林は飲み込み、与える  林とこころ

24日土曜日は、朝いちばん、Mさんがトラクターで応援に来て散らばった薪を集めて

くれたので、ついでに残された腐った木片は林の中に運んでもらった。土に還元だ。

林とは本来こんな風に、何でも飲み込んでくれる、分解還元ヤードだった。ここに

持っていけば、ブラスチック以外はたいてい分解してくれる。これで、薪ヤードの中にも

苫東の刈り払いトラクターが入ってくれるだろう。



林はつくづく働き者だ。

なんでも飲み込んでくれるという話で思い出したが、アイヌの人たちは林は

ドラッグストアとみなしていたという。わたしたちも山菜など食料庫として見る

時期がある。燃料の倉庫ともいえる。ヨーロッパでは、ラブホテルだった、という。

姥捨て山でもあり、駆け込み寺でもあり、すべてが許される避難所、隠れ家、

すなわちアジールでもあった。森林で癒されるから病院でもあり、特に精神科や

セラピストだともいえる。そしてお墓用地である。



そして大事なことを忘れていた。元気な林ならCO2を吸って酸素を供給して

くれ、その収支はプラスである。日陰を作って、音も遮断する。昆虫を含む動物の

すみかでもある。バクテリア、菌糸、もろもろの植物もつながっている。



こうしてみると、林というのは機能が半端でないほど多岐多様で、深い。

わたしたちはそのほんの一部しか使えていない。特に腐るものを捨てる、

というのは盲点だった。禁じ手としてご法度にしていた。
雑木林&庭づくり研究室
http://hayashi-kokoro.com
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