2006/9/5
「リョービHR-100を使ってみて」
ツールあれこれ

細かな彫刻作品を作るために導入したリョービのホビールーターを使ってみて、ぽつぽつといくつか作品を作った雑感などを紹介しようと思います。
まあ、感想としましては「良くも悪くも思ったとおりだな〜」のひと言に終わってしまうような… って、これはあまりにお手抜きレビューですな。いかんいかん…
やはり、当初の想定どおり、本体がデカいため、取り回しに若干の難があります。しかし、30分も使っていれば「慣れ」ます。ハイ。もともと、この手の機種として一般的なドレメルの物よりも50g軽い機械ですから、このあたりは、実用に問題ありません。
モーターは回転数の調節ができますが、木工用途ですと低回転しか使いませんね。高回転域で作業をすると切削時の熱で材がコゲコゲになってしまいます。この手の加工機械で求められるのが、低回転時の「トルク」の問題ですが、これも必要にして十分なパワーだと思います。
指でつまんで回転を止めるのはムリです。硬いナラの木を加工した際も、切削の負荷に回転が負けることはありませんでした。やはり100Wのモーターパワーは余裕があります。購入時の心配ごとだった、回転軸のブレもほとんど(僕の素人目にはまったくと言っていいほど)ありません。
作業には、彫刻用のカッター目のビットと、ガラス彫刻などにも使えるハイスの研磨ビットを使っています。カッター目のビットに関しては、単一方向にしか回転しないこのホビールーターで問題ないのですが、研磨ビットを使う際は、逆回転機構がついていると便利だろうな〜と思います。
僕の作業ではあくまで「木工彫刻」ですので、ときに逆目(さかめ)を考え、ビットの回転方向を正・逆の切り替えがしたい時がままあるのですが、HR-100は回転の切り替えができません。でも、まあこのあたりに関しては購入時からわかってた事ですからね…
僕の評価としましては、カービングに使うこの手の切削機械としては1万円弱という価格帯でありながら、回転性能、加工性能においてはとても良い性能(安定した能力)を持っていて良い機械だと思います。やはり、加工機械を評価する時にもっとも大事なのは「パワー」と「精度」だと思います。
その点、HR-100は合格点です。取り回しの使い勝手や、正逆切り替えなどのオプション的な機能はもっと上の価格帯であれば手に入る機能です。HR-100は高いコストパフォーマンスと割り切った機械能力を持っていますから、ホビールーターを使ったモノ作りに取り組もう!と思っている人の入門機種としては良い選択ではないでしょうか?
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