「I藤」氏について語ってみよう。
彼を一言で語るとすれば変な奴ということになる。
何が変かって変だらけである。
きょうも彼に電話したらボソッと仕事ですよとのこと。
彼は休日出勤が大好き人間のようで休日の半分は会社にいる。
そんなに忙しく人使いの荒い会社かと思えばそうでもなさそうである。
何故なら彼の書くブログそしてあちこちのホームページへの書き込みチェックこれらは全て会社で行っている。
決して自宅では行わないのだ。
それにボロバイク。
バイクの前面がこれ以上ないというほどメチャメチャに破損している。
直せば良いものをこれなら誰にも盗まれないとか言ってどこに行くにもこのボロバイクで現れる。
確かにそこらの歩道に何日も放置しておいても盗まれたことはない。
その代わり放置車両違反とかの赤紙と出頭命令が舞い込んだ。
嗅覚も犬以上に鋭い。
おい飲むぞといっただけで場所も聞かずにバイクにまたがり走り出す。
ところが我々より先にちゃんと目的地に到着している。
さらに今日はわしのおごりだなどと言う時には約束の30分も前に来てたった今来ましたという顔で既に顔を赤くしている。
仲間たちの年齢にも詳しい。
おいあいつ幾つだと質問すると確かだれだれと一緒だから幾つと即座に返事がかえってくる。
人の歳などどうでも良いと思うのだが彼に言わせると違うらしい。
スポーツ系の人間はたとえ一歳違っても総理大臣と守衛くらいの差があり間違えたら大変とのことだ。
まだまだあるが書くのが嫌になってきた。最後に夜中の12時前後に松戸駅周辺に居る女は全部顔見知りだそうだ。
最近は八柱駅と新松戸駅周辺もテリトリーらしい。
これって何?
とにかく不思議な男であるがわしの最も気の許せる一人でもある。

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