真緒の4人が登場しました。
あんまり話は多くなかったのですが、田中麗奈さんはこの映画への思い入れが強かったらしくて、この映画が自分の中で少しずつ形を変えていきながら心に残っていくみたいなことを言っていたのが印象的でした。
チェン・ボーリンは、映画の中で日本人と中国人のハーフの役で登場してたんですけど、通訳の方がついていて、映画の中ではかなりたどたどしいながらも日本語をちゃんとしゃべっていたのでそんなに日本語が話せないのか、とちょっとビックリしました。
彼は、どこか金城武に似ていますね。
天願監督、彼の監督作品で以前加藤晴彦主演の障害者の姿を描いた「AIKI」という映画を観たことがありますが、地に足がついた演出というか、しっかりとした演出というか、なかなかいい感じです。この作品では脚本・監督の両方をやられているみたいですが、やはり脚本・監督が同じ人がやっているとブレがないというか、その人が表現したいことがストレートに出てくる感じがいいですね。この作品もそんな作品だったと思います。
脚本は別な人に任せるとしても、少なくとも自分で脚本が書けるということは監督としては有利なことのように思います。
ちなみにこの天願監督は、故今村昌平監督の息子さんだとか。あとでパンフレットを見てビックリ。だからどうだってわけではないですが、息子の方も映画監督の才能はありそうですね。次回作が楽しみです。
警察に追われて、盲目の少女ミチル(田中麗奈)が一人暮らしする家に忍び込んだアキヒロ(チェン・ボーリン)。ミチルに気がつかれないように、息を殺し、気配を殺して隠れているアキヒロ。ところどころでニアミスしてしまい、気づかれてしまいそうになったときのドキドキ感はヘタなサスペンス映画よりもドキドキします。
数日間の無言の奇妙な同居生活を送るうちに、ミチルがアキヒロの存在に気がつく出来事が起こる。
お互いに言葉を交わすことも無く、その姿を見ることもできず、でも二人がうちとけあって、心がつながっていくところが、観ているこちらにもちゃんと伝わってくる。二人で無言で食事するシーン。このあたりは演技をしている田中麗奈、チェン・ボーリンの二人の演技も良かったし、演出もとても良かったように思います。
最後にアキヒロの語る言葉がとても印象的でした。この言葉がこの映画で一番伝えたいことだったのではないかと思います。
とても良い映画だと思います。オススメです。

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投稿者:gopats
サトウノリコさんへ
そうなんですよねー。乙一さんの作品は怖い・グロいという印象がずっとあったので、不安があったのですが、やさしい感じの映画に仕上がっていたので良かったです。